子供のスマホは監視すべき?その方法や注意点を解説

子供のスマホを監視すべき?その理由や注意点を解説

「子供にスマホを持たせるなら、しっかり監視したい」とお考えですね。

日頃から子供のスマホを監視しておかないと、高額な課金請求や性犯罪などのトラブルに巻き込まれる可能性があります

しかし、スマホの監視は親の大きな負担になりがちです。

監視する側の負担が大きいと継続が難しいので、なるべく負担が少ない形で監視しましょう。

今回は、子供のスマホを監視する方法と注意点を解説します。

適切にスマホを管理して、子供をトラブルから守りましょう。

1.子供のスマホ監視は可能な範囲で管理すべき

子供のスマホ監視は可能な範囲で管理すべき

子供のスマホは、できる限りの範囲で管理しましょう。

なぜなら、子供は善悪の判断や自分を律する力が少ないからです。

トレンドマイクロの「子どもと保護者のスマートフォン利用に関する実態調査 2020」によると、子供の32.5%がトラブルに遭遇しています。

さらに、「家庭で決めたスマホルールについて破った経験の有無」についての質問は、半数近くが「約束を破ったことがある」という結果になりました。

上記の結果から、スマホトラブルから守るために利用範囲の制限が必要であり、破られないスマホルールを作るべきであることが分かります。

親が子供のスマホの制限・ルール作りをしてトラブルから守ることを、ペアレンタルコントロールと言います。

ペアレンタルコントロールをすべき項目は、以下の5つです。

子供を守るためにも、管理すべき項目を確認しましょう。

管理1.課金

最も管理すべきなのは、課金です。

ゲームやマンガなどの課金は、ワンタップで簡単に課金できてしまいます。

そのため、子供は事の重大さが分からないまま課金してしまい、高額な課金請求がくることも珍しくありません。

簡単に課金できないように管理しましょう。

管理2.アプリ

親側でアプリを管理しましょう。

なぜなら、子供がアプリに夢中になって手放せなくなってしまうからです。

親が気付かないうちにゲームなどの中毒性の高いアプリをインストールしてしまい、依存状態になる可能性があります。

常にスマホの中に入っているアプリを把握しておきましょう。

インストール

子供だけでアプリのインストールができないように制限しましょう。

簡単にインストールできるような環境だと、親が把握しきれないアプリが出てくる可能性があります。

特にマンガやゲームなどの娯楽アプリは、夢中になりやすいので許可制にしましょう。

インストールをするときには、親の承諾を得るような仕組みにするのがおすすめです。

利用時間

特定のアプリの使いすぎを避けるために、アプリごとに利用時間を設定しましょう。

アプリを使いすぎると、スマホ依存になりかねません。

アプリごとに細かく利用時間を管理して、スマホを上手に使いこなしましょう

管理3.WEBサイト

WEBサイトは、閲覧できるページに制限をかけましょう

インターネット上には有害なサイトが無数に存在するので、子供の目に触れる可能性があります。

中には、判断が未熟な子供をターゲットにしたサイトがあり、子供がうっかり覗いてしまうと犯罪に巻き込まれるかもしれません。

WEBサイトは、健全なページだけを閲覧できるような機能を導入しましょう。

管理4.スマホの利用時間

スマホを使える時間帯の管理をしましょう。

なぜなら、スマホ本体を使えなくすることによって、意味もなくスマホを触ってしまう行為を減らせるからです。

宿題をすべき時間帯に制限をかければ、スマホに気をとられる心配はありません。

また、寝る時間にスマホを使えなくすることで、スマホの触りすぎで睡眠不足になる事態を避けられるのです。

スマホを使える時間を管理して、子供とスマホの適度な距離感を保ちましょう

管理5.居場所

GPSで居場所を把握して、子供を犯罪から守りましょう。

子供が成長すると行動範囲が広がりますが、犯罪に巻き込まれる危険性は高くなります。

スマホに内蔵されているGPSを使うと、簡単に居場所の特定が可能です。

普段より帰りが遅いときや遠出するときに、GPSで子供の居場所を確認しましょう。

GPSで子供の居場所を把握して見守る形にすると安心です。

ここまで、親がペアレンタルコントロールをすべき項目を見てきました。

しかし、実際にどのように管理をすれば良いか分からないですよね。

次の章で、子供のスマホを監視する方法を確認しましょう。

2.子供のスマホを監視する2つの方法

子供のスマホを監視する2つの方法

確実に子供のスマホを監視する方法は、2つです。

それぞれ確認して、管理しやすい方法で実践しましょう

方法1.監視機能・アプリを利用する

スマホに内蔵されている監視機能や監視アプリを使用しましょう。

アプリの利用時間やスマホの使用時間の管理が可能です。

監視機能や監視アプリを利用するなら、既存のスマホで管理できます

おすすめの方法は、OSごとに変わるのでそれぞれ確認しましょう。

AndroidはGoogleファミリーリンク

Androidを利用している家庭は、Googleファミリーリンクがおすすめです。

無料のアプリながら、簡単に管理できます。

Googleファミリーリンクで可能な管理は、以下です。

  • WEBのフィルタリング設定
  • 端末の利用状況の確認
  • 端末の利用制限(曜日ごと)
  • アプリのダウンロード・課金制限
  • 位置確認

Googleファミリーリンクでは、アプリごとの管理はできません

詳細な管理は難しいですが、無料かつ簡単に管理できるので、試しに導入してみましょう。

iOSはスクリーンタイム

iOS(iPhone)を利用している家庭は、スクリーンタイム機能がおすすめです。

内蔵されている機能なので、新たにアプリを入れる必要がありません。

スクリーンタイムで可能な管理は、このようになります。

  • WEBのフィルタリング設定
  • 端末の利用状況の確認
  • 端末の利用制限
  • アプリのダウンロード・課金制限
  • アプリごとの利用制限
  • 位置確認

しかし、iOSのアップデートがあると、スクリーンタイムが上手く機能しないことがあるようです。

アップデート直後の不具合に気を付けて、スクリーンタイムを導入しましょう。

方法2.監視機能に特化したスマホを利用する

スマホ自体が監視機能に特化している端末を利用しましょう

監視機能に特化したスマホで可能な管理は、このようになります。

  • WEBのフィルタリング設定
  • 端末の利用状況の確認
  • 端末の利用制限
  • アプリのダウンロード・課金制限
  • アプリごとの細かい利用制限
  • 位置確認

監視機能に特化しているので、アプリや内蔵機能で網羅できないような細かい管理ができます。

例えば、以下のような機能です。

  • 場所ごとのアプリの制限
  • 移動手段が変わると通知が来る

GPSを利用して、場所ごとにアプリの権限を変える機能や移動速度の変化を検知して交通機関の利用を通知する機能があるのです。

このような監視機能に特化したスマホを使えば、スマホ管理から防犯対策にまで使えます

ここまで、スマホを監視する方法を見てきました。

しかし、すべて自分で設定して管理することは難しいと感じる人も多いでしょう。

次の章では、子供監視用スマホとしておすすめのトーンモバイルについて確認していきます。

3.子供用監視スマホはトーンモバイルがおすすめ!

トーンモバイル

子供用監視スマホは、トーンモバイルがおすすめです。

トーンモバイルのスマホは、子供を守る機能が搭載されています。

そのため、東京都など9つの自治体から「子供に持たせたいスマホ」として推奨されているのです。

トーンモバイルが子供用監視スマホに向いている理由は、6つあります。

理由を確認して、監視スマホを購入するのか内蔵機能や監視アプリを使うのか決めましょう。

理由1.アプリを細かくコントロールできる

トーンモバイルは、アプリを細かくコントロールできます

近年の子供向けアプリはゲームだけでなく、連絡アプリや勉強アプリもあるため、個々のアプリを管理できた方が使いやすいです。

心配な課金は、基本設定で一括制限できます。

そのため、新たにアプリをインストールしたとしても課金請求の心配はありません。

細かい管理をすることで、本当に必要なアプリを必要な分だけ使えます

インストール管理

トーンモバイルは、インストールの際に親の許可が必要です。

そのため、「親の知らない間にゲームアプリを沢山インストールしていた!」という事態にはなりません。

インストールを許可するのと同時に、アプリの利用時間の管理設定ができます。

そのため、「新規アプリの利用時間を設定し忘れる」といった心配はありません

アプリごとの利用管理

トーンモバイルは、アプリごとに利用時間の管理ができます。

管理方法は、2種類です。

  1. 利用する時間帯の指定
  2. 1日の合計利用時間の指定

おすすめの利用方法は、娯楽アプリは「利用時間帯の設定」、LINEなどは「1日の合計利用時間の指定」で設定することです。

アプリごとに設定を変えて、使い方に合わせた設定をしましょう。

場所で制限できるので学校持ち込みに対応

トーンモバイルは、指定した場所でのアプリ利用制限をかけられます。

例えば、塾ではLINE以外のアプリを使用不可にする設定ができるのです。

安心してスマホを持たせることができるでしょう。

理由2.WEBサイト閲覧範囲を制限できる

トーンモバイルは、「あんしんインターネットオプション」に申し込むと、子供の年齢に合わせてWEBサイトの閲覧範囲を制限できます。

「あんしんインターネットオプション」は無料で利用可能です。

閲覧範囲は、このようになります。

コンテンツ 小学生 中学生
違法・不法行為 × ×
18禁
(例…アダルト・出会い・飲酒・喫煙)
× ×
セキュリティに問題のあるサイト × ×
SNS・掲示板 × ×
グラビア・オカルト・懸賞 × ×
娯楽ページ
(例…ゲーム・占い・電子書籍・芸能情報)
×
通信販売ページ
(例…ショッピング・オークション)
×
Webメール ×

年齢に合わせた設定をしてくれるので、管理の範囲に悩む必要がありません。

理由3.スマホの利用時間が制限できる

スマホの利用時間を制限して、子供がスマホから離れる時間を作れます。

なぜなら、スマホ自体が使えないので、なんとなくスマホを触る行為を減らせるからです。

なんとなくスマホを触る行為は、スマホ依存の第一歩になりかねません。

スマホの利用時間を制限することによって、家族との会話や読書など違うことに興味を向けることができます。

理由4.行動管理で防犯対策もできる

トーンモバイルは、子供のスマホ管理だけでなく行動管理で防犯対策ができます

子供の移動手段が変わると通知が来るので、習い事などで電車やバスを利用している子供の状況把握が可能です。

さらに、普段と違う行動をすれば、親のスマホへ緊急通知がきます。

例えば、学校へ行っている時間帯に駅にいると、GPSが検知して保護者へ通知します。

また、よく遊びに行く場所をレポートで通知されるので、行動範囲が広がった子供の見守りに最適です。

理由5.日々のスマホ利用状況の把握で様子がわかる

子供のスマホ利用状況を簡単に知れます

利用頻度の高いアプリやWEBサイト、歩きスマホしている地域を自動でレポートされるのです。

わざわざ利用状況を確認する手間は必要ありません。

簡単に利用状況を知れるので、遊び方や危険行為をいち早く確認できます

理由6.トーンモバイルは料金が安い

トーンモバイルは、料金が安いです。

「通信料は安く抑えたい」という親の希望を叶えた料金設定になっています。

容量無制限で月額1,000円

トーンモバイルは、データ通信量無制限で月額1,000円です。

オプションを付けても、下記の表のように3,000円以下で使えます。

通信方法 トーンモバイル端末 iPhone
データ通信
(050から始まるIP電話のみ)
月額1,000円 月額1,500円
データ通信+SMS
(050から始まるIP電話+ショートメール)
月額1,100円 月額1,600円
データ通信+090番号
(050から始まるIP電話+090番号)
月額1,950円 月額2,450円

月々の通信料が大きな負担にならない料金設定です。

ペアレンタルコントロール機能は無料!

アプリ制限やスマホ時利用時間管理などのペアレンタルコントロール機能が無料です。

オプション料金で月額料金が嵩むことなく、安心して監視機能を使えます

ここまで、監視機能に特化したトーンモバイルを確認しましたが、ただ使うだけでは効果はありません。

子供のスマホを管理するときの注意点を確認しましょう。

4.子供のスマホを監視する時の2つの注意点

子供のスマホを監視する時の2つの注意点

監視機能が充実したスマホを利用するだけでは、あまり効果がありません

というのも、ただ監視するだけだと子供の反発心を生むだけになってしまうからです。

子供のスマホを監視するときの注意点は、2つあります。

注意点を詳しく確認して、家族トラブルを回避しましょう。

注意点1.信頼関係を構築する

スマホを監視する前に、信頼関係を構築しましょう。

おすすめは、スマホ利用について子供と話し合うことです。

親の気持ちを伝えながら話し合うことで、スマホを管理する意味を伝えられます。

しっかり話し合って子供から、マホ管理の同意」を得ましょう。

トーンモバイルには、親子の話し合いをすぐにルール化できる仕組みがあります。

専用の用紙「親子スマホの約束」にルールを記入してカメラで撮影すると、アプリの時間制限の設定ができてしまうのです。

話し合った結果をすぐに反映させるので、「言った」「言わない」になることなく、お互い納得してスマホ管理ができます。

注意点2.年齢に合わせて監視の範囲を弱めていく

子供の年齢に合わせて、監視の範囲を弱めましょう

なぜなら、いつまでも厳しい監視だと子供に不満が出てくるからです。

厳しい監視や利用制限のまま大きくなると、交友関係に影響がでてきます。

例えば、アプリのインストール基準が厳しすぎると、人気アプリの話題についていけず仲間外れになるなどです。

小学生に対する監視・管理で中学生になっても運用し続けることは、いつまでも小学生扱いしていると言えます。

子供の成長にそぐわない過度な管理は、子供に大きな負担を強いることになるので注意しましょう。

まとめ

初めて子供に持たせるスマホは、監視機能に特化したスマホをおすすめします。

スマホの利用時間を上手にコントロールするのは、子供にとって困難です。

中でもトーンモバイルは、子供の成長に合わせて制限内容を変更できます。

初めてのスマホでトラブルにならないように、トーンモバイルで管理してスマホとの距離感を身に着けさせましょう。