「速度の速い格安SIMを選びたい!」
「昼間の時間も快適にスマホを使いたい」
そうした方におすすめなのが、大手キャリアと同じ回線を使い安定した速度を出しているワイモバイルです。
この記事では、ワイモバイルの速度を、他の格安SIMと比較して解説していきます。
また、ワイモバイルの特長や注意点についても紹介するので、格安SIMへの移行を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
1.【結論】ワイモバイルの速度は非常に速い!

他の格安SIMと比べ、ワイモバイル回線の通信速度は非常に速いです。
ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリアと変わらないくらいの速度が出るので、「格安SIMだと速度が遅くなるのでは」と心配する必要はありません。
もちろん混雑した場所や、電波の届きにくい場所ではワイモバイルの速度が遅くなることもあるでしょう。
しかし、ワイモバイルではエリアによって最大988Mbpsという、携帯キャリアの中でも最速の通信を実現しています。
格安SIMを使って月々の利用料金は抑えたいけれど、速度は重視したいという人は、ワイモバイルでの契約を検討してみてください。
2.ワイモバイルの速度が速い理由

ワイモバイルの速度が速い理由は以下の2つです。
- ソフトバンクの回線を使っているから
- 複数の最新技術を使っているから
ワイモバイルは格安SIMの中でも最高水準の速度です。
しかしどうして値段が安いのに速度が速いのか、疑問に感じている方もいるでしょう。
そこでここからは、ワイモバイルの速度が速い理由をそれぞれ解説していきます。
理由1.ソフトバンクの回線を使っているから
ワイモバイルは大手携帯キャリアのソフトバンクと同じ回線を使っているので、格安でも安定して速度が速いです。
その理由は、ワイモバイルという組織の立ち位置にあります。
そもそも格安で通信サービスを提供している会社の多くは、マイネオのように携帯会社ではない会社が提供している格安SIMとなっています。
携帯会社ではない会社が回線を利用する場合、自分で回線を引いている大手キャリアのドコモ、au、ソフトバンクから回線を借りて通信サービスを提供する必要があります。
一方ワイモバイルはソフトバンクのブランドの1つなので、ソフトバンク同じ回線が使われているのです。
そのためわざわざ回線を借りる必要がなく、大手キャリアとほぼ同じくらいの安定した速度が出せるのです。
理由2.複数の最新技術を使っているから
現在、ワイモバイル、ソフトバンクではさらに安定した高速の通信を維持するため、複数の最新技術を利用しています。
例えば、Massive MIMO(マッシブ マイモ)という名前の機械は、最大128本ものアンテナを利用し駅や繁華街など、人が多く集まるエリアでも快適な通信ができるよう開発されました。
また、一度に遅れる情報の量を増やせる256QAM(256カム)の導入により、従来の通信速度より1.3倍も速くなっています。
このように、ワイモバイルでは通信速度を速く保つための技術導入が日々行われているのです。
以上が、ワイモバイルの通信速度が早い理由でした。
「格安SIMは速度が遅いのでは」と不安に思う方は少なくありませんが、ワイモバイルなら大手キャリア並みの速度が出せるので頻繁にスマホを使う方も安心です。
次は、ワイモバイルの通信速度を他の格安SIMと具体的に比較していきます。
ワイモバイルの実際の速度を詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
3.ワイモバイルの速度を他社と徹底比較

ここからは、ワイモバイルの速度を同じく人気のUQモバイル、DMMモバイルとそれぞれ比較して解説していきます。
実際にワイモバイルがどれくらいの速さなのか、ぜひチェックしてみてください。
3−1.UQモバイルとの比較
まずは、UQモバイルとの比較です。
基本的なプランの場合の最大速度を確認すると、以下のようになりました。
ワイモバイル | UQモバイル | |
最大速度 | 988Mbps(エリアごとに異なる) | 150Mbps(端末によっては225Mbps) |
ワイモバイルの通信速度はエリアによって大きく異なっており、場所によってはUQモバイルより遅いこともあります。
しかし東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県の一部エリアでは下り最大988Mbpsと非常に速い速度が出るので、全体的にはワイモバイルの方が速いと言えるでしょう。
3−2.DMMモバイルとの比較
DMMモバイルとの速度比較は、以下の表でご確認ください。
ワイモバイル | DMMモバイル | |
速度 | 988Mbps(エリアごとに異なる) | 500Mbps |
DMMモバイルの最大速度も十分速いと言えますが、エリアによってはワイモバイルの方がより速度が出せるでしょう。
以上が、ワイモバイルのと他社の速度比較でした。
速度としてはエリアに寄っては他の格安SIMの方が早いケースもありますが、ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線を使っているため混雑時でも通信が速いことが大きなメリットです。
非常に回線が混雑する12時前後も、ワイモバイルなら快適に操作ができるでしょう。
次は、ワイモバイルの速度に関する注意点を解説していきます。
ワイモバイルでの契約を検討している方は、ぜひ事前にチェックしてください。
4.ワイモバイルの速度に関する注意点

ワイモバイルの速度についての注意点は、以下の2点です。
- 通信制限時の低速モードは他社と比べて遅い
- 自分で低速モードに切り替えできない
ワイモバイルは、低速モードに関して他の格安SIMとは異なる点があります。
たくさんある格安SIMをしっかり比較するため、ぜひ読んでみてください。
注意点1.通信制限時の低速モードは他社と比べて遅い
ワイモバイルの通信制限時に切り替わる低速モードの速度は、他社と比較して遅いです。
ワイモバイルではデータ通信無制限のプランが無いため、3GB、9GB、14GBのプランから選択します。
もし一ヶ月の間に規定のデータ通信量を超えてしまうと、ワイモバイルで契約したスマホは自動的に低速モードに切り替わるのです。
他の格安SIMでも、プラン以上のデータ通信を行った場合は低速モードに切り替わる仕組みになっています。
しかし、以下の表でも分かるようにワイモバイルの低速モードの速さは、他の格安SIMと比べ遅めです。
ワイモバイル |
UQモバイル |
DMMモバイル |
mineo |
128kbps | 300kbps | 200kbps | 200kbps |
通信速度が128kbpsにまで制限されてしまうと、動画を見るにはかなりストレスが溜まるでしょう。
ワイモバイルで快適な速度を維持するには、普段使っているギガより多いプランに入ることが必要です。
注意点2.自分で低速モードに切り替えできない
ワイモバイルには、自分で低速モードに切り替えをする機能がないのでギガ数を節約するのは難しいです。
UQモバイルなどの格安SIMでは、自分でスマホを低速モードに切り替えることでギガの消費を抑え、通信制限がかからないよう工夫することができます。
しかしワイモバイルには低速モード切り替え機能が無いので、LINEだけチェックする、音楽アプリで音楽を流すなど、使うギガ数が少なくて済む場面でも通常の速度で通信しなければいけません。
そのためワイモバイルでは、普段使っているより多めのギガが使えるプランに入るべきでしょう。
以上が、ワイモバイルの速度に関する注意点でした。
ワイモバイルは低速モードの速度が遅く、ギガ数節約のため自分で低速モードに切り替えることもできないので消費するギガ数はどうしても多くなっていしまいます。
しかしワイモバイルなら14GBのプランでも3,980円〜とかなり安く使えるので、ぜひ今持っているスマホの料金と比較してみてください。
次は、ワイモバイルの速度を踏まえ、ワイモバイルを選ぶべき人について解説していきます。
5.速度重視ならワイモバイルがおすすめ!

ワイモバイルは他の格安SIMと比べ昼間の時間も安定して通信速度が速いので、「値段は抑えたいけれど速度が遅くなるのは避けたい」という方におすすめです。
ワイモバイルの料金は、家族割、おうち割など月500円ほど安くなるものを使わない場合、プランによっては他の格安SIMと比べ料金が少し高くなることもあります。
しかし料金は毎月3GBのプランで1,980円〜(新規契約の場合)と、大手キャリアと比べれば料金はかなり抑えられると言えるでしょう。
そのため、今大手キャリアでスマホを使っている方で、通信速度を重視する方にはワイモバイルがぴったりです。
6.ワイモバイルの申込み方法
最後に、ワイモバイルでスマホの新規契約をする方法についてです。
ワイモバイルでスマホの回線を申込むには、ワイモバイルのショップかオンラインで手続きを行う必要があります。
ワイモバイルショップで申込みをする場合、本人確認書類と通帳またはクレジットカード、印鑑(通帳を持っていく場合は銀行届出印)を用意してスタッフに相談してみましょう。
また、ワイモバイルではオンラインで新規申し込みを完結させることも可能です。
オンラインの場合はクレジットカードで月額料金を支払う方法しかできませんが、本人確認書類を画面の指示にしたがってアップロードすれば申込みできます。
オンラインでワイモバイルを始めたい、という方は以下のリンクから欲しいスマートフォンかSIMをクリックして申込みに進んでください。
また、iPhone中心の解説にはなっていますが、ワイモバイルで新規契約をする方法、手持ちのスマホのSIMをワイモバイルにする方法、SIMフリースマホをワイモバイルで使う方法については以下の記事の後半で解説しています。
申込み方法を詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてください。
まとめ
ソフトバンクと同じ回線を使っているワイモバイルの速度は、格安SIMの中でも安定して速いと言えます。
ワイモバイルで割引を適用しない場合は、他の格安SIMと比べて通信料金が高くなることもありますが、大手キャリアの半額程度になるプランも少なくありません。
さらに家族割、新規割などの割引を使えば料金はかなり抑えられるので、スマホやタブレットを頻繁に使う人はぜひ前向きにワイモバイルを検討してみてください。
【参考】ワイモバイルのポケットWi-Fi速度は遅め
ここまでワイモバイルのスマホ、タブレットの速度について解説してきましたが、ここからは参考としてワイモバイルのポケットWiFiの速度に関して解説していきます。
結論から言うと、ワイモバイルのWi-Fiは他のポケット比べ特別速いわけではありません。
以下が、UQ WiMAX、ソフトバンクとワイモバイルのポケットWi-Fiを速度で比較した表(2020年5月時点での最新機種の速度)です。
ワイモバイル | UQ WiMAX | ソフトバンク | |
Wi-Fiの最大速度 | 612Mbps | 1,237Mbps | 988Mbps |
動画を見るには50Mbpsあれば十分ですが、他のポケットWi-Fiと比べると最大速度が遅いことが分かります。
ワイモバイルには「アドバンスオプション」がありますが、アドバンスオプションはデータ通信量が無制限になるオプションなので、通信速度が速くなるわけではありません。
値段も他のWiFiと比べて安いわけではないので、ポケットWiFiをお探しなら通信速度も速く、料金も安いUQ WiMAXがおすすめです。
UQ WiMAXのメリットや特長については、以下の記事で詳しく解説しているのでポケットWi-Fiをお探しならぜひ読んでみてください。