ゲーム回線におすすめの光回線5選!ゲームに必要な回線速度とPing値は?

ゲーム回線におすすめの光回線5選!ゲームに必要な回線速度とPing値は?

ゲームを楽しんでいるときに、通信が途切れたり、重くなったりすると、ストレスを感じてしまいます。

ゲームを通信障害に邪魔されずプレイしたいなら、回線速度が速くて安定している光回線がおすすめです。

この記事では、ゲームを快適にプレイするのに必要な回線速度やPing値、おすすめの光回線をご紹介します。

自分に合った最適な光回線を契約できれば、ゲームやインターネットを快適に楽しめます。

ゲームに必要な回線速度とPing値

ゲームに必要な回線速度とPing値

オンラインゲームを快適に楽しむには、回線速度とPing値が重要です。

しかし、オンラインゲームと一口に言っても、ジャンルや使用するデバイス、操作方法によって、必要な回線速度とPing値は大きく変わります。

そこで、ここでは、オンラインゲームのジャンルごとに快適にプレイできる回線速度とPing値を解説します。

ゲームに必要な回線速度

回線速度とは、1秒間に送受信できるデータ量のことです。

「bps」という単位で表され、値が大きいとそれだけ多くのデータを送受信できるので、「回線速度が速い」ことになります。

オンラインゲームに必要な回線速度は、30Mbps以上が目安です。

しかし、これはあくまでも目安です。 シューティングゲームや格闘ゲームの場合、リアルタイムで大人数と繋がらないといけないので、必要な回線速度は70Mbps以上となります。

ゲームのジャンルごとに必要な回線速度の目安は次のとおりです。

ジャンル 代表的なゲーム 必要な回線速度
テーブルゲーム オセロ・将棋・トランプ 1~10Mbps
パズルゲーム パズル&ドラゴンズ・LINE:ディズニーツムツム・実況パワフルプロ野球 1~10Mbps
育成系ゲーム ウマ娘・シャドウバース 10Mbps~30Mbps
対戦ゲーム Apex Legends (エーペックスレジェンズ)、Fortnite(フォートナイト) 70~100Mbps

自分がプレイするゲームのジャンルの最適な回線速度は理解しておきましょう。

ゲームに必要なPing値

Ping値とは、サーバーにデータを送信してから返ってくるまでの応答時間を表します。

「ms(ミリセカンド・ミリ秒)」という単位で表され、たとえば10msは10秒間に1,000回の応答回数があることを指します。

値が小さいと応答時間が短いので、「Ping値がよい」と判断されるのです。

Ping値も回線速度と同じく、ゲームのジャンルによって快適にプレイできる値が異なります。

格闘ゲームやシューティングゲームなど、タイムラグで勝敗がわかれるゲームでは、最低でもPing値は30ms以下必要です。

快適にプレイするのであれば、15ms以下が望ましいでしょう。

Ping値についてより詳しく知りたい人は以下の記事で詳しく解説していますので、ご確認ください。

Ping値とは?測定方法やインターネット環境の改善方法を解説!

ping値とは?測定方法やインターネット環境の改善方法を解説!

2022.2.24

ゲーム回線が遅いときの原因と対処法

ゲーム回線が遅いときの原因と対処法

ゲームの回線速度は回線の混雑や通信機器の不具合などさまざまな原因で、遅くなることがあります。

対戦ゲームで白熱しているときに、回線速度が遅くなるとせっかくの楽しいゲームが台無しです。

ここからはゲーム回線が遅くなったときに試せる対処法をご紹介します。

  • 有線接続をする
  • 周辺機器の再起動
  • 回線が混雑している時間帯を避ける
  • ルーターや中継機の位置を変える
  • 光回線への変更や乗り換えを検討

それでは1つずつ見ていきましょう。

対処法1:有線接続をする

オンラインゲームが途中で止まる、重く感じるときは、有線接続に切り替えましょう。

無線接続は複数のデバイスでインターネットを利用できますが、住環境によってWiFiが届きにくくなることもあります。

そのため、無線接続だと有線接続に比べて、回線速度の安定性がどうしても劣ってしまうのです。

なお、LANケーブルには「CAT.5~CAT8」までの規格があり、それぞれ最大速度と性能が異なります。

ゲームで使用するLANケーブルを選ぶ際には、最大速度が1Gbps以上のCAT.6以上のものを選ぶのがおすすめです。

対処法2:周辺機器の再起動

ゲームの回線速度が遅いと感じたら、周辺機器の再起動を試みましょう。

とくにルーターやモデムは長期間電源をつけっぱなしなので、帯電していたり、不要なデータが溜まっていたりする恐れがあります。

帯電や不要なデータが溜まり続けると、周辺機器に不具合が生じ、処理動作が重くなってしまうこともあるので注意が必要です。

再起動することで、放電と不要なデータの消去ができるので、周辺機器の不具合を解消できます。

対処法3:回線が混雑している時間帯を避ける

ゲームを快適にプレイしたいなら、回線が混雑している時間帯を避けましょう。

とくに夜の時間帯は、多くの人がインターネットを利用するため、回線が混雑しがちです。

また、対人ゲームをプレイするときに自分の通信状況に問題がなくても、相手の通信状況が悪いと巻き込まれてタイムラグが発生することもあります。

相手の通信状況に巻き込まれたくないならば、回線が混雑する時間帯を避けたほうがよいでしょう。

対処法4:ルーターや中継機の位置を変える

ゲームを快適にプレイするためには、回線速度が安定する有線接続がおすすめです。

しかし、家族でインターネットを共有している場合は、プレイ時間によって有線接続に切り替えるのが難しいこともあるでしょう。

そのようなときは、ゲーム本体にWiFiの電波が届くようルーターの位置を変えましょう。

電波が届くようになれば、回線速度が速く安定しやすくなります。

もしルーターの位置を変えても届きにくいと感じるときは、電波が届きにくい場所に中継機を置くとよいでしょう。

中継機はWi-Fiから受け取った電波を拡大する機能があるので、電波がゲーム機やデバイスに届きやすくなります。

対処法5:光回線への変更や乗り換えを検討

上記の対策対処法を試しても通信速度が遅いと感じるのであれば、光回線への変更や乗り換えを検討しましょう。

「光回線にしたら通信速度は劇的に速くなるのか」「既に光回線なのにまた乗り換える必要はあるのか」疑問に思う人もいるでしょう。

また、光回線を選ぶときに、何を基準に選べばよいのか悩む人もいるかもしれません。

そこで後章では、ゲーム回線に光回線がおすすめな理由とおすすめの光回線を紹介します。

ゲーム回線に光回線がおすすめな4つの理由

ゲーム回線に光回線がおすすめな4つの理由

ポケットWiFiやホームルーターなどインターネット回線はさまざまですが、ゲームを快適にプレイしたいなら、光回線がおすすめです。

ゲーム回線に光回線がおすすめな理由は次のとおりです。

  • 最大通信速度が速い
  • 回線が安定している
  • Ping値が低い
  • 通信制限がない

それでは1つずつ見ていきましょう。

理由1:最大通信速度が速い

インターネット回線は主に3種類あり、それぞれ回線速度が異なります。

種類 平均速度(下り速度) 最大速度
光回線 300Mbps~400Mbps 1~10Gbps
ホームルーター 50Mbps~100Mbps 1.0Gbps~4.2Gbps
ポケットWi-Fi 6Mbps~50Mbps 150Mbps~2.4Gbps

ここで紹介しているのは、最大速度となっており、参考程度にしておく必要がありますが、ポケットWiFiと光回線の最大速度の差は約6倍、平均速度の差は約8倍以上にもなります

このことからも光回線はほかの回線と速度が比べものにならないくらい速いことが分かり、回線速度の速さが求められるゲーム回線におすすめであると言えます。

理由2:回線が安定している

ポケットWiFiやホームルーターは、電波を利用してインターネット接続をします。

電波は建物や家具などの障害物や天気によって、届きづらくなることがあるので、回線が不安定になりがちです。

一方、光回線は「光ファイバー」と呼ばれるインターネット専用回線を自宅まで引いて、インターネット接続をします。

そのため、電波のように天気や障害物に左右されることはありません。

よって光回線は安定した回線速度とPing値を保つことができるので、ゲームを快適にプレイできます。

理由3:Ping値が低い

光回線は、Ping値が低く反応速度が速いため、タイムラグが起きにくいのが特徴です。

光回線を含む、インターネット接続のPing値の平均値は次のとおりです。

インターネット回線の種類 平均Ping値
光回線 17.0ms
ホームルーター 53.9ms
ポケットWi-Fi 54.3ms

上述のとおり対人ゲームを快適にするには、30ms以下が望ましいとされており、光回線は、この条件を満たしています。

そのため、対人ゲームもタイムラグなしにプレイできるでしょう。

理由4:通信制限がない

光回線には、通信制限がありません。

ホームルーターやポケットWiFiも「無制限」を謳っている事業所があります。

しかし、一定期間に多くの通信量を利用すると、速度制限を設ける事業所もあるので注意が必要です。

たとえばポケットWiFiの「WiMAX2+」は、直近3日間で利用した通信量の合計が10GB以上になると、夜の時間帯に最大1Mbpsの速度制限がかかってしまいます。

これは、一部のユーザーが大量にデータ通信をおこなうことで、ほかのユーザーがインターネット接続できなくなるのを防ぐために設けられているのです。

光回線のなかにも、通信制限を設けているところもありますが、多くの場合は無制限でインターネットを利用できます。

ゲーム回線におすすめの光回線5選

ゲーム回線におすすめの光回線5選

光回線の契約を検討したいと思っても、多数ある光回線からどれを選べばよいのか悩むでしょう。

そこで、ここではおすすめの光回線を5つご紹介しますので、ぜひ選択肢に含めてみてください。

  • NURO光
  • auひかり
  • ドコモ光
  • OCN光
  • ソフトバンク光

それぞれのサービスを比較できる表やおすすめポイントをまとめていますので、光回線を選ぶときにぜひ参考にしてください。

1.NURO光

NURO光

《基本情報》

月額料金
  • マンション:5,200円~
  • 戸建て:2,090円~
最大通信速度 2Gbps
平均回線速度 489.9Mbps
平均Ping値 13.57ms
対応エリア 関東・北海道・東海・関西・九州

NURO光の最大の特徴は、基本プランの最大速度が2Gbpsであることです。

一般的な光回線と比べて2倍の速度です。 よって、平均速度もほかの光回線よりも早く、ゲームやインターネットを快適に利用できます。

さらに、独自回線を利用してインターネット接続をするため、回線が混雑しにくいのもポイントの1つです。

そのため回線が混雑しがちな夜の時間帯もゲームを快適にプレイできます。

NURO光の詳細が気になる人は以下のリンクからご確認ください。

NURO光
特徴 料金が安く速度が速い光回線
初期費用 手数料3,300円+工事費用44,000円
月額料金 5,200円
契約期間 3年
最大速度 2Gbps

2.auひかり

2.auひかり

《基本情報》

月額料金
  • マンション:4,730円~
  • 戸建て:6,160円~
最大通信速度 1Gbps
平均回線速度 418.09Mbps
平均Ping値 21.21ms
対応エリア 全国

auひかりもNURO光と同じく独自回線のため、混雑時も快適にゲームを楽しめます。

auひかりの最大速度は1GbpsとNURO光には及びませんが、ゲームを快適にプレイするのに十分な回線速度です。

またauひかりはNURO光よりも対応エリアが広いのも特徴の1つとなっています。

NURO光の対応エリアから外れたけど、独自回線を利用したい人におすすめです。

au光の詳細が気になる人は以下のリンクからご確認ください。

auひかり
特徴 キャンペーンが豊富な光回線
初期費用 登録費用3,300円+工事費用41,250円(ホームタイプ)or 33,000円(マンションタイプ)
月額料金 4,730円〜8,030円
契約期間 なし/2年/3年
最大速度 1Gbps

3.ドコモ光

ドコモ光

《基本情報》

月額料金
  • マンション:4,400円~
  • 戸建て:5,720円~
最大通信速度 1Gbps
平均回線速度 269.48Mbps
平均Ping値 21.04ms
対応エリア 全国

ドコモ光は、ドコモユーザーにおすすめです。

ドコモユーザーでさらにドコモ光を契約すると、セット割が適用され契約中のドコモのスマートフォン月額料金が、永年最大1,100円割引になります。

家族全員のスマートフォンの月額料金に割引が適用されるため、5人家族ならば、最大5,500円もの割引が適用になるのです。

ドコモ光のユーザーのなかには、「通信速度が遅い」などの評判もありますが、決して通信速度が遅いわけではありません。

通信速度は、auひかりと同じく最大速度は1Gbpsとなっており、平均速度もゲームをするのには十分な速度です。

ただ、多くのプロバイダが利用している「フレッツ光回線」を利用しているため、混雑時は速度が落ちてしまう恐れがあります。

ドコモ光の詳細が気になる人は以下のリンクからご確認ください。

ドコモ光
特徴 ドコモユーザーはお得
初期費用 手数料3,300円+工事費用最大19,800円
月額料金 2,970~7,920円
契約期間 なし/2年
最大速度 2Gbps

4.OCN光

4.OCN光

《基本情報》

月額料金
  • マンション:3,960円~
  • 戸建て:5,610円~
最大通信速度 1Gbps
平均回線速度 277.57Mbps
平均Ping値 22.91ms
対応エリア 全国

OCN光は、追加料金なしでIPv6接続を利用し、安定した通信速度でゲームをプレイしたい人におすすめです。

プロバイダの中には、IPv6をオプション追加しているところも多くあります。

OCN光では、IPv6接続の利用に申込手続きや追加料金が一切不要です。

インターネットに接続したその日から、高速インターネットに対応したIPv6を利用できます。

また、OCN光では「OCN無料訪問サポート」を実施しているのも大きなポイントの1つです。

OCN無料訪問サポートを利用すれば、専門スタッフが自宅に訪問し、インターネット設定のサポートをおこなってくれます。

OCN光の詳細が気になる人は以下のリンクからご確認ください。

OCN光
特徴 dポイントも貯まる光回線
初期費用 事務手数料3,300円+工事費用2,200〜19,800円
月額料金 3,960円〜6,820円
契約期間 なし/2年
最大速度 1Gbps

5.ソフトバンク光

5.ソフトバンク光

《基本情報》

月額料金
  • マンション:4,180円~
  • 戸建て:5,720円~
最大通信速度 1Gbps
平均回線速度 313.03Mbps
平均Ping値 17.09ms
対応エリア 全国

ソフトバンク光は、ソフトバンクユーザーにおすすめです。

ドコモ光と同じく、光セット割引きが受けられるからです。

ソフトバンクユーザーまたはワイモバイルユーザーがソフトバンク光を契約すると、おうち割光セットが適用されます。

同世帯の家族はもちろんのこと、離れた場所に住む家族のスマートフォン月額料金の割引も適用されるのでお得です。

なお、ソフトバンク光も他の光回線が利用している「フレッツ光」を利用しているため、混雑時は一時的に速度が落ちてしまいがち。

けれども、平均速度もPing値もゲームを快適にプレイするのに十分な速度と値を持っています。

ソフトバンク光の詳細が気になる人は以下のリンクからご確認ください。

ソフトバンク光
特徴 ソフトバンクユーザーは割引でお得になる
初期費用 手数料3,300円+工事費用最大26,400円
月額料金 4,180円~7,920円
契約期間 なし/2年/5年
最大速度 2Gbps

光回線を契約してゲームを快適に楽しもう!

光回線を契約してゲームを快適に楽しもう!

ゲームを快適に楽しむには、安定した回線速度とPing値の低さが重要です。

また、ゲームには通信量がかかるので、契約しているインターネット回線によって通信制限にかかる恐れもあります。

ゲームを快適に楽しみたいなら、光回線への切り替えがおすすめです

今回紹介した光回線のなかでも、ゲーム目的で利用するのであれば、独自回線で安定した通信速度が期待できるNURO光がおすすめです。NURO光は利用できる地域に限りがありますので、NURO光が利用できない地域にお住まいの人は今回紹介した別の光回線の導入を検討しましょう。

NURO光の詳細が気になる人は詳細を以下のリンクよりご確認ください。

NURO光
特徴 料金が安く速度が速い光回線
初期費用 手数料3,300円+工事費用44,000円
月額料金 5,200円
契約期間 3年
最大速度 2Gbps