drive光はおすすめできない!理由とメリット・デメリットを解説

drive光はおすすめ?サムネイル

光回線にしようと調べているうちに、「drive光」という光回線を見つけて気になったあなた。

「drive光は利用料金が安いのかな?」

「おすすめできる光回線なのかな?」

このような点が、気になっているのではないでしょうか。

drive光は、月額料金が高い・契約期間も長いなどのデメリットが多いため、よく調べずに契約すると後悔することになります。

そこでこのページでは、drive光の概要やメリット・デメリットをはじめ、おすすめできる光回線なのかをまとめました。

このページを読めば、drive光を契約しても後悔しないかどうかがハッキリと分かります。

1.drive光はどんな光回線?

drive光とは

drive光は、株式会社Twelve(トゥエルブ)が運営しているインターネット回線サービスです。

NTTの光回線を借りて運営しているサービス(光コラボ)なので、光回線とプロバイダをセットで契約できます。

通常は光コラボで月額料金が安くなりますが、drive光は他の光回線と比べて安いわけではありません。

ただ、定額制と通信量制の2種類のプランが用意されており、自分に最適なプランを選べる点は魅力的です。

1-1.drive光の利用料金

drive光の利用料金を表にまとめました。

定額制プランと通信量制プランの2種類が用意されています。

定額制プラン

定額制プランは、使用したデータ量に限らず定額で月額料金を支払う一般的なプランです。

プラン名 戸建て マンション
スタンダード
(光回線+Drive)
月額5,580円 月額4,580円
プレミアム
(光回線+Drive)
月額5,980円 月額4,980円
シンプル
(光回線のみ)
月額3,980円 月額2,980円

※全て税抜き価格

drive光には、戸建てタイプとマンションタイプがあります。

光コラボで月額料金が安く利用できるにも関わらず、あまり安くないという印象を受ける人も多いかもしれません。

実際に、とても安い光回線というわけではないため、安い光回線を探している人にはおすすめできません。

通信量制プラン

通信量制プランは、使用したデータ分の料金を支払うプランです。

プラン名 戸建て
スマートアルファ
(光回線+Drive)
月額3,980円〜6,080円
(30円/100MB)
スマートアップ
(光回線のみ)
月額3,480円〜5,580円
(30円/100MB)

※全て税抜き価格

drive光は、他の光回線サービスにはない「通信量制プラン」というものがあります。

自分が利用したデータ量分だけ、料金を支払うというものです。

ただし、最低支払額は3,980円からと決まっているため、その点は注意してください。

また、マンションタイプの通信量制プランは用意されておらず、戸建てタイプのみとなります。

2.drive光を契約した場合のメリットは特になし

drive光のメリット

drive光にはどのようなメリットがあるのか、気になっている人もいると思います。

結論から言えば、drive光には特にメリットがなくおすすめできない光回線です。

具体的にどういう意味なのか、詳しく紹介します。

2-1.drive光を契約しても満足できない可能性がある

「光回線にしよう」と思う理由は、以下の4つが多いのではないでしょうか。

  • 通信速度を速くしたい
  • 今のインターネット料金よりも安い回線にしたい
  • 速度制限を気にせず快適にインターネットを楽しみたい
  • キャッシュバックが欲しい

通信速度を速くしたいと思ってdrive光にしても、満足のいく通信速度にはなるとは限りません

むしろ、現在のインターネットの通信速度よりも低下してしまう可能性があります。

drive光の通常契約は、「IPv4(PPPoE)」通信です。

「IPv4(PPPoE)」通信は光回線の最大速度である1Gbpsを発揮することができず、最大200Mbpsの速度でしか通信できません。

さらに、光回線全体を通して言えることですが、最大通信速度を出すことはほぼできません。

利用する環境や利用者数により、必ず最大速度よりも低い通信速度になってしまいます

光回線の速度を特に不満なく発揮できるのは、「IPv6(IPoE)」通信です。

同じく最大速度を出すことはできませんが、最大200Mbpsの通信よりは速い通信速度で利用できるようになります。

そんな「IPv6(IPoE)」通信はdrive光ではオプションでの契約となり、月額200円です。

月額200円プラスするのであれば、他の光回線を利用したほうが、通信速度も速く快適なインターネット環境を作り上げることができます。

また、他の光回線の多くはdrive光よりも安い月額利用料金になっています。

光コラボだからといって、月額料金が安くなるわけではないのです。

さらに言えば、他社では用意されていることが多いキャッシュバックもありません。

光回線の契約時にネックになる問題の1つである工事費用の割引もなく、契約してもメリットやお得感がほぼないサービスと言えます。

2-2.1つだけ挙げるなら通信量制プランがあること

1つだけメリットを挙げるとすれば、通信量制プランがあるということです。

通信量制プランは、使ったデータ通信量にあわせて料金を支払う形式になっています。

通信量制プランを使用すれば、普段あまりインターネットを利用しない人でも損なく利用料金が支払えるのです。

ただし通信量制プランは、戸建てタイプのみの対応となっています。

そのため、マンションタイプで契約したい人の場合には関係ないため、一概にはメリットと言えません。

3.drive光を契約した場合の5つのデメリット

drive光のデメリット

メリットが特にないdrive光ですが、デメリットはどうでしょうか。

「メリットもデメリットもない、特に特徴がない光回線なのかな?」と思う人もいると思いますが、デメリットはしっかり存在しています。

drive光のデメリットは、以下の5つです。

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

デメリット1.月額料金が高め

drive光の月額料金は他の光回線と比べて高めであり、大きなデメリットです。

どのくらい高めなのか、他の光回線と比較してみましょう。

表を見てみると、明らかにdrive光の利用料金が高いことが分かります。

以下は、他社の月額料金とdrive光の月額料金を比較した表です。

光回線 戸建て マンション
drive光 月額5,580円 月額4,580円
NURO光 月額4,743円 月額4,743円
docomo光 月額5,200円 月額4,000円
Softbank光 月額5,200円 月額3,800円
au光 月額5,100円 月額4,300円
BIGLOBE光 月額4,980円 月額3,980円

※全て税抜き価格

表内にあるNURO光やキャリア光回線3種、BIGLOBE光は、オプションではなく元から高速通信が可能です。

しかしdrive光は、高速通信が可能になる「IPv6(IPoE)」通信がオプションでの契約となり、月額200円かかります。

高速通信で快適にインターネットを楽しむための月額200円をプラスして考えると、さらに割高になることが分かりますよね。

drive光ではなく、月額料金が安くて元から高速通信が可能な光回線を選んだほうが、お得になるのです。

デメリット2.契約期間縛りが長い

drive光だけではなく、多くの光回線には契約期間が設けられています。

大体は1年~2年の契約期間が一般的です。

契約期間内に解約すると、解約金が必要になるため、多くの人は契約期間が終わるまで同じ回線を使い続けます。

つまり、契約期間が長い光回線ほど、解約できるまでが長く、不満が溜まりやすいのです。

drive光は、契約期間の縛りが3年間と長く設定されています。

以下は、他社の契約期間とdrive光の契約期間を比較した表です。

光回線 契約期間
drive光 3年間
NURO光 2年間
docomo光 2年間
Softbank光 2年間
au光 2年間
BIGLOBE光 2年間

3年間も高い月額料金を支払い続け、速度や対応にも不満を抱えてしまったら、後悔しかありません。

引越しや長期の出張の場合にも気軽に解約できなくなるため、とても不便です。

デメリット3.解約金が高い

契約期間が3年間もあるdrive光を使っていて、途中で嫌になったり何か事情があって解約したくなったりすることがあるかもしれません。

drive光の解約金が安ければ、「解約金を支払えば済む」と考えることができます。

しかし、drive光の解約金は19,500円と高めの設定になっているのです。

以下は、他社の解約金とdrive光の解約金を比較した表になります。

光回線 解約金
drive光 19,500円
NURO光 9,500円
docomo光 13,000円
Softbank光 9,500円
au光 15,000円
BIGLOBE光 9,500円

※全て税抜き価格

一番おすすめできる光回線のNURO光は、契約期間2年間で解約金は9,500円と良心的。

こうした違いを見ると、drive光にはデメリットが多いように感じられます。

デメリット4.キャッシュバックがない

光回線と言えば、高額キャッシュバックが用意されていることが多いですよね。

キャッシュバックを目当てにして、高額キャッシュバックの光回線を契約する人もいるほどです。

しかし、drive光にはキャッシュバックがありません

以下は、他社とdrive光のキャッシュバックの有無、キャッシュバック金額を比較した表になります。

光回線 キャッシュバック
drive光 0円
NURO光 45,000円
docomo光 20,000円
Softbank光 24,000円
au光 45,000円
BIGLOBE光 25,000円

他の光回線ではキャッシュバックがあるため、工事費用などを浮かせたりとお得になります。

キャッシュバックがないdrive光を契約しても、工事費用やこれまでに使用していたインターネット回線の解約金に充てることができないのです。

キャッシュバックがないというデメリットは大きく、お得感がない光回線と言えます。

デメリット5.速度や対応面で不安な口コミが多い

SNSや口コミサイトを見てみると、drive光の速度や対応面で不満を抱えている人の口コミが多いです。

具体的には、以下の2点が多く見受けられます。

  • 昼夜問わず通信速度が遅い
  • 電話対応が悪い

昼夜問わず通信速度が遅く、最大速度に近い通信速度になったことがないという声が多いです。

速度を速くしたい場合にはさらに月額200円支払う必要があるため、光回線としてのメリットがない状態です。

また、電話対応が悪いという声も多く、なかなか繋がらなかったり折り返しの電話が来なかったりと不満が多くありました。

通信速度や対応に不満の声が多い光回線は、契約してから自分でも同じようなことを感じ、不満が募りやすいです。

不満だらけになり解約したくなっても、3年契約で解約金も高いとなればどうしようもありません。

このような点から、drive光を契約することはおすすめできないと言えます。

4.drive光のみんなの評価は?口コミをチェック

デメリットが多いと説明したdrive光ですが、実際に利用している人はどのように感じているのでしょうか。

drive光を実際に使っている人の評価も確認すべく、SNSでの口コミを集めました。

https://twitter.com/keana_apart/status/1266006883887796226

SNSではdrive光のいい口コミが少なく、悪い口コミが極端に多くありました

速度面や対応面での不満を抱えているユーザーが多く、いい印象は受けにくいです。

通信速度に関しては「IPv6(IPoE)」通信を申し込んだら多少速くなったという声もありますが、大満足とはいっていない様子。

このように、drive光は実際に使っている人たちの中でも、不満に感じている人が多い光回線です。

ハッキリ言って、新規契約に踏み切ることはおすすめできません。

5.速度もキャッシュバックも文句なしのおすすめの光回線はコレ!

文句なしのおすすめの光回線

ここまで、drive光の概要やメリット・デメリット、口コミについて紹介しました。

結論として、drive光を契約するのはおすすめできません。

では、「速度やキャッシュバック、対応なども文句なしの光回線はあるの?」と気になったあなたに、文句なしの光回線を紹介します。

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

5-1.おすすめの光回線3選

まずは、おすすめの光回線を3種類紹介します。

  1. NURO光
  2. キャリア光回線
  3. BIGLOBE光

どのような光回線なのか詳しくみていきましょう。

NURO光

おすすめの光回線2「NURO光」

NURO光は、対応エリアは限られるものの、高額キャッシュバックや料金の安さでおすすめできる光回線です。

Softbankユーザーであればセット割が受けられるため、スマホの月額利用料金が最大1,000円安くなります。

契約期間は2年間で解約金は9,500円のため、気軽に契約することが可能です。

通信速度は、2020年12月現在で国内最速の光回線です。

そのため、インターネットを頻繁に利用する人やオンラインゲーム、動画鑑賞が多い人にもおすすめできます。

料金 戸建て:4,743円
マンション:4,743円
キャッシュバック 45,000円
スマホセット割引 Softbankユーザーが対象
契約期間 2年間
対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・愛知・静岡・岐阜・三重・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・福岡・佐賀

キャリア光回線

おすすめの光回線「キャリア回線」

キャリアの光回線には、3種類あります。

  • docomo光
  • Softbank光
  • au光

それぞれのキャリアのスマホを利用している場合、スマホのセット割が適用されます。

スマホの月額利用料金が最大1,000円安くなるため、キャリア回線にしてスマホの利用料金も安くするとよりお得です。

NURO光の提供エリア対象外の人は、全国対応かつスマホ利用料金が安くなるキャリア光回線をおすすめします。

キャリア回線の種類 docomo光 Softbank光 au光   
利用料金 戸建て:5,200円
マンション:4,000円
戸建て:5,200円
マンション:3,800円
戸建て:5,100円
マンション:4,300円
キャッシュバック 20,000円 24,000円 45,000円
スマホセット割引 docomo
ユーザー対象
Softbank
ユーザー対象
au
ユーザー対象
契約期間 2年間
対象エリア 全国
\docomoユーザーならこれ一択!/
\Softbank光なら他社から乗り換えで工事費還元!/
\au光ならネット+電話で高額キャッシュバック!/

BIGLOBE光

BIGLOBE光

auのスマホもしくはSIMフリーのスマホを使っているという方は、BIGLOBE光がおすすめです。

25,000円のキャッシュバックに加えて、工事費用が最大30,000円割引されますので、新規契約でもお得になります。

全国対応なのでエリアを気にせず契約でき、戸建て・マンションともに利用料金もお手頃です。

光回線の通信速度も安定しており、対応面でも不満が少ない光回線としておすすめできます。

料金 戸建て:4,980円
マンション:3,980円
キャッシュバック 25,000円
スマホセット割引 auユーザーが対象
契約期間 2年間
対応エリア 全国対応

5-2.一番のおすすめはNURO光

おすすめの光回線2「NURO光」

3種類の光回線を紹介しましたが、一番のおすすめはNURO光です。

光回線は、どの光回線を利用しても、利用環境によって通信速度には差が出ます。

しかし、NURO光は高速回線なので、動画の視聴や配信、オンラインゲーム、ネット閲覧等もスムーズに楽しめるのです。

月額利用料金も平均的で高くなく、キャッシュバックも高額のため、契約しやすい点もポイント。

全国対応ではありませんが少しずつエリアを拡大しているため、今後は対応可能となるエリアが増えていく予定です。

6.drive光のよくある質問

drive光のよくある質問

drive光はおすすめできない光回線だと紹介しましたが、気になっている人もいると思います。

そこで、drive光のよくある質問をまとめました。

それでは、それぞれ詳しく説明します。

Q1.工事費用はどのくらい?

光回線の契約では、開通工事を行うため、それぞれの光回線サービスが定めている工事費用が必要となります。

drive光の工事費用は、以下のとおりです。

戸建て マンション
15,000円 15,000円

NURO光やau光などは、新規申し込み特典で工事費用が実質無料になりますが、drive光は15,000円の工事費用がかかります

キャンペーンも特に行われていないため、お得に契約することはできません。

もしdrive光を契約する場合には、工事費用に加えて契約事務手数料800円が追加で必要となります。

Q2.drive光は電話サービスはある?

drive光には、ひかり電話のオプションが用意されています。

ベーシックとプラスの2つのプランがあり、月額500円から1,500円で利用可能です。

着信通知メールやテレビ電話、高音質電話などが可能で、プラスタイプのプランになると迷惑電話拒否サービスなどが追加されます。

Q3.drive光の対応エリアはどこ?

drive光は、NTTの光回線を借りて提供されているサービスのため、対応エリアは全国です。

日本国内であれば利用できる光回線ですが、お住まいの地域によっては通信速度が遅くなる可能性もあります。

そのため、契約してから後悔することがないように、事前にdrive光に確認することをおすすめします。

事前に電話で確認を取ることで、drive光の対応の善し悪しも把握可能です。

drive光のまとめ

drive光はおすすめできる光回線かどうか、メリットやデメリットを挙げつつ紹介しました。

結論として、drive光はおすすめできない光回線です。

通信速度、月額利用料金、対応、キャッシュバックなど、様々な面から見てお得になる箇所がありません

drive光を契約して、高い月額料金を支払い3年間使用し続けるのであれば、NURO光やキャリアの光回線、BIGLOBE光を契約したほうがお得です。

drive光があなたにとってどのようなメリットがある光回線なのか、今一度考えてみてください。

そして、もしメリットがないと感じる場合には、drive光以外の光回線をチェックしてみることをおすすめします。

契約してから後悔するのではなく、事前に情報を集めて自分の中で冷静に判断できるようにしておきましょう。