「話題のワイモバイルでiPhoneは使える?」
「持っているiPhoneをワイモバイルにするにはどうすればいい?」
とお悩みの方は少なくないはずです。
結論から言うと、ワイモバイルではiPhoneを使うことができます。
しかしiPhoneの種類や、契約の方法によって料金や手続方法が異なるので注意が必要です。
この記事では、ワイモバイルでiPhoneを使うメリットや注意点に加え、料金と手続方法を解説していきます。
ワイモバイルが気になっている、格安SIMに変えてもiPhoneを使いたい、という方はぜひこの記事を役立ててください。
目次
1.ワイモバイルでiPhoneは利用できる!

格安SIMカードの一つとして人気のワイモバイルでは、iPhoneを利用することができます。
iPhone5sより前の古い機種などは利用できない可能性が高いですが、最近の機種であれば一通り使えるのでiPhoneユーザーの方も安心です。
ワイモバイルでiPhoneを利用する方法は以下の3つです。
- ワイモバイルでiPhoneを購入して回線を契約する
- 他社と契約したiPhoneをワイモバイル回線で利用する
- SIMフリーiPhoneをワイモバイル回線で利用する
どの方法でも、ワイモバイルのSIMでiPhoneを快適に利用できますが、ワイモバイルでそれぞれの方法別に利用料金や、使用するまでの手順が違うので注意が必要です。
細かい手順や料金については、記事の後半で詳しく解説していきます。
ワイモバイル利用をすでに前向きに検討している方は、
でそれぞれの方法を確認してください。
次は、iPhoneユーザーがワイモバイルを利用するメリットについて解説します。
ワイモバイルを使うべきか迷っている方は、ぜひ読んでみてください。
2.iPhoneユーザーがワイモバイルを契約する3つのメリット

iPhoneユーザーがワイモバイルを使うメリットは、以下の通りです。
- 毎月の通信費が安い
- 格安でテザリングも使える
- 店舗にiPhoneを持ち込むことができる
auやドコモといった大手キャリアよりも安くiPhoneが使えるワイモバイルは、iPhoneのテザリングもできる上、店舗でサポートを受けることも可能です。
もっとコスパよくiPhoneを使っていきたいという方は、ワイモバイルのメリットを押さえておきましょう。
メリット1.毎月の通信費が安い
iPhoneをワイモバイルで利用する際の通信量は、最安で月1,980円(税抜)〜となっており格安です(機種代金を除いた金額)。
例えば大手キャリアのドコモでは、月の使用量に応じて料金が変わる「ギガライト」プランで3GB使った場合、月3,980円(税抜)となっています。
一方、ワイモバイルは月4GB使える無料キャンペーンを実施中の「スマホベーシックプランS」で月1,980円(税抜)と非常に安いです。
料金だけ見るなら、ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリアよりワイモバイルのほうがお得だと言えるでしょう。
では、他の格安SIMと比較してiPhone利用時の料金はどうなっているのでしょうか。月3GB利用したときの料金で比べてみます。
ワイモバイル | UQモバイル | 楽天モバイル | |
料金/月 | 1,980円(契約後半年間のみ) | 1,980円 | 2,980円 |
使えるデータ量 | 3GB | 3GB | データ無制限 |
この表だと、ワイモバイルとUQモバイルの月額料金は並びます。
しかし、ワイモバイルでは追加料金無しで国内通話10分間かけ放題のプランが無料で付いてくるため、国内通話を頻繁にする方にとってはお得です。
一方UQモバイルの場合、同じ10分間のかけ放題プランを追加するには月額700円必要になります。
また、ギガ数に関するキャンペーンが行われている現在、ワイモバイルの方がさらにお得にスマホを利用可能です。
ワイモバイルは現在、1年間限定で上限ギガ数が増えるキャンペーンを実施しており、使えるギガ数は3GBから4GBになります。
キャンペーンは1年限定ですが、UQモバイルと同じ値段で1GB分多く利用できるのでワイモバイルはお得だと言えるでしょう。
電話を何度もする方、使えるギガ数を少しでも増やしたい方はワイモバイルを検討してください。
また、楽天モバイルはデータ使い放題で2,980円なので頻繁にスマホを使う方にはぴったりですが、動作確認済のiPhoneがまだ少ない状況です。
現在、楽天モバイルではSIMフリー端末の「iPhone 11」のみ動作すると確認できていますが、他の機種では上手く動かない可能性の方が高くなります。
今後対応機種が増える可能性はありますが、確実にiPhoneを使うなら現段階でワイモバイルがおすすめです。
メリット2.格安でテザリングも使える
現在、ワイモバイルではSIMフリーiPhone、他社のSIMを入れ替えたiPhone、ワイモバイルで購入したiPhone全てでテザリング機能が使えます。
以前のワイモバイルはSIMフリーiPhone、他社からの乗り換えiPhoneでテザリングを利用できなかったので、iPhoneユーザーにとって大きな弱点でした。
しかし現在は改善され、無料でいつでもテザリング機能が利用できるようになったので、外で仕事をする方も安心です。
メリット3.店舗にiPhoneを持ち込むことができる
ワイモバイルの店舗は全国各地にあるため、iPhoneをワイモバイル回線に変えてからも料金プランやオプションなどについて、いつでも相談できます。
格安SIMの中にはまだ店舗が十分に無かったり、Webでの取り扱いを中心にしているところもあります。
格安SIMの料金やプランについて詳しい方ならネットの情報だけで十分に問題を解決できますが、あまり携帯について詳しく知らないという方も多いでしょう。
そんなとき、思い立ったときにすぐ相談できる店舗の存在は貴重です。
ワイモバイルでは北海道から沖縄まで47都道府県全てにショップがあり、営業時間内であればいつでも相談できます。
格安SIMのサポート体制に不安を感じている方も、ワイモバイルであれば安心してiPhoneを利用できるでしょう。
以上が、ワイモバイルでiPhoneを使うメリットでした。
ワイモバイルは格安SIMの中でもサポートが充実しており、大手キャリアと比べれば値段も安いです。
iPhoneを安くお得に使いたいという方は、ぜひワイモバイルを検討してください。
一方、ワイモバイルでiPhoneの契約をする際には注意しておくべき点もあります。
次はiPhone契約前に確認すべき注意点を解説するので、ぜひ読んでおいてください。
3.ワイモバイルでiPhoneを契約するまでに確認すべき注意点

ワイモバイルでiPhoneの契約をする前に注意すべき点は以下の通りです。
- 機種代金の払い残しを解消しなければいけない
- 海外で契約したiPhoneは使えない可能性がある
ここからはそれぞれの注意点を順に確認していきましょう。
注意点1.機種代金の払い残しを解消しなければいけない
ワイモバイルではドコモ、au、ソフトバンクで契約したもの、SIMフリーのiPhoneを使うことができます。
しかしワイモバイルに回線を切り替えたからといって、機種代金の払い残しが消えるわけではありません。
例えばソフトバンクでiPhoneSEを購入し、機種代金を分割で支払う途中でワイモバイルに切り替えた場合、残りの機種代金はソフトバンクの規定に基づききちんと支払う必要があります。
今、iPhoneの機種代金が残っているかわからない方は、一度自分が契約している携帯会社に状況を確認してもらいましょう。
注意点2.海外で契約したiPhoneは使えない可能性がある
現在、SIMの差し替えでワイモバイルが利用できるのは、ドコモ、au、ソフトバンクとSIMフリーのものに限られています。
そのため海外で契約したiPhoneなどは動作確認がされておらず、ワイモバイルでは使えない可能性が高いです。
Apple正規店かどうかに関わらず、海外契約のiPhoneを持っている方は、ワイモバイル回線でも使えるかどうか店舗で確認してもらうべきでしょう。
以上が、ワイモバイルにおけるiPhone契約の注意点でした。
iPhoneをワイモバイルで使いたいという方は、不安な点についてワイモバイルの店舗などで事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
次は、ワイモバイルの特徴とメリットを総括し、ワイモバイルでiPhoneを使うべき人について解説していきます。
4.こんな人はワイモバイルでiPhoneを使おう

iPhoneをワイモバイルで契約したほうが良いのは、以下のような方です。
- 短時間の電話を頻繁にする人
- iPhoneを安く使いたい人
- 1年程度で料金プランの見直しをする人
ワイモバイルは、無料で国内電話10分間無料サービスが利用できるので、仕事などで短時間の電話を何度も繰り返す方には特におすすめです。
またワイモバイルでは、1年限定で4GBのデータ通信プランが1,980円と他の格安SIMと比べ安く利用できます。
2年目以降は少し料金が上がってしまいますが、「毎年料金プランや携帯会社の見直しをしている」という方ならこの1年間の通信費をかなり抑えられるでしょう。
以上の方は、ワイモバイルでiPhoneを契約するメリットが大きいです。
該当する方は、ワイモバイルでiPhoneを契約するときの詳しい料金や、利用までの手順について確認しましょう。
次は、ワイモバイルでiPhoneを使う3つの方法について料金、申込手順を含めそれぞれ詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
5.ワイモバイルでiPhoneを購入するときの料金・手順
まずは、ワイモバイルでiPhoneを購入するケースについて解説していきます。
ワイモバイルでは新品のiPhone7、iPhone6sが購入可能です。
iPhoneを新しく手に入れたい方、少し古いiPhoneの方でも構わないという方は、ワイモバイルでiPhone7またはiPhone6sを買ってそのまま契約するのが良いでしょう。
5−1.iPhone購入時の料金プラン

ワイモバイルでiPhoneを購入したときの料金はワイモバイルの基本プランとなりますが、iPhoneの購入代金を分割で支払う場合、月々の支払額が異なります。
ここからはiPhone7を購入した場合と、iPhone6sを購入した場合でそれぞれ料金を解説するので、ぜひチェックしてください。
iPhone7の場合
まずは、ワイモバイルでiPhone7を購入して契約した場合です。
ワイモバイルの料金プランは、スマホベーシックプランS、M、Rの3種類となっており、それぞれのプランで使えるギガ数が異なります。
スマホベーシックプランS | スマホベーシックプランM | スマホベーシックプランR | |
基本使用料 | 2,680円(税抜) | 3,680円(税抜) | 4,680円(税抜) |
基本使用料(契約翌月〜半年間) | 1,980円(税抜) | 2,980円(税抜) | 3,980円(税抜) |
使えるギガ数 | 3GB(1年間限定で4GB) | 9GB(1年間限定で12GB) | 14GB(1年間限定で17GB) |
プランがS、M、Rと上がるにつれて使用できるギガ数が多くなりますが、料金も上がります。
現在スマホの契約をしている会社のショップでは、今持っているスマホの使用ギガ数を調べることも可能なので、自分に合ったプランを選択するため一度確認しておいたほうが良いでしょう。
これに加え、ソフトバンク光、ソフトバンクAirと同時にワイモバイルを使うことで適用される「おうち割光セット」なら、基本使用料から期間無期限で毎月500円が割引されます。
ワイモバイルでiPhoneを使う場合、以上の3プランからどれか一つを選択することになるので、自分に合ったギガ数のプランを考えておきましょう。
それでは、ワイモバイルの料金プランに上乗せされて発生するiPhone7の機種代金について解説していきます。
ワイモバイルで販売されているiPhone7(32GB)の料金は、以下の通りです(オンラインストアの場合)。
1回払い | 24回払い | 36回払い | |
契約時に支払う金額 | 25,199円(税込) | 0円 | 0円 |
毎月支払う金額 | 0円 | 1,050円(税込) | 700円(税込) |
支払い合計金額 | 25,199円(税込) | 25,200円(税込) | 25,200円(税込) |
iPhone7(128GB)の場合は、以下の通りです。
1回払い | 24回払い | 36回払い | |
契約時に支払う金額 | 36,000円(税込) | 0円 | 0円 |
毎月支払う金額 | 0円 | 1,500円(税込) | 1,000円(税込) |
支払い合計金額 | 36,000円(税込) | 36,000円(税込) | 36,000円(税込) |
※店頭で購入する場合、頭金が発生します。頭金の額は店舗や購入時期によって異なるケースがあるので、詳しい料金については購入したい店舗で確認してください。
支払いの合計金額は何回払いでもほとんど同じですが、36回払いになると契約が長くなってしまうので1〜2年おきにiPhoneを買い替えたいという方には不向きです。
ワイモバイルの料金プランと合わせて、自分に合った支払い方法を検討しましょう。
iPhone6sの場合
iPhone6sの場合も、基本的な料金プランはiPhone7と同じです。自分に合ったギガ数を選んで契約を行ってください。
一方、iPhone6sの購入代金はiPhone7と異なります。iPhone6s(32GB)をワイモバイルで購入する場合の機種代金は、以下の通りです。
1回払い | 24回払い | 36回払い | |
契約時に支払う金額 | 20,160円(税込) | 0円 | 0円 |
毎月支払う金額 | 0円 | 840円(税込) | 560円(税込) |
支払い合計金額 | 20,160円(税込) | 20,160円(税込) | 20,160円(税込) |
iPhone6s(128GB)を購入するときの機種代金は、以下の通りです。
1回払い | 24回払い | 36回払い | |
契約時に支払う金額 | 30,600円(税込) | 0円 | 0円 |
毎月支払う金額 | 0円 | 1,275円(税込) | 850円(税込) |
支払い合計金額 | 30,600円(税込) | 30,600円(税込) | 30,600円(税込) |
iPhone6sでも、支払いの回数に関わらず最終的に支払う機種代金は同じです。
自分の今のお財布事情に合った支払い方を選択しましょう。
また、iPhone7、iPhone6sはオンラインストア限定のセール対象となっていることも多くあります。
少しでも安くiPhoneを手に入れたい方はオンラインストアのチェックを定期的にチェックするようにしましょう。
5−2.iPhoneをワイモバイルで買う手順
iPhoneをワイモバイルで購入して契約する場合の手順は、以下の通りです。
オンラインストア(https://www.ymobile.jp/store/)の場合
- 購入したいiPhoneを選ぶ
- 使いたいプラン、支払い方法を選ぶ
- 本人確認書類をアップロードする
- 必要事項を記入する
- 記入した内容を確認する
- 重要說明事項を確認する
- iPhoneが家に届くのを待つ
店舗購入の場合
- 購入したいiPhoneを選ぶ
- 使いたいプラン、支払い方法を選ぶ
- 本人確認書類を提示する
- 必要事項を記入する
- 記入した内容を確認する
- 重要説明事項を確認する
- iPhoneの說明を聞いてその場で受け取る
店舗購入とオンラインストアでは、特別なキャンペーンがあるとき以外機種代金や料金プランは同じです。
ただし、転倒で新規契約を行った場合、事務手数料として3,000円がかかるので、可能ならオンラインストアで契約したほうがお得になります。
ワイモバイルを始めて使う方であっても、オンラインストアなら店舗に行かずに契約が完結します。
料金面を重視するなら、なるべくオンラインストアでの契約を検討すべきでしょう。
6.他社契約のiPhoneをワイモバイルで使うときの料金・手順

他社契約のiPhoneは、SIMロックを解除してSIMをワイモバイルのもの(USIM)に差し替えることで利用できます。
現在SIMを交換することで利用できるのは、au、ドコモ、ソフトバンクで契約したiPhoneです。
また、ワイモバイルのSIMが使えるのは、iPhone5sから最新版のiPhoneSEまでのシリーズとなっています。
ここからは、他社で契約したiPhoneをワイモバイルで使う場合の料金・手順をご紹介するのでぜひ参考にしてください。
6−1.SIMだけをワイモバイル回線にする料金
SIMのみをワイモバイルに変える場合、料金はワイモバイルのプラン料金のみとなり、機種代金の支払いは発生しません。
他社で契約したiPhoneで使えるプランは、スマホベーシックプランとシェアプランです。スマホベーシックプランは、先程説明したものと同じ料金設定となります。
スマホベーシックプランS | スマホベーシックプランM | スマホベーシックプランR | |
基本使用料 | 2,680円(税抜) | 3,680円(税抜) | 4,680円(税抜) |
基本使用料(契約翌月〜半年間) | 1,980円(税抜) | 2,980円(税抜) | 3,980円(税抜) |
使えるギガ数 | 3GB(1年間限定で4GB) | 9GB(1年間限定で12GB) | 14GB(1年間限定で17GB) |
一方シェアプランは、複数台スマートフォンたタブレットを持つ方向けのプランです。
シェアプランでは、複数台の端末を親回線と子回線に分け、親回線で余ったギガを子回線に分け与えることが可能です。
|料金|Ymobile-格安SIM・スマホはワイモバイルで-screenshot-1588825867325.png)
例えばiPhoneを2台持っている場合、2台ともスマホベーシックプランMで契約すると、18GB使えて料金は月7,360円となります。
一方シェアプランでは、親回線の基本使用料にシェアプランの利用代金490円(税抜/1台当たり)を足すことでギガを分けることが可能です。
そのため親回線でスマホベーシックプランRを契約し、もう一つのiPhoneでシェアプランを使えば、スマホベーシックプランRの料金4,680円+490円=5,170円で14GB分利用できます。
スマホを複数台持っている方、毎月ギガが余ってしまうという方は、シェアプランの利用を検討しましょう。
6−2.他社契約のiPhoneを使う手順
他社で契約したiPhoneをワイモバイルで利用するには、少し難しい手順が必要です。
まずは手順の全体像を見ていきましょう。
ワイモバイルで他社のiPhoneを使う手順(オンライン)
- SIMロックを解除する
- ワイモバイルでプランを選ぶ
- 本人確認書類をアップロードする
- 必要事項を記入する
- 記入した内容を確認する
- 重要説明事項を確認する
- ワイモバイルのSIMを受け取る
- MNP切り替え手続きを行う
- SIMの差し替えを行う
- APN設定を行う
ここからは、多くの方が不安を感じるSIMロック解除、APN設定、SIMの差し替えについて詳しく説明します。
SIMロック解除
SIMロック解除とは、他社で契約したiPhoneに入っているSIMのロックを解除し、ワイモバイルなど別の携帯キャリアでも利用できるようにすることです。
そもそもSIMとは、契約した人の識別番号や電話番号、メールアドレスなど重要な情報が書かれているICカードのことです。
このSIMを入れ替えればスマホは契約者を認識するため、機種変更をしても同じ電話番号、メールアドレスを利用できます。
しかし現在、ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、自分の会社で契約したスマホのSIMを他社のものに取り替えることができないよう、「SIMロック」をかけるのが一般的です。
SIMロックにより、例えばドコモで契約したものは、特別な手続きなしにはドコモ以外の回線を利用することができなくなるのです。
そのため、他社で契約したiPhoneを利用する際にはまずSIMロックを解除し、ワイモバイルのSIMで動くようにしなければいけません。
SIMロックの解除は、iPhoneの契約をした他社(ドコモ、au、ソフトバンク)でできます。
手数料が発生するケースがほとんどですが、他社のiPhoneをワイモバイルで使うために必要な手続きですので、時間のあるときに店舗へ行って相談しましょう。
MNP切り替え手続き
SIMが手元に届いたら、今まで使っていた携帯電話の番号をそのまま利用するため、MNP切り替え手続きを行います。
MNP切り替え手続きでは、今契約している携帯電話会社から「MNP予約番号」を受け取らなければいけません。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでMNP予約番号を受け取る方法や、連絡先については以下のページでチェックしてください。
MNP予約番号を受け取ったら、ワイモバイル側で手続きを行います。
店舗の場合はMNP予約番号と本人確認書類を持ち、新規契約を行ってください。
オンラインで手続きを完了させる場合には、0800-919-9809(対応時間午前10:00〜午後7:00)に電話をかけてください。
MNP切り替えの手続きは、電話をしてから1〜2時間で完了します。
SIMの差し替え
無事MNPの切り替えが完了したら、SIMの差し替えを行います。
SIMの差し替えを行う時は、一旦iPhoneの電源を落としましょう。
SIMの差し替え手順は、以下の通りです。
- SIMカードトレイの穴にSIMカード取り出しピンを差し込む
- SIMカードのかけている部分を合わせ、ワイモバイルSIMをトレーに置く
- iPhoneにワイモバイルのSIMが入ったトレーをさす
- SIMカードトレイが奥まで入っていることを確認して電源を入れる
SIMカードは非常に繊細なものなので、自分でSIMの差し替えをする場合は慎重に行いましょう。
そして、他社からの乗り換えの場合、SIMカードを入れた後にも手順があります。
iPhoneの電源を入れた後の流れについて、押さえておきましょう。
- トップ画面から「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「プロファイル」をタップ
- 他社SIMカードが表示されているのを確認してタップ
- 「プロファイルの削除」をタップ
- 「削除」をタップして完了
以上で、SIMの差し替えは完了です。
次はワイモバイル回線を使うためのAPN設定について解説します。
APN設定
APN設定とは、iPhoneにインターネットの接続先を確認させる作業のことです。
先程のSIMロック解除により、どの会社のSIMでも利用できるようになったiPhoneですが、ワイモバイルを接続先として認識させるには「APN設定」という手順が必要です。
APN設定の流れは、以下の通りです。
- iPhoneをWi-fiに接続
- Safariからワイモバイル公式ページにアクセス
- ページ右上の「メニュー」をタップ
- 「構成プロファイル」と入力し検索
- 「他社が販売するiPhoneをワイモバイルで使用するには?」をタップ
- 「APN設定用の構成プロファイル」をタップ
- メッセージが表示された場合「許可」をタップ
- 「インストール」をタップ
- インストール終了後「完了」をタップ
APN設定の中で最も重要なのは、「構成プロファイル」のインストールです。
「インストール完了」の画面が出てこない方は、構成プロファイルがインストールされていない可能性がありそのままSIMを挿入すると危険です。
ワイモバイルに電話をするか、店舗でスタッフの方に相談しながら手続きを行いましょう。
iPhoneのAPN設定については、ワイモバイル公式がYoutubeで說明を行っています。
設定に行き詰まったら、以下の動画もぜひご覧ください。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=Hk8RrhKc_DA&feature=youtu.be
以上で、APN設定、SIMカードの差し替えに関する部分は終了です。
問題なくワイモバイル回線でインターネットが利用できているかどうか確認しましょう。
以上が、他社契約のiPhoneをワイモバイルで使う方法でした。
もし自分でSIMカードの切り替えを行う手順が不明な場合は、ワイモバイル店舗に持ち込みをすることも可能です。
不安なまま進めず、アドバイスをもらいましょう。
次は、SIMフリーiPhoneをワイモバイルで使う場合の料金・手順について解説していきます。
7.SIMフリーiPhoneをワイモバイルで使うときの料金・手順

SIMフリーiPhoneを持っている人なら、ワイモバイルで回線のみの契約をすることができます。
SIMフリーのiPhoneは、家電量販店や中古携帯ショップ、ネット通販などで入手することが可能です。
携帯キャリアとの契約が必要なモデルより安く売られているケースが多いので、料金を抑えたい方はSIMフリーiPhoneを自分で購入するのも良いでしょう。
ここからはSIMフリーiPhoneを使う料金・手順を解説していきます。
7−1.SIMフリーiPhoneを使うときの料金
SIMフリーiPhoneを使う場合、ワイモバイル回線のみの契約となり機種代金は不要です。
契約できるプランは、他社契約のiPhoneを使う場合と同じく、スマホベーシックプランまたはシェアプランとなっています。
スマホベーシックプランS | スマホベーシックプランM | スマホベーシックプランR | |
基本使用料 | 2,680円(税抜) | 3,680円(税抜) | 4,680円(税抜) |
基本使用料(契約翌月〜半年間) | 1,980円(税抜) | 2,980円(税抜) | 3,980円(税抜) |
使えるギガ数 | 3GB(1年間限定で4GB) | 9GB(1年間限定で12GB) |
14GB(1年間限定で17GB) |
自分の使いたいギガ数に合わせて、適切なプランを選びましょう。
7−2.SIMフリーiPhoneを使う手順
SIMフリーiPhoneをワイモバイルで利用する場合の手順は、「他社契約のiPhoneを使う手順」でご紹介したSIMロック解除後の手順と同じです。
SIMフリースマホは、すでにSIMロック解除がされている状態ですので、他社でSIMロック解除をしてもらわなくてもワイモバイル回線が利用できます。
もし手順で不明な点がある場合には、電話(他社携帯からは0570-039-151)や店舗でアドバイスを受けることも可能です。
まとめ
iPhone5sから最新のiPhoneSE(第2世代)をワイモバイルで利用するには、
- iPhoneを新しく購入して契約する方法
- 手持ちのiPhoneの回線をワイモバイルにする方法
- SIMフリーiPhoneの回線をワイモバイルにする方法
の3つがあります。
自分に合った方法で、iPhoneの回線をワイモバイルに切り替えましょう。
またワイモバイルの料金プランはiPhoneの種類に関係なく選ぶことができるので、必要なギガ数のプランだけ格安で申し込むことが可能です。
iPhoneを安く便利に利用するなら、毎月の通信料が安く、サポート体制も充実しているワイモバイルがおすすめです。
気になる人は、ぜひワイモバイル回線の利用を検討してみてください。