DAZN(ダゾーン)は、圧倒的な数のスポーツコンテンツを楽しめるサービスとして、スポーツ好きの人から人気を集めています。
しかし、いざDAZN(ダゾーン)でスポーツ観戦をしようとしたら、繋がらなかったり、くるくるマーク(バッファリング)が出てしまったり、また急に画面が荒くなってしまったりした経験がある人も多いのではないでしょうか。
この現象には、さまざまな原因が考えられ、対処法を1つに絞ることはできません。
この記事では、DAZNが見れないときにまずチェックするべきポイント・起こりがちな不具合の原因と対処法、そして通信環境の改善方法について解説します。
DAZN(ダゾーン)が快適に見れなくて悩んでいる人は参考にしてみてください。
目次
DAZN(ダゾーン)が見れないときにチェックすべき点

DAZN(ダゾーン)が見れないときには、まず以下の項目をチェックしてみましょう。
- DAZNが見れない国にいないか
- 2台以上で同時視聴していないか
- 通信環境が動画視聴に適しているか
- 別の端末でもDAZNが見れないか
- 支払い状況に問題はないか
これらをチェックすれば、DAZN(ダゾーン)が見れない原因が突き止められるかもしれません。一つひとつ詳しく確認していきましょう。
DAZN(ダゾーン)が見れない国にいないか
日本で登録したDAZN(ダゾーン)のアカウントは、日本でしか利用できません。つまり、日本以外の国にいる場合はDAZN(ダゾーン)の視聴はできないということです。
ドイツ・スイス・オーストリア・カナダ・イタリア・アメリカ・スペイン・ブラジルでも現地でアカウント登録をすれば、DAZN(ダゾーン)を視聴ができます。
しかし、その場合は視聴できるのはその国で放送されているスポーツ中継に限られます。
日本版のDAZN(ダゾーン)を視聴するためには、国内にいる必要がある点は理解しておきましょう。
2台以上で同時視聴していないか
DAZN(ダゾーン)の同時視聴可能台数は2台です。
DAZNはマイ・アカウントに5台まで端末を登録できます。そのため、家族とDAZN(ダゾーン)を共有している人も多いのではないでしょうか。
3台目の端末がログインすると、視聴台数制限に関するメッセージが現れます。エラーが出てしまった場合は、視聴している端末での視聴を停止して、再ログインしてください。
通信環境が動画視聴に適しているか
DAZN(ダゾーン)は、一定以上の通信環境がないと快適に視聴できません。通信環境を整えるためには、まずパソコンやスマホのOSやアプリを最新のものに更新しましょう。
DAZN(ダゾーン)推奨通信速度はこちらです。
- 標準画質(720p)で見るなら5.0Mbps以上
- HD画質(1080p)で見るなら9.0Mbps以上
これらの通信速度は、光回線やスマホのLTE(4G)環境なら問題ありません。
しかし、WiFiルーターとの距離が遠かったり、同時に利用している人が多かったりする場合には、通信速度が遅くなってしまう場合もあるので注意しましょう。
別の端末でもDAZN(ダゾーン)が見れないか
端末を同時に何台も使っておらず、通信環境も整っている。それなのにDAZN(ダゾーン)が見れないときには、別の端末で視聴できるか試してみましょう。
もしほかの端末でもDAZN(ダゾーン)を見れなければ、原因は通信環境やDAZN(ダゾーン)自体にあると考えられます。しかし、別の端末で視聴できたら、DAZN(ダゾーン)が見れない原因は端末にあるかもしれません。
端末に原因があると考えられる場合には、アプリの更新と再起動・端末の再起動などをおこない、環境を整えて再度アクセスしてみましょう。
支払い状況に問題はないか
DAZN(ダゾーン)は支払い方法を決めてからでないと視聴できません。必ず支払い方法を登録してから視聴しょう。また、クレジットカードの番号が間違っていた場合などでも、同様に視聴できません。
継続してDAZN(ダゾーン)を利用している場合でも、何らかの理由で支払いが滞ってしまっている場合があります。
支払状況がどうなっているかわからない場合は、「マイ・アカウント」を選択し、ログインして「登録情報」の「支払い履歴」を確認してみましょう。
DAZN(ダゾーン)に問題があり、動画を見れないときの対処法

DAZN(ダゾーン)に問題があり、視聴ができない場合には、以下のいずれかの問題が生じます。
- ログインできない
- くるくるマーク(バッファリング)が出てしまう
- 映像が止まって音声だけになってしまう
- 画質が悪くなる
- アプリで見れない
- エラーコードが出てしまう
- DAZN自体が原因ではないか
どれも動画を視聴したいときに起きたら、ストレスを感じるでしょう。上記のケースについて、解説と対処方法を紹介していきます。
ログインできない
DAZN(ダゾーン)は、会員登録の方法によってログイン手順が異なります。会員登録方法を意識をせずに会員登録した人のなかには、ログインの方法がわからなくなってしまう人も多いようです。
ログイン方法は2つあります。
DAZN(ダゾーン)に直接登録した場合
DAZN(ダゾーン)に直接登録した人は、ログイン画面に登録メールアドレスとパスワードを入力すれば、ログインできます。
「DAZN for docomoサイト」から登録した場合
「DAZN for docomoサイト」からdアカウントのIDとパスワードで会員登録をおこなった場合は、ログイン画面でdアカウントを選択します。そしてIDとパスワードを入力しましょう。
どちらで登録したかわからなくなってしまった場合は、docomoのマイページで確認可能です。
DAZN(ダゾーン)にログインできない場合は、メールアドレスとパスワードが登録したものであるかも確認しましょう。情報が異なっている場合には、エラーコード「50-49-401か50-049-401」が表示されます。
もしパスワードを10回間違えると、アカウント保護のために15分ほどログインできなくなるので注意してください。
登録したメールアドレスやパスワードがわからなくなってしまった場合には、「メールアドレス確認ページ」や「パスワード再設定ページ」にアクセスして対処しましょう。
くるくるマーク(バッファリング)がでてしまう
くるくるマーク(バッファリング)が出てしまう主な原因は、インターネットの接続状況です。くるくるマークが出てしまっても、だいたいの場合は少し待つことで改善します。
しかし、なかなか改善しない場合には、インターネットの接続状況や通信環境を確認してみましょう。現在使っているブラウザでなく、ほかのウェブブラウザを使ってみるのも1つの手段です。
また、アプリやブラウザが最新のバージョンになっているかどうかも確認してみましょう。
DAZN(ダゾーン)アプリ・端末・ルーター・モデムの再起動も接続状況の不具合解消には有効です。なかなか改善しない場合は試してみましょう。
映像が止まって音声だけになってしまう
DAZN(ダゾーン)を視聴していると、突然映像が止まって、音声だけ流れるようになってしまったり、音ズレしたりすることもあります。
これらの現象も、インターネットの接続状況や通信環境が原因となっている場合が多いです。しかし、映像が止まる原因は、DAZN(ダゾーン)のサーバーに問題がある可能性もあります。
人気スポーツの試合放送では、DAZN(ダゾーン)のサーバーがダウンしているかもしれないので、DAZN(ダゾーン)公式サイトやTwitterを確認してみましょう。
画質が悪くなる
DAZN(ダゾーン)の画質が悪くなる原因は、インターネットの通信環境です。DAZN(ダゾーン)が推奨している回線のスピードを下回った場合には、自動的に画質が高画質から低画質に落とされてしまいます。
WiFi環境やキャリア回線の通信速度が不安定だと、このような状態になるので注意が必要です。
アプリで見れない
スマートフォンでDAZN(ダゾーン)見る場合に、アプリが作動しなかったり、強制終了となってしまったり、繋がらなかったりする場合があります。
ほかの端末で試してみて、もしそちらで動画が閲覧できるなら、問題はスマートフォンやアプリにあると考えてよいでしょう。
そういった場合は、まずアプリを終了して、端末を再起動しましょう。再びアプリを立ち上げても見れない場合は、アプリが最新の状態になっているかどうかもチェックしてください。
アプリを一度アンインストールしてから、もう一度インストールするのも有効です。
また、スマホのストレージがいっぱいだと不具合が起きやすくなります。余計なアプリを消し、同時に立ち上げているアプリも終了させましょう。
エラーコードが出てしまう
エラーコードとは、なにかが原因で視聴できないときに表示される数字です。数字だけを見ても意味がわかりませんが、エラーコードの意味が理解できれば、対処方法もわかります。
主なエラーコードは以下のとおりです。
エラーコード | 原因 | 対処方法 |
10-000-000 | DAZN側の不具合 | 復旧まで待つ |
10-22-003(10-022-003) | 通信速度の問題 | 通信状態を確認 |
11-03-011(11-003-011) | アプリのバージョンが古い | アプリを更新 |
51-051-401 | メールアドレスやパスワードが間違っている | 登録情報を再設定する |
このほかにもさまざまなエラーコードがあります上記以外のエラーコードを知りたい場合は、DAZNヘルプエラーコード一覧を確認しましょう。
DAZN(ダゾーン)自体が原因ではないか
さまざまな方法を試してみてもやはり視聴できない場合には、DAZN(ダゾーン)自体に原因があるかもしれません。
サーバーダウンしている場合や、メンテナンス中の場合は、公式サイトや公式ツイッターで確認ができます。一度確認してみるとよいでしょう。
通信環境が問題で、DAZN(ダゾーン)が見れないときの改善方法

これまでDAZN(ダゾーン)が見れない現象について話をしてきましたが、DAZN(ダゾーン)が見れない原因は通信環境に問題があることが多いです。ここでは通信環境を改善する方法を紹介していきます。
Wifiの帯域を変更する
WiFiには5GHzと2.4GHzの2つの帯域があります。2つの帯域にはそれぞれ特徴があります。
- 5GHzは電波干渉されにくいが、障害物に弱い
- 2.4GHzは電波干渉しやすいですが、障害物に強い
とくに障害物と思われるものがない場合は、5GHz、障害物が間にあるなら、2.4GHzを使うとよいでしょう。
ルーターを再起動する
ルーターを使用し続けると、熱が溜まってルーターの調子が悪くなる場合があります。そのようなときは、一度ルーターを再起動するとよいでしょう。
ルータを再起動する方法は以下のとおりです。
- 電源コードを抜く
- 電源ボタンを切る
- 再起動ルーツを使用する
調子が悪いと感じたときは、試しに再起動してみましょう。
有線接続にする
WiFi環境が安定しない場合は、有線接続に切り替えるという手段もおすすめです。
基本的にインターネット接続は無線より有線接続のほうが安定しています。とくに複数の端末を同時に利用したい場合などには有効です。
ほかの機器のWiFi接続を切る
同時に多くの人が同時に接続すると、無線LANの速度は低下します。
とくにゲームや動画など大容量のデータ通信を同時に使用している場合などは、通信環境は悪化するでしょう。
通信環境が原因でDAZN(ダゾーン)が見れない場合には、ほかの機器のWiFi接続を切ってみましょう。
WiFiルーター・LANケーブルを買い換える
古いルーターやLANケーブルを使っていると、高速回線の本領を発揮できません。
古い機器やケーブルをずっと使っている人は、随時新しいものに交換することも大切です。ルーターを購入する場合には、その時の最新の規格を選択しましょう。
WiFiルーターの買い替えを考えている人は、以下のページを参考にしてください。
DAZN(ダゾーン)が見れないときの最終手段を紹介

上記の対処法を試したけれど、やはりDAZN(ダゾーン)を見れない方に向けた対処法は以下の2つです。
- ダウンロード再生で見る
- DAZN(ダゾーン)に問い合わせる
それぞれについて詳しく解説します。
ダウンロード再生で見る
ダウンロード再生なら、通信環境を考えなくても、どこでも快適に視聴できます。通信量を気にする必要もありません。しかし、ダウンロードをするときの通信環境が整っていなければ、ダウンロードに失敗してしまう場合もあります。
また、ダウンロード機能がついているのはスマートフォンのアプリのみとなっています。ある程度の容量がないとダウンロードができないので、ストレージにも注意してください。
DAZN(ダゾーン)に問い合わせる
どうしてもDAZN(ダゾーン)を視聴できない場合には、積極的にカスタマーセンターに問い合わせをしましょう。
問い合わせの方法は、自動的に会話を行うプログラム「Chatbot」や「ライブチャット」「メール」の3種類があります。ヘルプページでもさまざまな疑問への回答が掲載されているので、ぜひ参考にしてください。
よい環境を整えてDAZN(ダゾーン)を楽しもう!

DAZN(ダゾーン)の不具合には、さまざまな原因があります。
DAZN(ダゾーン)自体の不具合は自分ではどうにもできませんが、インターネットの接続状況など、自分で解決できる場合も多いです。DAZN(ダゾーン)の不具合対処法を知って、ストレスなく動画視聴を楽しんでください。