オンラインゲームを快適にプレイするのに必要な回線速度はどのぐらいが目安なのか気になりますよね。
結論から伝えると、オンラインゲームを快適にプレイするためには、回線の速度が30Mbps以上、Ping値が30ms以下を目安にするとよいです。
この記事では、オンラインゲームを快適にプレイできる回線速度の目安や測定方法、さらにオンラインゲームを快適にプレイできるおすすめの光回線も詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、オンラインゲームを快適にプレイできる回線速度やその測定方法が分かります。
そのため、改めて現在利用している回線の契約内容や設定を見直し、より快適にオンラインゲームを楽しめるようになりますよ。
結論から申し上げると、オンラインゲームを快適にプレイするのであれば、業界最速の最大2Gbpsで安定した高速通信ができる「NURO光」がおすすめです。
NURO光はキャッシュバックがもらえるお得なキャンペーンもおこなっていますので、ぜひこの機会にチェックしてみましょう。
目次
オンラインゲームで必要な回線速度の目安

オンラインゲームを快適にプレイするためには、回線の速度が30Mbps以上、Ping値が30ms以下を目安にするとよいです。
しかし、「30Mbpsってどれくらいの速さなんだろう」「Ping値って何を表す値なんだろう」と疑問が生じた人も多いと思います。
ここからは、MbpsやPing値という言葉についてそれぞれ詳しく解説していきます。
Mbpsとは
「Mbps(メガビーピーエス)」は回線の速度を表す単位のことで、1秒間に送受信できるデータ量を表します。
1秒間に1bitのデータ量を送受信できる速度を表す単位として「bps(ビーピーエス)」があります。
その1,000倍の速度が「Kbps(キロビーピーエス)」、Kbpsからさらに1,000倍の速度がMbps、Mbpsの1,000倍の速度がGbps(ギガビーピーエス)と呼ばれます。
単位 |
説明 |
bps |
1秒間に1bitのデータ量を送受信できる速度を表す単位 |
Kbps |
bpsの1,000倍の速度 |
Mbps |
Kbpsの1,000倍の速度 |
GBps |
Mbpsの1,000倍の速度 |
回線速度は速いに越したことはないですが、オンラインゲームを快適にプレイするのであれば少なくとも30Mbps以上の速度が望ましいです。
Ping値とは
「Ping値(ピン値、もしくはピング値)」とは、回線の応答速度を表す単位のことです。
回線の応答速度とは、情報をサーバーに送信してから、それが反映されて返ってくるまでの時間のことです。
オンラインゲームをしていると、よく「タイムラグ」という言葉が使われますが、Ping値が高いとタイムラグが発生しやすくなります。
オンラインゲームは種類にもよりますが、情報の送受信や反映がリアルタイムで進行するものが多いです。
そのため、いくら回線の速度が速くてもPing値が高ければタイムラグが発生してしまい、ゲームのプレイに影響が出てしまいます。
以上のことから、リアルタイムで進行していくオンラインゲームを快適にプレイするのであれば、回線のPing値も重要な要素であると言えます。
オンラインゲームのプレイでは、Ping値は30ms以下を目安にしてください。
Ping値については、下記の記事でより詳しく解説しています。気になる人はチェックしてみましょう。
FPSをプレイするならPing値が重要
「Apex Legends」や「Fortnite」などのFPSを快適にプレイするのであれば、回線速度以上にPing値が重要です。
理由としては、FPSはリアルタイムでの情報の入力や反映の速さ、すなわち応答速度が勝敗に大きく影響を与えるからです。
具体的には、自分が撃った銃弾が相手に当たったかどうかの判定、相手の移動速度やタイミング、使用アイテムの反映などに影響を与えます。
このような内容においてタイムラグが発生しゲームに敗れてしまうと、自分の実力以外の部分で勝敗が決まってしまったかのようになってしまい、なんとも悔しい思いをしてしまいます。
そのため、FPSにおいてはゲームの実力はもちろんですが、FPSをプレイする環境、すなわち回線の速度やPing値も整えてプレイしましょう。
FPSを快適にプレイできる回線速度の目安については、下記の記事にてより詳しく解説しています。気になる人はチェックしてみましょう。
回線速度を測定する方法を機器別に紹介

オンラインゲームを快適にプレイするための回線速度やPing値の目安はイメージできたと思います。
しかし、「回線の速度やPing値はどうやって測定するんだろう」と疑問に思う人は多いです。
ここからは、現在利用している回線の速度を正確に測定する方法を、オンラインゲームで使用されることの多い「パソコン」「PS4・PS5」「Nintendo Switch」の3つに分けて解説していきます。
パソコンから測定する方法

パソコンから回線速度を測定する場合、Fast.comというサイトで調べるのがおすすめです。
おすすめする理由としては、測定方法が簡単で分かりやすいだけでなく、Ping値も測定できるからです。
パソコンのインターネットブラウザよりFast.comにアクセスすると、自動で回線の下り(ダウンロード)速度の測定結果を表示してくれます。
その後、「詳細を表示」ボタンを押すと、回線のPing値(レイテンシ)や上り(アップロード)速度なども自動で測定され、結果が表示されます。
このように、パソコンから回線速度を測定する場合であれば、Fast.comにアクセスするのが簡単かつ分かりやすいためおすすめです。
PS4・PS5から測定する方法
PS4・PS5から回線速度を測定する場合、本体の「インターネット診断」で測定できます。
インターネット診断は本体設定から簡単に確認できるため、パソコンのようにインターネットブラウザを立ち上げ、回線速度を測定するサイトにアクセスする必要がなく簡単です。
以下はPS4でインターネット診断をおこなうまでの具体的な手順です。
- 情報PS4のホーム画面から「設定」を開く
- 項目のなかから「ネットワーク」を開く
- 項目のなかから「インターネット接続を診断する」を開く
- 自動で測定が始まり、結果が表示される
注意点として、本体のインターネット診断からだと回線のPing値が測定できないという点があげられます。もしPing値も測定したい場合は、PS4やPS5のインターネットブラウザよりFast.comへアクセスするとよいです。
以上のことから、PS4・PS5から回線速度を測定する場合、本体のインターネット診断、あるいはインターネットブラウザからFast.comへアクセスすることで測定できます。
Switchから測定する方法
Nintendo Swichから回線速度を測定する場合、本体の設定内にある「接続テスト」より確認できます。
以下は接続テストをおこなうまでの具体的な手順です。
- Nintendo Switchのホーム画面から「設定」を開く
- 項目のなかから「インターネット」を開く
- 項目のなかから「接続テスト」を開く
- 自動で測定が始まり、結果が表示される
注意点として、Nintendo Switchは本体の接続テストからだとPing値が測定できないという点があげられます。
Nintendo SwitchにはPS4・PS5のようにインターネットブラウザが備わっていません。そのため、Ping値を測定したい場合はパソコンやスマートフォンなどの別の機器から測定しないといけません。
以上のことから、Nintendo Switchから回線速度を測定する場合、本体の接続テストから測定することができます。
回線速度が遅いときの改善方法5つ

「回線速度を測定したけど、思っていたよりも遅い」いざ回線速度を測定してみると、このようなことはよくあります。
じつは、回線速度が遅い場合、機器の設定や接続方法などを見直すことで回線速度が速くなる場合があります。
そこで、ここからは回線速度が遅いときに確認すべき具体的な改善方法を5つご紹介します。
あまり機器の設定や接続方法などを気にしたことがない、という人はぜひ実践してみてください。
無線接続から有線接続に切り替える
回線速度を改善する方法として一番効果を期待できるのが、接続方式を無線接続であるWiFiから有線接続へと切り替える方法です。
理由としては、無線接続であるWiFiよりも有線接続のほうが回線速度が速く、通信そのものも安定しているからです。くわえて、一般的に有線接続のほうが無線接続であるWiFiに比べてPing値も低くなる傾向にあります。
有線接続をするには「LANケーブル」と呼ばれるケーブルが必要です。そのケーブルを用いて、モデムと使用したい機器を接続すれば有線接続へと切り替えられます。
パソコンだけでなく、PS4やPS5にもLANケーブルを接続できます。そのため、もしPS4やPS5でオンラインゲームをプレイしていて回線速度が気になる、という場合は有線接続を試してみましょう。
WiFiルーターの規格や設定を確認する
WiFiを使用していて回線速度が遅い場合、WiFiルーターの規格や設定を確認してみましょう。
なぜなら、ひとくちにWiFiルーターといってもさまざまな種類があり、規格や設定によって回線の速度に差が出るからです。
まず、WiFiルーターの規格から確認しましょう。WiFiルーターの規格は以下のようにいくつか種類があります。

出典:Vol.61 Wi-Fi(無線LAN)の規格とは?主流の11nと11acの違いを徹底解説!|ELECOM
このように、規格によって最大通信速度が大きく異なります。
そのため、現在利用しているWiFiルーターが高速通信に対応していない規格の場合、WiFiルーターを購入したり、プロバイダからレンタルしたりしてWiFiルーターを交換しましょう。
また、高速通信に対応した規格のWiFiルーターを使用しているのに回線速度が遅い場合は、設定を確認してみましょう。
具体的な確認項目としては以下のとおりです。
- 2.4GHzか5GHzか接続する周波数帯を選べるルーターの場合、5GHz帯を選択しているか
- IPv6対応の光回線を利用している場合、ルーターの設定がIPoE方式になっているか
- WiFiルーターのファームウェアが最新か確認する
他にも細かな設定の確認項目はありますが、まずはこの3つを確認してみましょう。
LANケーブルの規格を確認する
有線接続でインターネットを利用している場合は、使用しているLANケーブルの規格も確認しましょう。
理由としては、ひとくちにLANケーブルといってもさまざまな規格があり、規格の違いによって回線速度にも影響を与えるからです。
LANケーブルの規格として、具体的に以下のようなものがあげられます。

出典:LANケーブルのカテゴリと種類を解説|おすすめの選び方も紹介|@niftyIT小ネタ帳
このように、LANケーブルにはさまざまな規格があります。
基本的には、通信規格の数値が大きいほど回線速度も速くなる傾向にあります。しかし、通信規格の数値が大きいほど料金も高額になるため注意が必要です。
動画視聴やネットサーフィンといった用途であればCAT6Aの通信規格で十分です。オンラインゲームにより特化したい場合はCAT7の通信規格であるLANケーブルを利用しましょう。
以上のことから、有線接続でインターネットを利用している場合は、使用しているLANケーブルの規格も確認しましょう。
WiFiルーターの中継機を利用する
WiFiルーターを設置している部屋とオンラインゲームをしている部屋が離れている場合、中継機を利用すると回線速度が改善することがあります。
中継機とは、名のとおりWiFiルーターから離れた場所にあるパソコンやスマートフォンなどの機器へ電波を中継して届け、通信速度を快適に保つ役割を果たす機器です。
住んでいる住宅が2階建だったり、部屋と部屋どうしが離れていたりする場合などに「通信が途切れることがある」「読み込み速度が遅い」といった悩みをもつ人は多いです。
そのような場合、中継機を利用することで通信の途切れがなくなったり、読み込みに時間がかからなくなったりする効果が見込めます。
現在、オンラインゲームを利用している住宅や部屋の構造・WiFiルーターの設置場所などを改めて確認し、必要に応じてWiFiルーターの中継機を利用しましょう。
回線速度の速い光回線を利用する
機器の設定の確認や変更をおこなってもなかなか回線速度が改善されない場合、回線速度そのものが速い回線に切り替えて利用しましょう。
光回線の事業者は数多く存在しますが、そのなかでもとくにおすすめなのは最大通信速度が2Gbpsの「NURO光」です。
高速通信を強みとしている光回線の事業者は多いですが、そのほとんどは最大通信速度が1Gbpsです。
一方、NURO光であれば2倍の最大2Gbpsという高速通信を実現しています。
オンラインゲームのなかでもとくにFPSであれば、わずかな回線速度やPing値の差が直接勝敗に影響を与えます。
そのため、WiFiルーターやLANケーブルといった機器はもちろんですが、利用している回線も通信速度が速い事業者に切り替えることをおすすめします。
NURO光が気になる人は下記の公式サイトをチェックしてみましょう。
オンラインゲームに必要な回線速度の目安を把握して快適にプレイしよう

オンラインゲームを快適にプレイするためには、回線の速度が30Mbps以上、Ping値が30ms以下を目安にするとよいです。
機器や設定を見直してもオンラインゲームを快適にプレイできない場合は、現在利用している回線の契約そのものを見直すことも検討しましょう。
オンラインゲームを快適にプレイするのであれば、業界最速の最大2Gbpsで安定した高速通信ができる「NURO光」の利用がおすすめです。
NURO光であれば、回線速度の実測値が平均490Mbps以上、Ping値も平均14ms以下とかなり高品質なネット通信ができます(注1)。
NURO光をぜひチェックしてみましょう。
出典:
注1 NURO光の通信速度レポート|みんなのネット回線速度