「一人暮らしに最適なネット環境ってなんだろう?」とお悩みですね。
あなたのライフスタイルによって、おすすめのネット環境は変わります。
安さだけで契約すると、データ通信量の上限に引っかかって快適に使えなくなることも。
ライフスタイルに合わせたネット環境を整えることが大切です。
今回は、一人暮らしにおすすめのネット環境をメリット・デメリットを挙げて紹介します。
自分に合ったネット環境を整えて、快適な一人暮らし生活を始めましょう。
目次
1.一人暮らしにおすすめのネット環境4選!

一人暮らしを始めると、どのようにネット環境を整えるか悩みますよね。
ネット環境を整える前に、どのような選択肢があるか確認しましょう。
一人暮らしにおすすめのネット環境は、4つあります。
それぞれに特徴があるので、詳しく見ていきましょう。
方法1.家でも外でも軽に使いたいならポケットWiFi
家でも外でも上限を気にせずに気軽に使うなら、ポケットWiFiがおすすめします。
ポケットWiFiとは、持ち運び可能な手のひらサイズの機器です。
この機器が近くにあると、スマホやパソコンを家でも外でもネットに接続することができます。
ポケットWiFiの特徴は、以下の表です。
通信速度 | 下り最大 112.5Mbps~1.2Gbps (機種・契約会社によって差がある) |
月額料金の目安 | 約3,500~4,500円 |
速度制限 | 会社による |
工事の有無 | なし |
開通までの期間 | ポケットWiFiが届き次第使用可能 (通常翌日~1週間以内に発送) |
向いている人 | 家でも外でもWiFiを使う人 |
通信速度は、機種や契約会社によって違います。
下り最大1.2Gbpsは、WiMAXの速度です。
月額料金は、契約する会社によってバラつきがあります。
速度制限はデータ通信量が無制限のプランでも、実際は速度制限がかかる場合があるので注意しましょう。
例えば、このようなルールがあります。
- 混雑回避のために3日間で10GB以上の使用で速度制限
- 高速通信モードで7GB以上の使用で速度制限
このように、完全無制限ではない会社もあるので注意が必要です。
ポケットWiFiのメリット・デメリットも確認しましょう。
ポケットWiFiのメリット
一番のメリットは、家でも外でも快適にネットが使えることです。
電波の届く範囲内なら、外出先でも手軽に動画を見ることができます。
複数の機器をWiFiに繋げることができるので、スマホとノートパソコンを同時にネットにつなげることも可能です。
パソコンで動画を観ながら、スマホで友人とやり取りすることができます。
ポケットWiFiのデメリット
ポケットWiFiは、使いすぎると速度制限がかかることがあります。
動画をパソコンやテレビで見ると、あっという間に10GB以上になるので注意が必要です。
さらに、定期的に充電しないと使えません。
外出先で利用してバッグの中に忘れたままにしておくと、使いたい時に充電がないという事態になるのです。
また、マンションだと電波を上手く掴めなくて不安定な通信環境になることがあります。
ポケットWiFiに繋げる機器が多すぎると、通信速度が低下するので不便に感じるでしょう。
方法2.家で手軽にネット時間を楽しむならホームルーター
家でのネット時間が多く接続機器が多いなら、ホームルーターがおすすめになります。
ホームルーターとは、電波を掴んでWiFiを飛ばす据え置き型の機器です。
ホームルーターの特徴は、このようになります。
通信速度 | 下り最大 150~1,000Mbps (機種・契約会社によって差がある) |
月額料金の目安 | 約3,500~4,500円 |
速度制限 | 会社による |
工事の有無 | なし |
開通までの期間 | ホームルーターが届き次第使用可能 (通常翌日~1週間以内に発送) |
向いている人 | 家での利用が多い人、接続する機器が多い人 |
ホームルーターの通信速度は、機種や契約会社によって違いがあります。
下り最大1,000Mbpsは、WiMAXの速度です。
また、夜間などネットの利用者が多くなる時間帯は、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する会社があります。
ホームルーターは、開通工事がなくホームルーターが届けばすぐに使用可能です。
ケーブルがごちゃごちゃしないので、狭い一人暮らしの部屋でもスッキリ使うことができます。
ホームルーターのメリット・デメリットも確認しましょう。
ホームルーターのメリット
ホームルーターの魅力は、コンセントに挿すだけでネット環境が整う手軽さです。
接続機器が増えても通信速度があまり低下せずに、快適に使うことができます。
引っ越しの際は、解約せずに新居へ持って行けば引き続き使うことが可能です。
ホームルーターのデメリット
ホームルーターは据え置き型なので、外に持ち出すことができません。
そのため、外出先で容量の大きいデータ通信をするには、大きなハードルとなるでしょう。
また、3日間で10GB以上のデータ通信をした場合は、速度制限がかかります。
方法3.安定して速度のあるネット生活を家で送るなら固定回線(光回線)
常に安定した高速通信を家で送りたいなら、固定回線にしましょう。
固定回線とは、光ファイバーを屋内まで引き込んでネット通信を行うことです。
固定回線の特徴は、以下の表になります。
通信速度 | 下り最大2Gbps |
月額料金の目安 | 4,500~6,000円 |
速度制限 | なし |
工事の有無 | あり |
開通までの期間 | 数週間~数ヶ月 |
向いている人 | 上限を気にせずに、家でオンラインゲームや動画を観たい人 |
開通までの期間は、数週間から数ヶ月と幅があります。
家まで光ファイバーが来ていない場合は、開通までに数ヶ月かかってしまう場合があるので注意が必要です。
メリット・デメリットも見ていきましょう。
固定回線のメリット
一度開通すれば、無制限でネットを使うことができます。
高速通信なので、動画がカクカクすることはありません。
大きな画面で動画を観たい人やオンラインゲームをする人に向いています。
回線が混む時間帯でも、安定した通信をすることが可能です。
固定回線のデメリット
開通工事の時は、家の中に工事の人を入れなくてはいけません。
女性やオートロックがない家の人はハードルが高くなります。
月額料金は、他のネット環境に比べて割高です。
固定回線は室内限定なので、外出先でネットを使いたい人は、通信費が嵩んで負担に感じるでしょう。
引っ越しの際には解約手続きが必要になるので、近いうちに引っ越しがある予定の人には向いてません。
方法4.ページの閲覧程度ならテザリング
動画を見る機会が少なくページ閲覧程度の使い方なら、テザリングがおすすめです。
テザリングとは、スマホの電波をパソコンやタブレットで受信しネットに繋げることです。
テザリングの特徴は、このようになります。
通信速度 | 公式発表は無し |
月額料金の目安 | スマホの契約プランによる |
速度制限 | スマホの契約プランによる |
工事の有無 | なし |
開通までの期間 | なし |
向いている人 | たまにパソコンやタブレットをネットに繋げたい人 |
テザリングは、スマホの契約状況に左右されるので、明確な数字を出すことができません。
通信速度は、スマホが電波を受信する環境によって左右されます。
ページの閲覧程度であればストレスなく通信できるでしょう。
契約している会社によっては、別途オプションの申し込みが必要です。
メリット・デメリットも確認しましょう。
テザリングのメリット
スマホ一台でパソコンやタブレットをネットに繋げることができるので、荷物を減らすことができます。
新たにネット回線の新規契約をする必要がないので、余計な手間をかけずに使えるのが特徴です。
ネットの使用頻度が低い人は、料金請求はスマホのみなので通信料を安く抑えることができます。
週に1回程度で1時間ほどの使用頻度なら、テザリングでも十分です
テザリングのデメリット
毎日パソコンで作業したり動画鑑賞をすれば、あっという間にデータ通信量が増えます。
すぐ速度制限に引っかかる可能性があるので、データ通信量を気にしなくてはいけません。
普段はページ閲覧程度で、たまにパソコンやタブレットでネットを接続したいと考えている人に向いています。
ここまで、一人暮らしにおすすめのネット環境の選択肢を見てきました。
一人暮らし向きのネット環境の選択肢を把握した後は、ネットを繋げる会社選びです。
しかし、どの会社を選べば良いか分かりづらいですよね。
それぞれの選択肢に合った、おすすめの会社を紹介するので確認しましょう。
2.一人暮らしのネット利用でポケットWiFiを使うなら!WiMAX!

ポケットWiFiを使うなら、WiMAXがおすすめになります。
なぜなら、圧倒的に安いからです。
他の会社と比較すると、料金の安さが際立ちます。
WiMAX | au | ワイモバイル | |
データ容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限プランあり |
速度制限 | あり | あり | あり |
月額料金 | 約3,880円 (UQ WiMAX申し込み) |
約4,292円 | 約4,380円 (無制限プラン) |
速度制限のルールは、3日間で10GB以上のデータ通信をした場合と統一されています。
10GBの目安は、パソコンの動画鑑賞でYouTubeだとHD画質で13時間、配信動画を中程度の画質で約5時間30分です。
データ通信を無制限で安く使いたいなら、WiMAXがおすすめです。
おすすめプロバイダはGMOとくとくBB
WiMAXを申し込む時にお得なプロバイダは、GMOとくとくBBになります。
プロバイダとは、販売代理店のことです。
具体的に、UQ WiMAXの場合を見ていきましょう。
UQ WiMAXは、プロバイダ(販売代理店)を通じて幅広く展開しています。
プロバイダに販売してもらうために、UQ WiMAXのサイトから申し込んだ料金よりも、安くWiMAXが提供されているのです。
そのため、UQ WiMAXのサイトで申し込むよりも、プロバイダを経由して申し込んだ方がお得にポケットWiFiを使用できます。
その中でも、GMOとくとくBBは最安なのでおすすめです。
GMOとくとくBBの特徴は、以下のようになっています。
月額料金 | 2ヵ月まで3,609円 (3ヵ月以降4,263円) |
端末代 | 無料 |
契約期間 | 36ヶ月間(3年) |
キャッシュバック | 最大26,600円 |
注意点 | クレジットカード支払いのみ キャッシュバック受け取り忘れに注意 |
3年の契約期間で比べると、UQ WiMAXからの申し込みに比べて14,120円お得です。
さらに、UQ WiMAXからの申し込みだと端末代が約15,000円かかるので、GMOとくとくBBの方が圧倒的に安くなります。
しかし、キャッシュバックは約1年後です。
キャッシュバックについてのメールが11ヵ月目に来るので、忘れずに申し込みしましょう。
\業界最速WiMAXの定番/
3.ホームルーターを利用するならWiMAX!

ホームルーターを使うなら、WiMAXがおすすめです。
無制限かつ、格安でネットを使用できます。
候補となるホームルーターは、WiMAXとソフトバンクエアーの2つです。
WiMAXとソフトバンクエアーを比較して、表にまとめました。
WiMAX | ソフトバンクエアー | |
速度 | 下り最大1,000Mbps | 下り最大962Mbps |
データ容量 | 無制限 | 無制限 |
速度制限 | あり | あり |
月額料金 | 約3,880円 (UQ WiMAX申し込み) |
1年目 約3,800円 2年目以降 約4,880円 |
WiMAXは、3日間で10GB以上を超えると速度制限がかかるルールです。
ソフトバンクエアーは、夜間などの利用者が集中する時間帯に速度制限がかかります。
月額料金は、ソフトバンクエアーの初年度は安いですが2年目から高くなります。
1年以上使うなら、WiMAXがお得です。
ホームルーターでおすすめプロバイダはGMO とくとくBB
WiMAXを申し込む時にお得なプロバイダは、GMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBの料金形態は、ポケットWiFiと変わりません。
月額料金 | 2ヵ月まで3,609円 (3ヵ月以降4,263円) |
端末代 | 無料 |
契約期間 | 端末発送の翌月を1ヶ月目として、36ヶ月間(3年) |
キャッシュバック | 最大30,000円 |
注意点 | クレジットカード支払いのみ キャッシュバック受け取り忘れに注意 |
1番の特徴は、キャッシュバック額が最大30,000円と高額なことです。
ホームルーターを検討している人は、より安くネットに繋げることができます。
キャッシュバックの受け取りは約一年後なので、忘れずに申し込みましょう。
\業界最速WiMAXの定番/
4.一人暮らしで固定回線を引くならスマホと統一すべし

固定回線を引くコツは、スマホの契約会社と統一することです。
セット割が効くので、お得にネットに繋げることができます。
特にスマホが3大キャリアの人は、同じ会社や提携会社に申し込みましょう。
たとえば、スマホのキャリアがソフトバンクであれば、固定回線もソフトバンクで申し込みましょう。
ソフトバンクの場合は、スマホの月額料金が無期限で1,000円安くなります。
格安SIMの場合も固定回線の提携があるなら、セット割を狙いましょう。
提携会社がない場合は、NURO光がおすすめです。
単純に比較することが難しいですし、全部を比較しているとややこしくなってくるので、当サイトでおすすめしている窓口を以下にまとめておきますね。
それぞれのページに飛んだら、自分の住んでいる地域が対応エリア内かどうかは必ず確認するようにしましょう。
5.テザリングを一人暮らしのネット利用するならドコモがおすすめ

手軽でお得にテザリングするなら、ドコモ一択です。
なぜなら、ドコモはスマホの通信料だけですぐにテザリングできるからです。
ドコモ以外のキャリアだと、事前に申し込み手続きしないと使えず、契約プランによってはオプション料金が必要な場合があります。
また、格安SIMを使ってのテザリングは控えましょう。
格安SIMは、データ通信量が増えるほど通信料が割高になります。
通信速度も速くないので、ストレスを感じるでしょう。
テザリングをするなら、電波環境の良さと気軽に使えるドコモがおすすめです。
ここまで、ネット環境ごとに向いている会社を確認してきました。
ネット環境の選択肢とおすすめの会社を把握したら、自分のライフスタイルに合ったネット環境を決定しなくてはいけません。
次の章で、一人暮らしのネット環境の選び方を見ていきましょう。
6.一人暮らしのネット環境の選び方

ネット環境を整えるのに、どうやって選べば良いか分からない人がいると思います。
自分に合ったネット環境の選び方は、以下の4つです。
順を追って確認しましょう。
選び方1.外出先でも沢山ネットを使うか考える
外出先でも上限を気にせずにネットを使いたいのか考えてみましょう。
なぜなら、外出先でも大量にデータ通信を消費するならポケットWiFi一択だからです。
大量のデータ通信とは、動画鑑賞や重いファイルをダウンロードする機会が多いことを指します。
外出先でどのようなネットの使い方をしたいのか、ハッキリさせましょう。
選び方2.家が固定回線に対応している物件か確認する
まず最初に、自分の家が固定回線に対応している物件であるか確認しましょう。
なぜなら、ネット対応物件は回線が建物まで引き込まれているので開通工事がまでが早く、固定回線へのハードルが下がるからです。
プロバイダを選んで新規申し込みする手間がありますが、中にはプロバイダとの契約が済んでいる物件もあります。
その場合、面倒な手続きまでも省けるので簡単です。
さらに、ネット使用料金が家賃に含まれている物件もあるので事前確認しましょう。
選び方3.利用状況でネット環境を決める
インターネットの利用状況に合わせてネット環境を決めましょう。
なぜなら、利用するデータ通信量によって、おすすめのネット環境が変わるからです。
以下の表は、スマホで各アプリ使用時に1ギガを消費するまで時間の表になります。
ZOOM | YouTube | primeビデオ | インスタ | |
1ギガ使用 目安時間 |
1時間40分 | 約3時間 (360p画質) |
約2時間30分 (「中」画質) |
約1時間 |
オンラインゲームや大画面で長時間動画視聴するなら、固定回線の方が安心です。
LINEやネットサーフィンがメインなら、ポケットWiFiやホームルーターでも不自由なく使えます。
選び方4.開通までの手軽さで判断する
開通までの手軽さもネット環境を選ぶポイントです。
固定回線は、開通までに時間がかかります。
開通までの間は、ネットの接続はスマホのみという状況になってしまうので不便です。
すぐにネットを使いたいと考えている人は、機器が届き次第使用可能なポケットWiFiやホームルーターが向いています。
まとめ
一人暮らし向きネット環境は、ライフスタイルによってベストな環境が変わります。
どのようなネット生活を送るのか明確にしてから、ネット環境を作ることが大切です。
自分のライフスタイルに合わせたネット環境で、快適にネットを楽しみましょう。