「ゲーム実況配信用のパソコンでおすすめはないかな?」とお探しですね。
ゲーム実況がしたいなら、ゲーミングPCを購入しましょう。
ゲーミングPCとは、ゲームに特化したパソコンのことです。
ストレスなくゲーム実況するなら、ゲーム推奨環境よりも余裕のあるゲーミングPCを購入するのがおすすめ。
今回は、ゲーム実況配信に必要不可欠なスペックやおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
自分に合ったパソコンを見つけて、ゲーム配信生活を楽しみましょう。
目次
1.ゲーム実況配信をするならゲーミングPCがおすすめ!

ゲーム実況をするなら、ゲーミングPCを用意しましょう。
ゲーミングPCとは、高い情報処理能力を持ったゲームもできるパソコンのことです。
普通のパソコンでオンラインゲームをすると情報処理が遅く、反応が遅かったり固まってしまったり不都合が発生します。
動作が遅いがために負けてしまうとイライラしてしまうことも。
さらに配信もするのであれば、パソコンの負荷は大きくなるのです。
ゲーミングPCは、ゲーム以外の用途でも使えるので、普通の事務作業やネットサーフィンもできます。
オンラインゲームと動画配信を同時に行うなら、圧倒的にゲーミングPCがおすすめです。
ゲーミングPCと一般的なPCの違い
ゲーミングPCと一般的なPCの違いは、スペックの差とGPUや排熱処理の有無です。
違いを下記の表で把握しましょう。
ゲーミングPC | 一般的なPC | |
CPU | Core i7が一般的 | Core i3~5 |
メモリ | 16GB | 4~8GB |
GPU(グラフィックボード) | 必要 | CPUに搭載されているもので十分 |
排熱機能 | 排熱に力を入れている | 機能はあるが普通 |
価格 | 14万円~ | 5万円~ |
ゲーミングPCは、グラフィック処理が必要になるのでGPU(グラフィックボード)が必要です。
電子機器は発熱すると性能が落ちるので、ゲーミングPCは排熱環境に力を入れています。
一方、一般的なPCは、動画鑑賞や事務作業を想定しているので、ハイスペックである必要がありません。
なぜなら、動画鑑賞や事務作業に多くの処理能力を求めないからです。
つまり、一般的なPCは、GPUや排熱処理が無くスペック不足なのでゲーム実況に向いていません。
ゲーム実況に向いているパソコンは、ゲーミングPCであることが分かりました。
次の章で、ゲーミングPCを購入するポイントを確認しましょう。
2.ゲーム実況配信用のパソコンを購入するとき4つのポイント

いざ、ゲーミングPCを購入しようと思い立っても、どうやって選べば良いか分かりませんよね。
ゲーム実況用のパソコンを購入するときのポイントは、以下の4つです。
それぞれ詳しく見ましょう。
ポイント1.オンラインゲームかTVゲームか配信内容を決める
最初にどのゲーム配信をするのか決めておきましょう。
オンラインゲーム | TVゲーム | |
別途必要な機器 | パソコンで完結 | キャプチャーボード |
このように、オンラインゲームかTVゲームかによって必要な機器が異なるのです。
TVゲームの実況をするなら別途、キャプチャーボードが必要になります。
キャプチャーボードとは、TVゲーム機の映像や音をパソコンに出すための周辺機器のことです。
PS4やSwitchをHDMIでキャプチャーボードと接続し、ゲーム画面をPCに映して動画配信をします。
キャプチャーボードで有名な製品は、AVerMedia製のLive Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS で、約3万円で購入可能です。
オンラインゲームは、パソコンひとつで完結します。
どちらを配信するのか、事前に決めておきましょう。
ポイント2.Windowsのパソコンを選ぶ
Windowsが入っているパソコンを選びましょう。
なぜなら、MacからゲーミングPCは発売されていないからです。
そもそも、Mac版を提供しているゲームが少ないので、スペックの高いパソコンを買ってもプレイできる種類が限られてしまいます。
最初から、ゲーム用PCを販売しているWindowsを購入した方が後悔しません。
Windows | Mac | |
ゲーム向き | ゲーミングPC有 | ゲーミングPC無し |
ポイント3.デスクトップを選ぶ
ゲーミングPCを購入するときは、デスクトップを選びましょう。
なぜなら、ノートパソコンは排熱処理に割ける大きさが限られており、デスクトップに比べて弱いからです。
排熱処理が弱いと、内部が高温になり故障の原因となります。
さらに、ノートパソコンのCPUは他のパーツとのバランスの兼ね合いで、同じグレードのCPUでも処理能力は劣るのです。
デスクトップ | ノートパソコン | |
排熱処理能力 | 排熱処理しやすい | 排熱処理しづらい |
情報処理能力(CPU能力) | 能力高い | 同じグレードでもデスクトップに劣る |
ゲーミングPCを買うなら、効率的に排熱処理ができて情報処理速度の高いデスクトップを購入しましょう。
ポイント4.BTOショップで購入する
ゲーミングPCを買うなら、BTOショップをおすすめします。
BTOショップとは、受注してから製造するお店のことです。
自分が欲しいスペックを組み合わせて作ってもらうので、無駄な機能を省いて自分にピッタリなパソコンが手に入ります。
そのため、自分に合ったパソコンを購入できます。
有名なBTOショップは、以下の4つです。
ここで紹介したBTOショップは、有名なので安心して購入することができます。
次の章で、ゲーム実況ができるおすすめスペックを確認しましょう。
3.ゲーム実況用パソコンに必要なスペックとは

ゲーム実況の配信がスムーズにできるスペックは、このようになります。
CPU | Core i7 か Ryzen 7 以上 |
GPU(グラフィックボード) | GeForceシリーズ RTX 2060 SUPER か GTX 1660 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 240GB SSD+1TB HDD |
価格 | 14万円~ |
ゲーム実況で重要な作業は、ゲームプレイ・録画・動画編集・ライブ配信の4つです。
この4つの作業は、パソコンに大きな負荷をかけます。
そのため、ゲームの推奨環境ギリギリなスペックだと、スムーズな配信ができません。
余裕を持ったスペックにしましょう。
ゲーミングPCを選ぶときに重要視するスペックは、以下のような順番です。
それぞれ詳しく見ましょう。
スペック1.CPU
CPUは、パソコンの脳みそなので、なるべく高性能なものを選びましょう。
多くのキャラクターが動くときや高速な計算が求められる状況では、CPUのスペックが肝になります。
CPUのスペックが低いと、動きがカクカクしてまともにプレイできなくなるでしょう。
そのため、出来るかぎり優れた性能を持つCPUの購入がベストです。
CPUの選び方
CPUは、グレードは7、世代は9世代以降(Intel製)以上を選びましょう。
グレード・世代共に、数字が大きい方が最新で高性能です。
Intel社のCore シリーズとAMD社のRyzenシリーズがありますが、どちらでもOKです。
Intel社 | AMD社 | |
グレード | Core i〇←数字が上がるほど高性能 | Ryzen 〇←Intel社の数字にリンクしている |
世代 | Core i7-〇←数字の頭で判断 | Ryzen 7-〇←数字の頭で判断 |
特徴 | 安定的に使える | 安価 マルチタスクに優れている |
CPUを選ぶときは、少なくともグレードは7、世代は9世代以降(Intel製)を選びましょう。
スペック2.GPU(グラフィックボード)
GPUは、映像処理をするパーツなので、ゲーム実況をするなら必要です。
基本的にCPU内にもGPUが搭載されています。
しかし、高度なグラフィック処理が必要になると、CPUに内臓されているGPUだけでは映像の動きが悪くなるのです。
ゲーム実況をするなら、新たにGPU(グラフィックボード)を搭載しましょう。
GPU(グラフィックボード)の選び方
ゲーミングモニターを使うなら、GPUはRTX 2060 SUPERがおすすめです。
普通のモニターを使うなら、GPUはGTX 1660 Tiにしましょう。
なぜなら、GPUの性能が高くても他のパーツのスペックが高くないと、力を持て余してしまうからです。
RTX 2060 SUPERは、ゲーミングモニターでこそ良さを発揮します。
それぞれのGPUの特徴は以下の通りです。
シリーズ名 | GeForce RTX 2060 SUPER | GeForce GTX 1660 Ti |
メモリ | 8GB | 6GB |
向いている組み合わせ | ゲーミングモニター | 普通のモニター |
特徴 | 書き込みの速さが圧倒的 | コスパ最高 フルHDゲーミング向き |
価格の目安 | 約4万円~ | 約3万円~ |
普通のモニターでも、GTX 1660 Tiで滑らかな動きをしてくれるのでおすすめです。
ゲーミングモニターを用意するのなら、GPUはRTX 2060 SUPERで相乗効果を高めましょう。
スペック3.メモリ
メモリは、16GBをおすすめします。
CPUが良くてもメモリが少ないとサクサク動かないので、CPUに合わせたメモリの容量が必要です。
メモリとは、CPUが計算した内容を一時保存する場所になります。
言い換えると、メモリはCPUにとっての作業机です。
一時保存する場所が小さいと、瞬時に処理できるようなCPUでも、少しずつしか処理ができなくなってしまいます。
ハイスペックなCPUにするなら、メモリも増やしましょう。
スペック4.ストレージ
ストレージは、240GB SSD+1TB HDD以上の組み合わせをおすすめします。
なぜなら、実況動画を作るときに、容量が大きい方が動画編集するときに使いやすいからです。
ストレージは、データを保存し、読み込む作業をします。
そのため、引き出しに例えられることが多いです。
ストレージには、SSDとHDDの2種類あります。
メリット | デメリット | |
SSD | 読み込み速度が速い | 高価 |
HDD | 大容量・安価 | 読み込み速度が遅い |
両方ともメリット・デメリットがあるので、SSDとHDDの良いとこどりをしましょう。
少なくとも、240GB SSD+1TB HDDだと、動画編集にも使えます。
4.ゲーム実況配信用におすすめのパソコン4選

おすすめのBTOショップや必要なスペックを知っても、具体的にどのようなパソコンを買えば良いのか分かりませんよね。
ゲーム実況の配信するのに、おすすめのパソコンを確認しましょう。
おすすめのゲーム実況用パソコンは、以下の4つです。
それぞれの特徴を見て、自分に合うパソコンを見つけましょう。
おすすめ1.【ドスパラ】GALLERIA XF

GALLERIA XFは、ドスパラ内でゲーミングPCランキング1位の製品です。
CPU | Core i7-10700 |
GPU(グラフィックボード) | GeForce RTX 2070 SUPER 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD+2TB HDD |
公式サイト | GALLERIA XF販売ページ |
価格 | 税抜き169,980 円~ |
ハイスペックなパーツで構成されているので、動作が重くならないのはもちろんのこと、静音性にも優れています。
オンラインゲームも動画編集もスムーズにこなしたいと考えている人におすすめです。
おすすめ2.【Dell】ALIENWARE AURORA R11 スタンダード

ALIENWARE AURORA R11 スタンダードは、ゲームに適したスペックかつ先進的なデザインが特徴です。
CPU | Core i7 10700 |
GPU(グラフィックボード) | GeForce GTX 1660 Ti 6GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD + 2TB HDD |
公式サイト | Dell公式ページ |
価格 | 税抜き180,880円~ |
ゲームの性能と配信だけでなく、部屋に置いた時のデザイン性を求める人におすすめです。
冷却性能に力を入れており、安定性の高い状態を維持するので、しっかりゲーム実況をすることができます。
おすすめ3.【ツクモ】G-GEAR GA7A-F194/T

G-GEAR GA7A-F194/Tは、配信に適しているRyzen 7 3700Xを搭載しているのが特徴です。
CPU | Ryzen 7 3700X |
GPU(グラフィックボード) | GeForce RTX 2070 SUPER 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 240GB SSD+1TB HDD |
公式サイト | ツクモ公式ページ |
価格 | 税抜き159,800円~ |
Ryzenシリーズは、ゲームだけでなく、動画配信にも力を発揮することができます。
安定的にゲームの配信を行いたい人におすすめです。
おすすめ4.【パソコン工房】LEVEL-R049-iX7-RXSH-CR [Windows 10 Home]

LEVEL-R049-iX7-RXSH-CR [Windows 10 Home]は、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
CPU | Core i7-10700 |
GPU(グラフィックボード) | GTX 1660 Ti 6GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 480GB SSD+2TB HDD |
公式サイト | LEVEL-R049-iX7-RXSH-CR販売ページ |
価格 | 税別145,980 円~ |
ゲーミングPCとして必要なスペックを維持しながら、税抜きで15万円を切っています。
お得にゲーミングPCを手に入れたい人におすすめです。
各メーカーごとにおすすめのパソコンを見てきました。
自分の予算と力を入れたい用途に合わせて、パソコンを選びましょう。
まとめ
ゲーム実況をするなら、どんなゲーム配信をしたいのかハッキリさせましょう。
オンラインゲームの配信を考えているなら、ゲーム推奨環境よりも余裕のあるスペックのパソコンがおすすめです。
希望するゲーム推奨環境よりも余裕のあるスペックの方が、安定的に配信しやすくなります。
BTOショップで自分に合ったゲーミングパソコンを手に入れましょう。