格安SIMにお得に乗り換えられるタイミングは?仕組みを理解して節約しよう

スマホとSIM

「料金を節約するために格安SIMに乗り換えたい!」

「どうせ乗り換えるなら少しでもお得にしたい」

このように考えている人もいるのではないでしょうか?

4大キャリアから格安SIMに乗り換える(MNP)ときには、タイミングを合わせるだけで普通に乗り換えるより大幅にお得になります!

そこで、今回はどのタイミングで乗り換えれば最もお得になるのかをその理由とともに見ていきましょう。

乗り換え前にこれらの情報をチェックすれば、格安SIMへの乗り換えで損することを防げます。

1. 格安SIMに乗り換えるタイミングは毎月末日がお得!その理由とは?

カレンダー

格安SIMに乗り換える最もおすすめのタイミングは、毎月末日です。

毎月末日に乗り換えるとお得になる理由を解説します。

それぞれなぜお得になるのかチェックし、少しでもお得に乗り換えられるようにしましょう。

理由1. 解約月の月額料金は日割り計算されない

ドコモ・au・ソフトバンクには解約月の月額料金を日割り計算する制度がありません。

したがって、月初めに解約しても月末に解約しても1ヶ月分の料金を全額支払う必要があります。

いつ解約しても最終月の料金が変わらないことを考えると、月末に乗り換えるのが最もお得です。

ただし、例外として楽天モバイルは最終月の料金を日割り計算します。

解約日を含む日数で日割り計算するので、いつ解約しても損することはありません。

なお、以前はauのみ毎月1日に解約しても当月の料金が発生しないシステムでしたが、2020年11月時点では1日に解約すると月額料金が満額発生します。

制度が変わったことを覚えておき、十分注意してください。

理由2. 初月の月額料金は日割り計算される

乗り換え先の初月料金は、ほとんどの格安SIMで日割り計算されます。

なかには初月無料キャンペーンなどを実施している格安SIMもあるので、契約したい格安SIMの情報をチェックしてください。

日割り計算される場合、月末に契約すれば支払う料金は1日分のみです。

理由3. 解約事務手数料などの各種手数料はいつ解約しても同額

格安SIMにMNPするときに支払わなければならない各種手数料についてみていきましょう。

ここで出てくるMNPとは以下のことを示しています。

MNPとは?

今まで利用していた携帯電話番号を転出先のキャリアでも使えるようにするための手続き

MNPで格安SIMに乗り換えるときには、転出元の事業者と転入先の事業者にいくつかの費用を支払います。

支払う可能性がある主な費用は以下のとおりです。

支払先 費用の種類 金額(税込)

転出元

(大手キャリア等)

MNP転出手数料 3,300円
契約解除料 1,100円~10,450円

転入先

(格安SIM)

新規契約事務手数料 3,300円
SIM発行手数料 300円~500円程度

上記の費用のうち、SIM発行手数料を徴収している格安SIMは一部です。

各種手数料として6,000円~16,000円程度必要だと覚えておいてください。

2. 定期契約の更新月を気にする必要はある?

2年契約N
(出典:au/2年契約N

ドコモ・au・ソフトバンクの一部プランには定期契約があり、契約期間中に解約すると契約解除料が発生します。

読者の中には、更新月を待つか待たずに解約するかで悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

ここでは以下のポイントを詳しく解説します。

自分がどのタイプの契約になっているか確認し、どのタイミングで乗り換えるか判断しましょう。

2-1. 2019年10月以降のSIM契約なら契約解除料は1,100円

総務省が主導して行われた定期契約の見直しによって、契約解除料の上限が1,100円になりました。

2019年10月1日以降に定期契約ありの回線契約を締結した人は、契約解除料がかかる場合でも1,100円です。

したがって、格安SIMに乗り換えるときに契約解除料の有無を気にする必要はありません

2-2. 高額な解約金が発生する場合

2019年9月30日までに定期契約ありの回線契約を締結している場合、契約解除料が10,450になるので注意してください。

この場合は、更新月まで現在のキャリアを使い続けた場合と格安SIMに乗り換えた場合のどちらがお得になるかを計算しましょう。

データ通信容量にもよりますが、格安SIMなら1,000円~3,000円で使えることも多く、数ヶ月で契約解除料以上お得になることもあります。

一方で、翌月や翌々月が更新月なら待ったほうがいいでしょう。

2-3. 定期契約がない料金プランも多い

2019年10月1日以降に回線契約を締結している場合、そもそも定期契約がないケースも多数あります。

docomoの「5Gギガホ」「5Gギガライト」、Softbankの全プラン、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT V」は定期契約がないので、気にする必要はありません。

3. 大手キャリアの更新月を確認する方法

契約更新

高額な契約解除料がかかるケースなどは、更新月をあらかじめ調べたほうがいいでしょう。

ここでは大手キャリアの更新月を確認する方法を解説します。

自分が利用しているキャリアのチェック方法を覚えておきましょう。

3-1. docomoの場合

docomoの契約更新月は以下の手順で確認します。

  1. My docomoにアクセスする
  2. ログインボタンをタップする
  3. dアカウントでログインする
  4. 「ご契約内容」をタップする
  5. 「全てのご契約内容の確認」をタップする
  6. 「ご契約プラン」の中に更新月が記載されているのでチェックする

「契約満了月はxxxx年x月です」という形で記載されているので、この数字を確認してください。

ここに表示されている月とその翌月・翌々月に解約した場合は契約解除料がかかりません。

3-2. auの場合

auの場合は以下の手順で確認しましょう。

  1. My auにログインする
  2. 「スマートフォン・携帯電話」をタップする
  3. 「ご契約内容/手続き」タブをタップする
  4. 「ご契約情報」をタップする
  5. 「料金割引サービス」に記載されている次回更新年月を確認する

auの場合は「xxxx年x月xx日~xxxx年x月xx日」の形で記載されているので、この期間内に解約すれば契約解除料がかかりません。

3-3. Softbankの場合

Softbankを利用している人は、以下の手順で確認してください。

  1. My Softbankにログインする
  2. 「基本料」内にある「更新期間」をチェックする/li>

Softbankの場合はMy Softbankのトップページに記載されているので、すぐに確認できるでしょう。

期間はauと同様に「xxxx年x月xx日~xxxx年x月xx日」の形で記載されており、期間内なら契約解除料は不要です。

3-4. 楽天モバイルの場合

楽天モバイルでは、定期契約がある料金プランは存在していません。

したがって更新月の概念自体がなく、いつ解約してもOKです。

4. 格安SIMに乗り換えるタイミングでMNPを利用

YmobileにMNP
(出典:Y!mobile

大手キャリアから格安SIMに乗り換えたいと考えている人は、MNPを利用するといいでしょう。

格安SIMによってはMNPする人向けのキャンペーンを展開していることもあり、うまく利用すればよりお得に使える可能性があります。

ここではMNPの仕組みや手順などを見ていくので、ぜひチェックしておいてください。

4-1. MNPとは?

MNPとは、契約するキャリアを変更しても携帯電話番号を引き継ぐための仕組みです。

MNPで引き継げるものは携帯電話番号のみで、ほかのものは引き継げないので注意してください。

4-2. MNPするときの手順

MNPするときの手続き手順は以下のとおりです。

単純な新規契約とは異なるポイントがあるので、事前にチェックして迷わずに手続きを進めましょう。

  1. 転出元のキャリアでMNP予約番号を取得する
  2. 転入先の格安SIMを契約するときに、MNP予約番号を所定のフォームに入力する
  3. 契約手続きを完了させる

MNPするときにはMNP予約番号を取得しなければならないので、転出元のキャリアで必ず取得してください。

4-3. MNPするときのチェックポイント

MNPするときにはいくつかチェックしたいポイントがあります。

場合によっては手続きをうまく進められず、やり直しになることがあるので注意しましょう。

MNP予約番号は直前に取得する

MNP予約番号には、取得してから15日間という有効期限があります。

有効期限が切れると無効になるのはもちろん、格安SIMによっては契約時に一定期間以上残っていることが求められるので注意が必要です。

一例として、mineoやY!mobileは10日以上、UQ mobileは13日以上の残り期間が求められます。

猶予がほとんどない格安SIMもあるので、乗り換える前日か当日にMNP予約番号を取得するのがおすすめです。

一時的にスマホが使えなくなるケースがある

転入先の格安SIM事業者によっては、格安SIM側で回線切替手続きをしてからSIMを発送するところがあります。

このタイプの格安SIMの場合、申し込んでからSIMが到着するまでの間に回線を利用できないタイミングが発生するので注意してください。

SIM到着後に自分で回線切替するタイプの格安SIMでは、回線を利用できない期間は数分~数十分程度です。

少しでも回線が使えないと困る人は、自分で回線切替するタイプの格安SIMを選びましょう。

5. 格安SIMに乗り換えるタイミングで節約できる費用

SIM

大手キャリアから格安SIMに乗り換えるタイミングを見計らうことによって、さまざまな費用を節約できます。

主に節約できる費用は以下のとおりです。

どのようにすればそれぞれの費用を節約できるのか見ていきましょう。

5-1. 転出元キャリアの解約金

定期契約の更新月のタイミングで格安SIMに乗り換えると、転出元キャリアに支払う契約解除料を節約できます。

契約内容によって1,100円~10,450円かかるので、翌月が更新月の場合などはタイミングを合わせるのもいいでしょう。

ただし、乗り換え前の料金と乗り換え後の料金の差額によっては、待たずに乗り換えたほうがトータルでお得になります。

自分のケースではどうすればよりお得になるのかを計算し、更新月に合わせるかどうか判断しましょう。

5-2. 転入先格安SIMの月額料金

毎月末日に格安SIMに転入することによって、初月の月額料金を節約できます。

新規契約した場合、初月の月額料金が日割り計算になるところがほとんどなので、末日に開通するようにタイミングを調整しましょう。

自分で回線切替するタイプのMVNOなら、余裕をもってSIMが到着するように契約して末日に回線を切り替えるのがおすすめです。

5-3. 各種手数料

転入先の格安SIMによっては、契約事務手数料などの割引/無料化キャンペーンを実施していることがあります。

キャンペーンを実施しているタイミングで乗り換えられればお得になるので、事前に契約予定の格安SIMがどのようなキャンペーンを実施しているかチェックしてください。

ただし、これは狙ってタイミングを合わせられるものではないので、乗り換えしたいときにキャンペーンを実施していたらラッキー程度に考えましょう。

まとめ

大手キャリアから格安SIMに乗り換えたい人は、タイミングを見計らうだけで乗り換えにかかる費用を大幅に抑えられる可能性があります。

転出元/転入先それぞれの月額料金や契約解除料など、さまざまな費用を考慮して適切なタイミングで乗り換えることが重要です。

格安SIMに乗り換えたいなら、自分のケースではどのようにすれば最もお得になるのかをチェックする必要があるでしょう。

基本的に、毎月末日に乗り換えが完了(格安SIMの回線が開通)するように手続きするのがお得になるコツです。

格安SIMに乗り換えるタイミングで迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください!