フリーメールおすすめ5選!最適なサービスを選ぶポイントも紹介

フリーメールおすすめ5選!最適なサービスを選ぶポイントも紹介

スマートフォンの普及により、メールチェックをスマートフォンで済ませる人も多いかと思います。

その結果、キャリアメールに仕事用とプライベート用のメールが混在し、大切なメールを見逃してしまった経験がある人もいるでしょう。

そこで、キャリアメールとは別にフリーメールを登録しようと思っている人もいるのではないでしょうか。フリーメールのうち、おすすめできるサービスは5つあります。

この記事では、フリーメールの選び方や、利用するときの注意点についてわかりやすく解説します。

おすすめのフリーメールを知ることで、自分に合うサービスに登録でき、仕事やプライベートのメールのやり取りが快適にできるようになりますよ。

おすすめフリーメール5選

おすすめフリーメール5選

フリーメールを利用したいと思っても、多数あるフリーメールのなかから、どれを選べばよいのか悩むでしょう。

はじめに、おすすめのフリーメールを5つご紹介しますので、ぜひ選択肢に含めてみてください。

  • Gmail
  • Outlookメール
  • Yahoo!メール
  • AOLメール
  • iCloud Mail

それぞれのサービスを比較できる表やメリット・デメリットをまとめていますので、フリーメールを選ぶときにぜひ参考にしてください。

Gmail

Gmail

出典:機能|Gmail

メール名 Gmail
提供元 Google
容量 15GB
送付ファイル容量 25MB
セキュリティ対策 あり
スマートフォンアプリ あり
サービス内の広告 なし
アカウント作成時の電話番号登録 あり
有料プラン あり

Googleが提供する「Gmail」は、ビジネスやプライベート用など複数のメールアドレスを使い分けたい人におすすめなフリーメールです。

完全無料でアカウントの数に制限がない上に、優れたUIデザインで使いやすいのも嬉しいポイントです。

セキュリティ対策もしっかりしており、不審なメールは受信前にブロック。フィッシングメールも警告を表示します。

デメリットは、複数のメールアドレスを作る際に同じ数だけアカウントが必要になること。アカウントとメールアドレスの管理が面倒に感じてしまいます。

Outlookメール

Outlookメール

出典:TOP|Microsoft Outlook

メール名 Outlookメール
提供元 Microsoft
容量 15GB
送付ファイル容量 20MB
セキュリティ対策 あり
スマートフォンアプリ あり
サービス内の広告 あり
アカウント作成時の電話番号登録 なし
有料プラン あり

Microsoftが提供する「Outlookメール」は、ビジネスで利用したい人におすすめなフリーメールです。

セキュリティ対策もされており、アカウント作成時に電話番号登録が不要なのも嬉しいポイント。 さらにメール機能だけでなく、スケジュールや仕事管理機能も付いています。

デメリットは、機能が多く覚えるのに時間がかかってしまうことと、カスタマイズが少ないこと。

使い慣れれば問題ありませんが、初心者には利用しづらいと感じるかもしれません。

Yahoo!メール

Yahoo!メール

出典:TOP|Yahoo!メール

メール名 Yahoo!メール
提供元 Yahoo!
容量 10GB
送付ファイル容量 25MB
セキュリティ対策 あり
スマートフォンアプリ あり
サービス内の広告 あり
アカウント作成時の電話番号登録 あり
有料プラン あり

Yahoo!が提供する「Yahoo!メール」は、家族や友人などとプライベートの利用におすすめなフリーメールです。

絵文字が送れるので、受け取る側もメールを見て嬉しくなるでしょう。

また、1つのアカウントでアドレスが10個まで持てるので、用途に応じて使い分けることもできます。

デメリットは、すべてのメールの最後に文字広告が付いてしまうこと。

そのため、ビジネスでの利用には不向きなフリーメールと言えます。

AOLメール

AOLメール

出典:TOP|AOL

メール名 AOLメール
提供元 Oath Inc.(アメリカ合衆国)
容量 無制限
送付ファイル容量 16MB
セキュリティ対策 あり
スマートフォンアプリ あり
サービス内の広告 あり
アカウント作成時の電話番号登録 あり
有料プラン あり

アメリカの企業Oath Inc.が提供する「AOLメール」は自分好みにカスタマイズしたい人におすすめなフリーメールです。

無料で利用できるのにも関わらずメールの容量に制限がないのが嬉しいポイントです。

またスパムフィルタとウイルスチェック機能が搭載されており、セキュリティも万全なので安心して利用できます。

デメリットは、日本語のサポート窓口がないこと。

メールの登録時や使い方でわからないことがある場合は、ヘルプページを見るなどして自分で解決するしかありません。 そのため、初心者には不向きと言えるでしょう。

iCloud Mail

iCloud Mail

出典:TOP|iCloud

メール名 iCloud Mail
提供元 Apple
容量 5GB
送付ファイル容量 20MB
セキュリティ対策 あり
スマートフォンアプリ なし
サービス内の広告 あり
アカウント作成時の電話番号登録 あり
有料プラン あり

Apple社が提供する「iCloud Mail」は普段からApple製品を使っている人にはおすすめのメールアドレスです。

無料にも関わらず、セキュリティ対策が万全であることが嬉しいポイントです。 セキュリティ機能の1つにメールエイリアス機能があります。

メインのメールアドレスを隠してメールの送受信ができる機能のことで、迷惑メールやプライバシー対策に最適です。

デメリットは、容量が5GBと他のサービスに比べて極端に少ないこと。メールを長く保存しておきたい人には不向きです。

フリーメールとは?

フリーメールとは?

そもそもフリーメールとは何かというと、自由にメールアドレスを取得し、Webを通してメールを送受信できるサービスです。

先ほどおすすめした「Gmail」はフリーメールのなかでも知名度が高いサービスと言えるでしょう。

フリーメールは企業が運営するメールサービスに登録すると無料で利用することができます。

フリーメールがなぜ無料で利用できるのかというと、広告による収入や利用者の情報収集により運営が成り立つから。

「利用者の情報収集なんて…もしかしてメールの内容を見られていないかしら」このように心配になる人もいるかと思いますが、ご安心ください。

情報収集は、ビックデータ解析などを目的としているため、企業は利用者のメールの内容まで確認しません。

また、のちほど詳しく説明しますが、セキュリティや安全性がしっかりしているフリーメールも多いので、安心して利用できます。

フリーメールは機種変更時にも引き継ぎができるので便利です。機種変更の際の手順はこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

機種変更後もメールアドレスはそのまま?引き継ぎ手順や注意点を解説

機種変更後もメールアドレスはそのまま?引き継ぎ手順や注意点を解説

2021.9.25

その他にもメール形式には「キャリアメール」や「プロバイダーメール」と呼ばれるものがあります。

メールの種類 提供元
キャリアメール docomo、au、SoftBankなどのキャリア会社
プロバイダ―メール インターネット回線を提供しているプロバイダー

これらは会社やプロバイダーごとに提供元が異なり、基本的にメールアドレスの利用に月額料金がかかります。

フリーメールを選ぶ4つのポイント

フリーメールを選ぶ4つのポイント

フリーメールのサービスは数多く存在しているため、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。フリーメールの種類によって、使い勝手のよさも異なります。

そこでここからは、フリーメールを選ぶ4つのポイントをご紹介します。

  • メールボックスの容量
  • 信頼性のあるドメイン名
  • セキュリティ対策をしている
  • スマホアプリの有無

それでは1つずつ見ていきましょう。

ポイント1:メールボックスの容量

フリーメールのメールボックスの容量は、サービスごとに異なります。

しかし、フリーメールのなかには容量が小さく、利用している途中で容量が足りなくなってしまうものもあります。

容量が足りなくなると、重要なメールを自動的に削除されてしまったり、メールの添付ファイルが保存できなかったりする恐れがあるので注意が必要です。

ちなみに、メール1通当たりの容量は、テキストのみの場合10KB程度。ファイルが添付されていると10~25MB程度になることも。

添付ファイル付きのメールを100通保存すると約1GBの容量を消費します。

できるだけ多くのメールを保存したいならば、10GB以上ある容量の大きいフリーメールを選びましょう。

ポイント2:信頼性のあるドメイン名

ドメイン名とは、インターネット上にあるサーバーやPCの場所を表す住所のことで、メールアドレスの「@」以降の部分のことを指します。

たとえば、Yahoo!メールならば「yahoo.co.jp」がドメイン名です。

誰もが知っている有名なドメイン名であれば、信頼性が高く、問題なくメールサービスを利用できます。

しかし、ドメインによっては安全性やセキュリティに不安が残るものもあります。

フリーメールを選ぶときには、ドメイン名に信頼性があるかも考慮して選びましょう。

ポイント3:セキュリティ対策をしている

セキュリティ対策をしているフリーメールでは、不審なメールを受信前にブロックしたり、自動的に迷惑メールフォルダに振り分けたりしてくれます。

一方、セキュリティ対策をしていないフリーメールでは、すべてのメールを受信してしまうので、誤ってスパムメールを開く恐れがあり大変危険です。

その結果、ウイルスに感染し情報が漏えいしたり、パソコンに不具合が生じたりとトラブルに巻き込まれてしまうことも。

フリーメールを選ぶときには、セキュリティ対策が十分におこなわれているかも確認しましょう。

ポイント4:スマホアプリの有無

フリーメールにスマートフォンアプリがあると、送受信やメールボックスの管理などの操作が快適になり便利です。

もちろん、スマートフォンはWebサイトの閲覧もできるので、専用のアプリがなくてもメールの送受信を確認できます。

しかし、新着メール受信はサイトを開いて更新しないと確認できないので、重要なメールを見逃してしまう恐れも。

また、フリーメールのサービスごとにアプリの操作性や使い勝手も異なります。

スマートフォンでメールをチェックする機会の多い人は、アプリの有無だけでなく機能や操作性も考慮してフリーメールを選ぶとよいでしょう。

フリーメールを利用するときの注意点

フリーメールを利用するときの注意点

完全無料にも関わらず、使いやすいフリーメールですが、利用するときにはいくつか注意点があります。

  • アカウントやメールが消える可能性がある
  • セキュリティが低く危険性が高いサービスもある
  • 十分なサポートがないサービスもある

それでは1つずつみていきましょう。

アカウントやメールが消える可能性がある

フリーメールは提供元の都合により、突然サービスが終了する可能性があります。

フリーメールのサービスが終了すると、今まで保存していたメールが消失するのはもちろんのこと、メールアドレスも使えなくなります。

またYahoo!メールには有効期限が設けられており、6ヶ月間利用していないメールアドレス・メールボックスは利用停止になるので注意が必要です。

さらにフリーメールはサーバーダウンによる受信の遅延やデータの消失が生じても、提供元は責任を負いません。

フリーメールに大切なデータがある場合は、こまめにバックアップをとることをおすすめします。

セキュリティが低く危険性が高いサービスもある

おすすめで紹介した5つのフリーメールは、セキュリティ対策がしっかりと取られているサービスです。

しかし、フリーメールのなかにはセキュリティが低く、危険性の高いサービスもあります。

セキュリティ対策が甘いと、情報漏えいやウイルス感染などのトラブルに繋がるので注意が必要です。

またセキュリティ対策がしっかりしているフリーメールでも、万が一ログイン情報が漏れてしまった場合、誰でもアクセスできてしまうリスクがあります。

十分なサポートがないサービスもある

フリーメールの中には、海外の企業が提供しているサービスもあり、日本語対応のサポート窓口がないこともあります。

この場合、何かトラブルがあっても自力で解決するしか方法がありません。

たとえば「IDやパスワードなどのログイン情報を忘れてしまった」「メールが受信されていない気がする…」などのトラブルが起こる可能性もあるでしょう。

またサポートがあったとしても電話での対応をしていないサービスもあります。

毎日使うメールだからこそトラブルはつきものです。 困ったときにすぐ相談して解決したい人は、フリーメールの利用を控えたほうがよいかもしれません。

フリーメールが不安ならプロバイダーメールも検討

フリーメールが不安ならプロバイダーメールも検討

フリーメールは完全無料で、ネット環境さえあればどこでもアクセスできる便利なサービスです。

しかし、提供元の都合によりデータが消失する可能性はゼロではなく、手厚いサポートも期待できません。

フリーメールの利用に不安を感じる方は、プロバイダーメールを検討してみてはいかがでしょうか。

プロバイダーメールとは、インターネット接続サービスを提供しているプロバイダーが運営している、有料のメールサービスのことです。

ここからは、プロバイダーメールの特徴と機能について紹介します。

プロバイダメールの特徴

プロバイダメールは、送受信をおこなうサーバーがアドレスごとに設けられているため、セキュリティの高い状態でメールのやり取りができます。

メールの容量も無制限である場合が多いので、大切なデータを消失する心配もありません。 ただ、プロバイダーメールは自由に複数のメールアドレスを登録できません。

原則として1つのメールアドレスの利用となり、複数登録する場合は、その都度プロバイダーに申込をする必要があります。

フリーメールの利用に慣れている人にとって、申込みは面倒に感じるかもしれません。

しかしむやみにメールアドレスを登録できないことで、メールの不正利用を防ぐことができます。

そのため、フリーメールよりも信頼性が高く、ビジネスでの利用も問題なくできます。

プロバイダメールの機能

「プロバイダーメールはセキュリティが強固だけど、フリーメールのようにどこでも使えないのが不便」プロバイダーメールの利用を検討したときに、このように考える人は少なくないでしょう。

しかし、プロバイダーメールのなかには、Webメールが使えるメールサービスを提供しているものもあります。

届いたメールを別のメールアドレスに送る「転送サービス」機能を提供しているプロバイダーもあります。

このサービスを応用すれば、複数の端末で同じメールを確認することができ、Webメールのようにいつでもどこでもメールの送受信を確認できますよ。

また、追加料金なしで迷惑メールフィルター機能を利用できるのも嬉しいポイントの1つ。

たとえば@niftyメールでは、迷惑メールを自動的に振り分けたり、知人以外からのメール受信を拒否したりすることができます。

おすすめのフリーメールを選び安心して使おう!

おすすめのフリーメールを選び安心して使おう!

フリーメールは自由にメールアドレスを複数登録でき、いつでもどこでもアクセスできる便利なサービスです。

しかし、フリーメールのなかにはセキュリティ対策が甘かったり、容量が少なかったりするサービスもあります。

数あるフリーメールのなかでも、セキュリティ対策が強固で、信頼性の高いおすすめのサービスは次の5つです。

  • Gmail
  • Outlookメール
  • Yahoo!メール
  • AOLメール
  • iCloud Mail

それぞれのメリット・デメリットを確認し、最適なフリーメールを選択しましょう。

しかし、どんなに危険性のないフリーメールでも、提供元の都合により突然サービスが終了したり、サーバーのトラブルでメールが消失したりする可能性はゼロではありません。

また、ID・パスワードが第三者に漏れてしまうと、メールのデータだけでなく個人情報も漏えいしてしまう恐れがあります。

フリーメールがどうしても不安な場合は、プロバイダーメールの利用を検討してみるとよいでしょう。