子どもが中学生や高校生になると、スマートフォンを使う機会が増え、通話料が多くなりますよね。
親としてはLINEなどの無料通話アプリがあるのに、と疑問に思ってしまいます。しかし、子どもからするとデータ通信と違って、どれだけ使っても速度が変わらず、繋がりにくくならない通話の方が使い勝手がよいのです。
そのうえ、子どもたちは親のお財布事情など気にしてくれません。そういった場合、通話を控えることなく料金を抑える方法が必要です。
この記事では大手キャリアや格安SIMなど、各社の通話料を比較、紹介します。料金プランを知ることで、自分の家庭にあうよりよいプランや方法を選べるようになりますよ。
スマホ通話料が安いのはどこ?各社を徹底比較!

スマートフォンを契約するとき、通話料の説明は後回しにされます。
通話料の割引プランは各社にありますが、自分の契約プランでの通話料がよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、各社のスマートフォンの通話料を一覧表にまとめて紹介します。
割引プランの有無やかけ放題プランなどもあわせて確認していきましょう。
- 大手キャリア3社
- 格安SIM提供会社
以上の2種類について、それぞれ解説していきます。
大手キャリア3社
まずは大手キャリア3社を見ていきましょう。
3社とも1回5分以内の通話が無料になるオプションと、かけ放題のオプションがあります。
5分以内の通話が無料になる通話オプションでは、何回通話をしても、5分以内に切れば通話料はかかりません。5分を超えた部分は通常の通話料と同じ30秒あたり22円の料金がかかります。
かけ放題の通話オプションでは、国内通話であれば24時間いつでも無料です。こちらの方が値段が高くなりますが、通話時間を気にしなくてよい点は通話量が多い人には嬉しいサービスです。
また、同じキャリアを使う家族を登録することで、家族間の国内通話が無料になります。こちらは月額利用料がかからないので、家族とだけ通話をする人には最もお得です。
なお、どのオプションにおいても、特定の番号への電話やSMSは料金がかかるので注意してください。
詳しい料金は下記の一覧表をご覧ください。
(税込)
通話料 | 時間制限あり かけ放題オプション |
時間制限なし かけ放題オプション |
家族割引 | |
ドコモ | 22円/30秒 | 月額770円(1回5分以内の国内通話無料) | 月額1,870円(24時間国内通話無料) | 申し込み無料(家族間通話無料) |
au | 22円/30秒 | 月額880円(1回5分以内の国内通話無料) | 月額1,980円(24時間国内通話無料) | 申し込み無料(家族間通話無料) |
ソフトバンク | 22円/30秒 | 月額880円(1回5分以内の国内通話無料) | 月額1,980円(24時間国内通話無料) | 申し込み無料(家族間通話無料) |
出典:料金プラン | Softbank/料金・割引 | NTTドコモ/料金・割引 | スマートフォン・携帯電話 | au
この3社のキャリアでは通話料に大きな差はありません。しかし、ソフトバンクへ乗り換える場合、「おとくケータイ」などの認定オンラインショップから乗り換えると、キャッシュバックがもらえるのでお得に利用できます。
「おとくケータイ」の詳細については、下記ボタンから確認してください。これを機にソフトバンクへ乗り換え、家族でキャリアを揃えて家族割を受けるのもよいでしょう。
\ ソフトバンクへお得に乗り換える /
当サイトでは、ソフトバンクの料金を安くする方法を解説した記事がありますので、詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
格安SIM提供会社10社
格安SIM提供会社の通話料は、大手キャリア3社と比べて独自性が高く複雑です。
格安SIM提供会社のなかには、電話料金を下げるために独自の通話アプリを利用しているケースもあります。
自身や家族が、独自の通話アプリを起動することを煩わしく思わなければ、通話料を格段に安く抑えることができますよ。
その他のオプションでは、「一回の通話につき何分までが無料」という内容が一番多く、どの会社でも見られます。
特徴的なのはOCNモバイルONEの「かけ放題TOP3」というプランです。このプランでは、よくかける電話番号の上位3位までの通話料が無料になります。
j-comモバイルの一回あたり60分まで無料というオプションも、他にはない長時間の無料電話対応をしており、使い方次第ではすべての通話をカバーできそうです。
24時間国内通話無料になるかけ放題のプランがあるのは、ワイモバイル、UQモバイル、OCNモバイルONEの3社で、楽天モバイルは独自の通話アプリを利用すれば通話料が無料になるので、とくに通話オプションがありません。
詳しい料金は下記の一覧表を参照してください
(税込)
通話料 | 定額オプション | 時間制限あり かけ放題オプション |
時間制限なし かけ放題オプション |
|
ワイモバイル | 22円/30秒 | - | 月額770円 ・1回10分以内の国内通話無料 |
月額1,870円 ・24時間国内通話無料 |
UQモバイル | 22円/30秒 | 月額550円
・60分通話分が無料 |
月額770円 ・1回10分以内の国内通話無料 |
月額1,870円 ・24時間国内通話無料 |
BIGLOBE | 通常:22円/30秒
・独自の通話アプリ利用:9円/30秒 |
月額660円 ・独自アプリ利用 ・毎月1,188円分の通話料が無料 |
月額660円 ・独自アプリ利用 ・1回3分以内の国内通話無料 |
- |
月額913円 ・独自アプリ利用 ・毎月1,782円分の通話料が無料 |
月額913円 ・独自アプリ利用 ・1回10分以内の国内通話無料 |
|||
OCNモバイルONE | 通常:22円/30秒
・独自の通話番号利用:11円/30秒 |
- | 月額935円 ・1回10分以内の国内通話無料 |
月額1,430円 ・24時間国内通話無料 |
月額935円 ・よく通話をする電話番号3件への国内通話無料 |
||||
楽天モバイル | 通常:22円/30秒
・独自の通話アプリ利用:無料 |
- | - | - |
mineo | 通常:22円/30秒
・独自の通話アプリ利用10円/30秒 |
月額924円 ・30分通話分が無料 |
月額935円 ・独自アプリ利用 ・1回10分以内の国内通話無料 |
- |
月額1,848円 ・60分通話分が無料 |
||||
IIJmio | 通常:22円/30秒
・独自の通話アプリ利用:11円/30秒 ・同一IDで登録した家族との通話:17.6円/30秒 |
- | 月額660円 ・独自アプリ利用 ・1回3分以内の国内通話無料 ・同一IDで登録の家族と10分以内の国内通話無料 |
- |
月額913円 ・独自アプリ利用 ・1回10分以内の国内通話無料 ・同一IDで登録の家族と30分以内の国内通話無料 |
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イオンモバイル | 通常:22円/30秒
・独自通話アプリ利用:11円/30秒 |
- | 月額550円 ・独自アプリ利用 ・1回5分以内の国内通話無料 |
- |
月額935円 ・独自アプリ利用 ・1回10分以内の国内通話無料 |
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J-com | 22円/30秒 | - | 月額550円 ・1回5分以内の国内通話無料 |
- |
月額1,650円 ・1回60分以内の国内通話無料 |
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TONE | 通常:19.8円/30秒
・月額無料の電話プラン加入時:18.7円/30秒(2021年8月10日まで) ・お互いがTONE電話を利用:無料 |
- | 月額1,045円 ・1回5分以内の国内通話無料 |
- |
出典:料金|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで/料金・サービス│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】/OCN モバイル ONE 料金一覧(新コース) | NTTコミュニケーションズ 個人のお客さま/料金プラン|格安SIM/スマホのBIGLOBEモバイル/Rakuten UN-LIMIT VI(料金プラン) | 楽天モバイル/料金表(基本)|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】/料金表 | 格安SIM/格安スマホのIIJmio/料金プラン|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】/料金プラン | J:COM MOBILE | 格安スマホ・格安SIMのJ:COM/料金・サービスのご案内 | 安くて安心なスマホならトーンモバイル
自分自身や家族が、各社独自の通話アプリを利用することが苦にならないのか、一回あたりの通話時間がどのくらいなのか調べてみて、自分にあうものを選ぶのがよいでしょう。
格安SIMを選ぶポイントについては、こちらの記事で詳しく紹介してありますのであわせてご覧ください。
スマホ通話料が安くないのはなぜ?理由をご紹介!

通話しているつもりがないのに、通話料が高くなってしまう。じつはそう感じてる人は少なくありません。
スマートフォン契約の盲点になりやすいポイントなので、自身の使い方を振り返ってみると分かりやすいでしょう。
とくに、通話料が高くなる原因は以下の4つです。
- 0570や0180から始まる番号をよく使う
- 留守番電話サービスを多用している
- SMSの送信をよくしている
- 通話プランが実際の通話時間に合っていない
ひとつずつ解説していきます。
0570や0180から始まる番号をよく使う
携帯電話からフリーダイヤルに掛けたことはあるでしょうか。
じつは、携帯電話からでは0120などのフリーダイヤルに掛けられないケースがあります。そういったケースの対策として、フリーダイヤルが掲載されているページに「携帯電話の方はこちらの番号へ」という注釈付きで掲載されているのが0570や0180が頭につく電話番号です。
この電話番号は「ナビダイヤル」と呼ばれるもので、通話無料オプションの対象外の電話番号となっています。
通話料はダイヤルごとに変わりますが、「10秒ごとに◯◯円」や「20秒ごとに◯◯円」とアナウンスされ、一見それほど高く感じません。
しかし、電話番号を押したあとに流れる「ナビダイヤルでお繋ぎします」というアナウンスの時点から料金が発生するので、思っている以上に料金がかかる場合があるのです。
回線が混み合っている場合、コール音を聞き続けているだけでも通話料がかかっているので、非常に無駄な出費と言えるでしょう。
最近ではコロナワクチンの受付もフリーダイヤルですが、携帯電話からかける電話番号はナビダイヤルに設定されています。そのため、安易に携帯電話から発信せず、固定電話からフリーダイヤルを利用するのがよいでしょう。
留守番電話サービスを多用している
留守番電話サービスはどの会社でも便利なオプションとして紹介されています。月額300円程度で留守番電話を保存しておいてくれます。
しかし、じつは留守番電話を再生するのは、通話オプションの対象外なのです。そのため、留守番電話の再生には通話料がかかります。
たとえば以下の例では、合計で4,290円の料金が発生します。
- 通話料が22円/30秒
- 1件の留守番電話を聞くのに1分で44円
- 毎日1件入っていれば1ヶ月で1,320円
- 3件入っていれば1ヶ月で3,960円
- 留守番電話サービスの月額基本使用料が330円
留守番電話のなかには、相手が電話切ったあとの音だけが録音されているものもあります。内容のない留守番電話を有料で再生することは、まさに無駄にお金を払っている状態だと言えるでしょう。
留守番電話サービスを利用していて通話料が高い場合は、留守番電話サービスが本当に必要なのか、一度考えてみてください。
SMSの送信をよくしている
操作がかんたんで便利なチャットアプリがあふれていて、あまり利用する機会がなくなりましたが、じつはSMSの送信は通話料がかかります。
文字数によって料金は変わりますが、文字数を多く書けば書くほど料金は上がっていきます。
電話番号さえ知っていれば誰にでも送れるので大変便利ですが、丁寧な内容にすればするほど余分に料金がかかってしまうので注意が必要です。
通話プランが実際の通話時間に合っていない
スマートフォンの契約をするときに、自分の通話時間を把握した上で契約する人はあまりいません。そのため、実際の利用状況にあう契約をするのは難しいのです。
それほど通話しないのにかけ放題にしてしまえば、使ってもいないのに高い月額料金を払わなければいけません。逆に長い通話をよく利用するのに、時間制限のある通話オプションを使っていると、余分な通話料を払うことになります。
下記のツイートをご覧ください。
通話かけ放題だと思って普通に電話かけてたんだけど、契約内容が5分以内通話かけ放題だったみたいで、約9,000円通話料金発生してた
— あき() (@GSXR600_TEZZA) June 15, 2021
こちらは、通話かけ放題だと誤解していたパターンです。
このパターンは金額が大きくなりがちで、驚くべきことに月額10万円単位の通話料がかかっているケースもありました。
何となくスマホのプラン見てたら通話が最初の5分は無料になるプランが入ってたんだけど、それが月880円とかで殆ど通話すろこと自体ないのに使ってない通話料払って捨て続けてるんだと気づいて来月から外すことにした#電話嫌い#連絡はSMSで要件のみで
たぶん何年か入ったままだったかも…
— karalamaぶもっ (@karalama0519) June 26, 2021
こちらはそもそも通話しないのにオプションを付けていたパターンです。
少額ではありますが、数年分となるとやはり万単位のお金を無駄にしたことになります。
通話料の契約を気にしていない人は多く、請求書をよく見直さなければ発見は難しいです。また、請求書が届かない設定にしており、発見が遅れるケースも目立ちます。万単位のお金がかかってようやく知るのでは、金銭的にも精神的にも負担が大きくなりかねません。
現在の契約を一度見直して、自分の通話の状態をよく確認してみることも、スマートフォンの料金を抑えるために重要と言えるでしょう。
スマホ通話料を安くする方法

スマートフォンの利用料金は、「1ヶ月の金額だと大した額に感じにくい」という人も多いはずです。しかしながら、年間での支払いで計算したら大きな金額になっていた、という経験をしたことはないでしょうか。
毎月のスマートフォンの利用料金を少しでも安くすることは、長い目で見れば非常に重要である言えます。
ここでは少しでも安く抑えるためのポイントを以下の4点にまとめました。
- 「時間無制限かけ放題」の契約に変更する
- 家族割引サービスを使う
- 無料通話アプリを利用する
- 格安SIMなどに乗り換える
ひとつずつ紹介していきます。
「時間無制限かけ放題」の契約に変更する
毎日10分以上の通話をしてしまう人は、通話オプションを「かけ放題」に変更しましょう。
通話オプションの「時間無制限のかけ放題」は大手キャリア3社やワイモバイル、UQモバイル、OCNモバイルONEの6社が提供しているオプションです。
月額利用料がそれぞれ1,500円~2,000円程度かかりますが、通常の通話料が30分で1,320円なので、オプションを付ければ支払い金額を大きく抑えられます。
なお、格安SIMでは「時間無制限のかけ放題」を提供している会社が限られているため、「時間無制限のかけ放題」を選びたいのであれば、ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア3社に乗り換えするのもよいでしょう。
なお、ソフトバンクに乗り換えるのであれば、「おとくケータイ」などの公認オンラインショップを利用すると、キャッシュバックを受けられます。お得に乗り換えたい場合はぜひ参考にしてください。
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家族割引サービスを使う
主に家族と通話する人は、家族割引サービスを使うのも有効です。
同じ携帯会社に契約をしている家族を登録できるサービスで、登録している家族に電話をかけると通話料が無料になります。
登録できる家族については、各社で違いがありますが、同一住所に住んでいれば家族として登録することが可能です。そのためシェアハウスをしている、同棲している、などの場合でも割引が適用されますよ。
また、「別居しているが家族である」という場合でも登録することができます。単身赴任の父母や独り立ちしている子ども、田舎に住んでいる親なども登録することが可能です。
なお、大手キャリア3社では登録している家族間の通話料が無料になるうえに、全体の利用料金の割引もあるので大変お得と言えます。
格安SIMでは、家族割と言う形では直接通話料からの割引はありません。しかし、同じ格安SIMを利用している家族同士で家族登録されていると、全体の利用料金の割引があります。そのためお得に利用するために、事前に家族登録をしておくことが必要です。
家族登録は無料で手続きできますので、登録しておいて損はないでしょう。
無料通話アプリを利用する
最近ではLINEやSkype、Discordなど、データ通信経由で通話できるアプリが増えています。データ通信経由なので、利用にはデータ通信量を消費し、必ずしも無料であるわけではありません。
しかし、wi-fiを経由したり、データ無制限プランを契約していると、たくさん使っても料金を抑えることが可能です。
無料で使えて便利な無料通話アプリですが、通話するためには相手も同じアプリを使用している必要があります。相手が同じアプリを使える状態なのか確認してから使用しましょう。
格安SIMではそれぞれ独自の通話アプリを提供している場合があり、とくに楽天モバイルでは自社の通話アプリ「Rakuten Link」を使うことで通話が無料になります。
Rakuten Linkでは、相手が同じアプリを使う必要がありません。そのため、LINEなどの無料通話アプリより利便性が高いです。
スマートフォンの通話料金を安く抑えるためには、使い勝手がよいものを見つけ、上手に使いこなすことが重要と言えます。
格安SIMなどに乗り換える
スマートフォンの月額料金を抑えるうえでもっとも効果的なのが、格安SIMに乗り換えることです。
通話料に対する割引があるわけではないのですが、格安SIMは全体的に料金が安いので、実質月額料金が大手キャリアよりも低い傾向にあります。
一方で、格安SIMの通話料オプションは「○分以内の通話が無料」というものが多く、通話時間がもともと多い場合は逆に高くなる場合もあるので注意してください。
通話時間が多い場合は「時間無制限のかけ放題」を選ぶのが最適です。しかし、格安SIMでは「時間無制限のかけ放題」が利用できない場合も多くあります。
その場合大手キャリア3社への乗り換えを視野にいれるのもよいでしょう。
なお、ソフトバンクに乗り換えるのであれば、「おとくケータイ」などの公認オンラインショップを利用すると、キャッシュバックを受けられます。お得に乗り換えたい場合はぜひ参考にしてください。
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スマホ通話料の素朴な疑問を解説

スマートフォンを使用しているとデータ通信量ばかりが気になって、通話料のことは忘れがちです。LINEなどの文字会話アプリが主流になって以降、通話に関してよく分からないという人も多くいます。
ここでは、そういった疑問を4つ紹介します。
- 電話を受けるのに通話料がかかる?
- フリーダイヤルからの着信は料金がかかる?
- SIMフリースマホの通話料はどうなるの?
- zoomは通話料がかかる?
ひとつずつ答えていきます。
電話を受けるのに通話料がかかる?
国内通話の通話料は原則的に発信者が払うものです。
過去には着信者が通話料を払うコレクトコールというものもありましたが、2015年に廃止になっています。
また、海外からの着信においてはいまだコレクトコールが存在しますが、その場合は「コレクトコールから」というアナウンスが流れます。着信を受けるかか否かは着信側から選べます。断りなく料金がかかるわけではないので心配する必要はありません。
フリーダイヤルからの着信は料金がかかる?
フリーダイヤルは発信するときに料金がかかりません。しかし、「逆に着信すると料金がかかるのでは」と心配になる人もいるでしょう。
フリーダイヤルは、発信・着信のどちらにおいても、フリーダイヤルを設定している会社が通話料を払っています。そのため、発信しても着信しても料金はかかりません。
つまり、フリーダイヤルからの着信に出ても、料金はかかりません。
SIMフリースマホは通話料はどうなるの?
「SIMフリースマホ」とは、どの会社のSIMでも動作するスマートフォンのことです。
そして「SIM」とは、契約者情報や電話番号などのデータが入っているICカードを指します。これをスマートフォンに挿入することで、電話機能やインターネット機能を利用可能です。
SIM自体は大手キャリアや格安SIM提供会社などで契約して入手しなければなりません。その際の契約内容によって、スマートフォンの利用料金が決まるという仕組みです。
つまり、SIMフリースマホの通話料は、SIMを契約した内容によって変化するということになります。
zoomは通話料がかかる?
zoomは会社のオンライン会議や、個人同士のオンライン飲み会などによく利用されるようになりました。コロナウィルス感染症の影響で人と会うのが控えられるなか、多くの人に重宝されているサービスです。
ところがzoomをスマートフォンで使用したとき、発信履歴にzoomという表記が残る場合があります。ミーティングを開催した場合や、ミーティングに参加した場合のどちらでも発信履歴に残ります。

上の画像のように発信として履歴に残ると、「通話料がかかるのではないか」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、zoomはあくまでもデータ通信を利用したミーティングアプリです。普通に使用した場合は通話料はかかりません。
通話料がかかるのは、スマートフォンではない電話から参加した場合です。
zoomでは、主催者から「スマートフォンではない電話番号」を入力して呼び出すこともできます。その場合は電話番号を入力した主催者に通話料がかかります。
どちらも、自分の意志で行う必要があり、「知らないうちに勝手に通話料がかかる」ということはないので、安心して利用してください。
スマホ通話料を比較して安く賢く通話しよう!
この記事では、各社におけるスマートフォンの通話料や、安くなる方法を紹介しました。
スマートフォンの月額料金を安く抑えるために、改めて自身の利用状況を見直すことが大事です。
再度、安く抑える方法をおさらいしましょう。
- かけ放題プランに入る
- 家族割引サービスを使う
- 無料通話アプリを利用する
- 格安SIMなどに乗り換える
なお、上記の方法でも、利用状況によっては料金を抑えられない場合もあります。
そのような場合には、他社への乗り換えを視野に入れていくのもよいでしょう。
また、時間無制限のかけ放題がある会社は限られてくるので、注意してください。
「通話時間が長く、インターネット回線を使う時間も長い」という人には、時間無制限のかけ放題と、データ上限なしのプランを提供しているソフトバンクがおすすめです。
現在、おとくケータイ.netからのソフトバンクへの乗り換えで、キャッシュバックが受けられるのでよりお得に乗り換えができますよ。
\ ソフトバンクのお得な乗り換えについて確認する /