中古のノートパソコンについてお調べではないでしょうか。
現在はアウトレットショップやウェブサイトなどで、激安のノートパソコンが数多く販売されています。
そこでこちらを購入する際にどういった点に注目して選べば良いか、またどのようなことに注意しておけば失敗しないかについて解説していきます。
もし予算を安く済ませるために中古ノートパソコンの購入を検討している方は、どのような場所で買えばよいかについても触れるので一度参考にしてみてください。
目次
1.中古のノートパソコンでも十分?

まず中古のノートパソコンがそもそも安全に利用できるかについてですが、結論から言えば正しい選び方をすれば十分に使うことができます。
特に個人間ではなく、信頼のおける中古販売業者から販売されているノートパソコンに関しては動作の確認なども精密にチェックされていることが多いです。
正常に動作するものでも、新機種への買い替えなどで引き取りされて市場に並んでいることもあるため不具合箇所については商品説明などから入念に確認しておきましょう。
また個人間での中古ノートパソコンの取引も含めて、販売社が信頼がおけるかどうかを判断することが重要です。
会社であれば企業情報をチェックする、個人間も含めて低評価が多くないか、またその内容に関して初期不良に関する保証が正しくされているかなども見ておきましょう。
店頭で購入する際も含めて、パソコンの場合は実際に起動してしばらく使ってみないと不具合箇所に気づかないこともあります。
そのため、保証に関する内容がしっかりした状態で購入することが特におすすめです。
その他バッテリーに関しては消耗が激しくなっていることが多く、購入後すぐに買い替えが必要となるようなこともあるため気をつけておきましょう。
2.中古ノートパソコンの選ぶときのポイント

中古でノートパソコンを選ぶ際に、特に確認しておきたいポイントについて3点紹介していきます。
- 欠陥がないか確認する
- 保証内容・期間を確認する
- ノートパソコンの性能を確認する
それぞれ重要な項目となるため、詳しく解説していきます。
ポイント1.欠陥がないか確認する
中古ノートパソコンを選ぶ際は、初めに欠陥がないかについて確認しましょう。
許容できる欠陥であれば問題ありませんが、認識していなかった場合には不利益となるため事前にチェックしておくことが重要です。
「液晶のドット抜け」
ノートパソコンでは衝撃などによって液晶が漏れていたり、抜けが生じていることがあります。
こちらは破損箇所から広がっていくなどのリスクもあるため、画面が見れるのであれば実際に確認することも重要です。
また液晶では少ないが画面焼けと呼ばれる残像が残ることもあります。
液晶の際は焼き付きを自身で直すことも可能ですが、重篤な症状の際には完全に復旧できないこともあるため注意しておきましょう。
「目立つ傷や割れの有無」
店頭で確認できる場合には特に本体の裏まで傷や割れ箇所がないかについてチェックしておきましょう。
ネットでも公開されている画像に関しては隅々まで見ておくことが重要で、もし気になる場合には販売者に問い合わせることも一つの方法です。
「不具合の有無」
致命的な不具合がある場合にはジャンク品として販売されていることがありますが、細かい不具合に関しても商品説明を確認しておきましょう。
「欠陥品の有無」
元々本体に付属されているACアダプタや説明書などに、欠陥品がないかについても見ておくことが重要です。
コード類などは後々入手する際には種類や販売経路も少なく、古いモデルの場合には生産自体が終了していることもあるため気をつけておきましょう。
また使い方に関して分からないことがあれば説明書が必要となりますが、欠品がないかについてもチェックしておけば初心者の方にも扱いやすいです。
中古のオンラインショップなどでは、不具合や欠陥に関してはあらかじめ記載されていることが多いですが、確認が抜けていることもあります。
購入後は不良箇所がないかを早期にチェックすることで、余分な費用がなく対応してもらえることがあるためこちらも参考に考慮してみてください。
ポイント2.保証内容・期間を確認する
中古のノートパソコンを購入する際には特に保証内容と保証期間について確認しておくことが重要です。
新品であれば1年〜5年の保証があることが一般的ですが、中古では販売者によって保証に関してはないこともあるため注意しておきましょう。
万が一故障した際には高額の修理費がかかってくることもあり、結果として新品で購入するよりも高くつくことも考えられます。
新品で買うことよりもリスクが高いということを認識して、有料加入が可能であればなるべく加入しておく方が安心です。
また販売者が保証を付けている場合には、保証できるほどよいパソコンである証ともなっているため結果として高品質な中古である可能性が高くなっています。
一度故障すると他の箇所にも影響を与える可能性があり、利用の際のストレスにもなるためなるべく安全性の高い中古ノートパソコンを選択する審美眼が必要です。
特にフリマサイトで個人が販売しているパソコンは割安なことが多いですが、記載のない不具合があるなどトラブルの種ともなるため購入の際には覚悟しておきましょう。
概ね1年以上か長期で使うことを考えている場合は、特に保証に関しては重要となってくるため修理費とも比較しながら加入についても考えてみてください。
バッテリーの保証はないことが多いので注意
ノートパソコンの本体には保証がある場合でも、バッテリーに関しては保証の対象外となることが多い点には十分気をつけておきましょう。
中古で販売されているノートパソコンについてはバッテリーそのものが消耗していることが通常で、充電可能な最大値からはかなり下がっていることがあります。
もし持ち運びなどで利用することを考えている際には充電切れが起こることも考えられるため、交換可能かどうか、互換製品があるかどうかについては確認しておきましょう。
充電を行いながら利用する際にはさほどデメリットではありませんが、利用中に電源アダプタが外れてしまうとシャットダウンしてしまうなどのリスクはあります。
商品説明でバッテリーの残容量についても記載されていることがあるため、その点もチェックしておきましょう。
ポイント3.ノートパソコンの性能を確認する
中古で格安のノートパソコンを購入する際には、型落ちとなっているモデルや旧式のモデルが多い点にも注意が必要です。
性能が現行の機種より著しく低いことがあるため、確認しておきましょう。
それぞれどのような項目をチェックすればいいかについて解説していきます。
CPU:Core i5もしくはCore i7
ノートパソコンではCPUがどの程度のレベルが搭載されているかによって、使いやすさや対応できるアプリケーションが制限されることがあります。
特に最新のソフトなどは高スペックな動作を必要とするものも多いため、普段使いがメインの場合でもある程度のCPU性能がある方が安心です。
Core i5、Core i7程度であればスムーズに動作することが多く、なるべくこちらのプロセッサーを搭載した中古ノートパソコンを選択しておくことが望ましいです。
CPU世代:第二世代以降
CPUには世代と呼ばれるものが存在し、発売時期によって違うことが特徴的でこちらも性能に大きく関わるため重要となります。
第一世代の場合はかなり古く、動作が遅い点やソフトの互換性に乏しいことがあるため最低でも第二世代以降のCPU世代を利用することがおすすめです。
Core i5などのCPUの末尾を確認することで見分けることが可能で、以降の数字が3桁であれば第一世代、4桁以上であれば第二世代以降となります。
また第二世代以降のCPUは、Core i7-2700Kなら第二世代、Core i5-9900Kなら第九世代と、先頭の数字で世代を判別します。
HDD:500GBもしくはSSD128GB
ストレージに関して容量を重視する場合はHDD、データ転送や速度、安全性を重視する場合はSSDが望ましいです。
こちらのストレージ自体には価格の差があるためそれぞれ得意とする分野で、目的に合わせた選択をすることが重要です。
HDDはSSDと比較して安価ながら大容量のデータを取り扱うことが可能で、500GB以上あればHDDを選ぶメリットを受けることができます。
SSDは壊れにくく、転送速度も速いことから快適に作業することができますがHDDと比較して割高となるため128GB程度以上でHDD500GBと同じ位の価格となります。
速い分容量が少ないというデメリットがあるため、データに関しては外部でストレージを確保するなども重要です。
OS:Windows10 64bit
OSに関してはWindows7が終了して以降、現在はWindows10が主流となっています。
またWindows10にはCPUによって32bit、64bitが存在していますが、こちらは大幅に機能に影響を与えます。
64bitであれば処理できる能力が32bitよりもはるかに多いため、理論上高速での作業が可能です。
またアプリケーションに関しても動作するものとしないものがありますが、現在は64bitに対応しているものも多く出ています。
メモリの上限に関しても制限があり、32bitでは4GBまでで64bitでは1TBまで搭載可能です。
メモリ:4GB以上
メモリは、普段使い程度であれば4GB程度でストレスなく利用することができます。
動画編集や重い処理を必要とするアプリケーションが利用したい場合には、4GBでは対応していないことや正常に動作しないことがあるため注意が必要です。
また増設できるものとできないものもあるため、機種を選ぶ際には気をつけておきましょう。
メモリが2GB以下になると、ブラウザ閲覧のみでも処理速度が遅く感じることがありストレスとなることもあります。
マイクロソフトオフィスがついているかどうか確認する
特に学校やビジネスでの利用を考えている際には、マイクロソフトのオフィスがついているかどうかを確認しておきましょう。
こちらはワードやエクセル、パワーポイントなどビジネスなどの主流となっているソフトのため必要な人は必ず確認しておきましょう。
こちらは後から追加購入する際には3万円前後の追加料金が必要となるなど、結果として高くなることもあるため注意が必要です。
特に中古で購入する際には安くなる分入っていないということも多いため、商品説明を注視することが重要となります。
3.中古のノートパソコンを買うならオンラインショップがおすすめ

中古でノートパソコンの購入を考えている場合にはオンラインショップを利用することがおすすめです。
オンラインショップにも様々なタイプがありますが、その理由について詳しく解説していくので参考にしてみてください。
理由1.実店舗より料金が安い
オンラインショップの中古ノートパソコンは、実店鋪よりも料金が安くなることがあることが最大のメリットです。
価格帯としても5万円以下で高スペックなものが多く、目的に応じて安価なノートパソコンを入手することができるため予算の都合もつきやすくなっています。
また実店鋪とは違って検索窓を利用することでスピーディーに求めているスペックや値段で販売されている商品を調べることができることもメリットです。
ただし、実際に商品を見ることができないため外観などのイメージと違うことやサイズ感についてのミスがあるなどの点については注意しておきましょう。
あらかじめノートパソコンを所持している場合にはサイズ比較なども可能ですが、持っていない際には一度実店鋪で同サイズの機種を見ておくことも一つの手段です。
理由2.商品数が多い
現在多くのオンラインショップがあるため、もし欲しいモデルがある場合にも中古で販売されていることが多く、商品数の総数が多いこともメリットとなります。
実店鋪の場合には店鋪の大きさも影響するためどうしても数的に限られてきますが、オンラインであれば多くの店鋪から様々なタイプの商品を選択可能です。
また旧モデルから最新モデルなど幅広いラインナップの取り扱いがあるため、あらゆるニーズにも対応できる点においても利便性が高くなっています。
直接手に取って確認できない点は注意が必要ですが、サイトによっては詳細に商品説明を記載していることもあります。
地方など周囲に中古ノートパソコンを取り扱っている店鋪がない場合でも、豊富な品揃えから自身にマッチした商品を購入することができるため、一度調べてみてください。
理由3.保証内容が充実
店鋪での販売と比較して保証に関する内容や種類が充実している点が、オンラインショップのメリットとして挙げられます。
特にインターネット上で購入する際には実際に見れないことから信用面において不安があるため、販売各社もなるべく保証を付けている点も特徴的です。
またハードディスクやACアダプタに関しては永久保証をしていることもあり、安心感を持てるような内容についても多く提供しているサイトもあります。
保証内容や対象に関しては限定的となることがあるため、なるべく販売規定の項目から保証の範囲に関して調べておくことが重要です。
またサイトによって保証内容が細かく変わってくるため、ご自身が重要視している内容が含まれているかどうかについても確認しておくとトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
4.おすすめの激安中古ノートパソコンショップ3選

オンラインで激安販売している中古ノートパソコンショップについて、それぞれ3社紹介していきます。
種類も豊富にあり、値段も安いことが魅力的ですが、保証内容や返品対応に関しても充実しているため参考にしてみてください。
ショップ1.デジタルドラゴン

デジタルドラゴンでは1万円からの中古ノートパソコンも豊富に取り扱っており、3万円台、5万円台などニーズに合わせて種類を検索することができます。
高額となりがちな送料においても、20,000円以上の購入であれば無料となるなど費用を抑えてノートパソコンを利用したい方にも利便性が高いです。
目的に合わせたモデル選択についても分かりやすく調べることができるなど、ホームページが見やすい点についても魅力的となっています。
セール品やわけあり品なども取り扱っており、それぞれどういった面で価格が下げられているかについても説明されていることも特徴的です。
ショップ2.パソレット

パソレットは、3年の長期保証モデルやハイスペックなモデルが充実していることが魅力となっている中古ノートパソコンショップです。
またスペックと価格を選んでPCのモデルを販売車に選択してもらうガチャシステムなど、他社にはない企画も行っています。
人気が高いこともあり、目当ての商品がすぐに品切れとなっていたり、ラインナップが少なくなっていることもあるためこの点には注意が必要です。
またOSの初期設定済みで発送してくれる点や、クリーニングの面にも力を入れていることも魅力となっています。
購入代金が10,000円以上であれば送料が無料になるなど、中古でありながらも安く高品質なサービスを受けられるオンラインショップです。
ショップ3.JUNKWORLD(ジャンクワールド)

ジャンクワールドでは、1万円を切る激安モデルの中古ノートパソコンについても豊富に扱っているオンラインショップとなります。
保証期間については全品に付けられますが、基本的には30日間となるため長期での保証を求めている方は注意が必要です。
シンプルなホームページでありながらもOS別、メーカー別といった検索も可能となっているため目的の商品にたどり着きやすい点も特徴的となっています。
送料は全国一律900円となりますが、全体的な本体価格も3万円以内も多く安くなっているため値段重視の方でも購入しやすいサイトです。
まとめ
今回は中古ノートパソコンについてどのようなことに注意すればよいか、おすすめの販売先等を紹介していきました。
豊富なラインナップから新品の半額程度の料金で購入することができることは魅力的ですが、購入の際には注意しておかなれば失敗することがあります。
本体価格の安さだけで決めることなく、性能や保証内容などについても細かく確認しておくことでトラブルを未然に避けることが可能です。
これから中古ノートパソコンを調べる際には、是非本記事を参考にして探してみてください。
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