トラブル回避!中学生におすすめのスマホと親子で決めるべきルールとは

中学生のスマホ

「中学生にスマホを持たせるのは不安。でも子供にせがまれている…」とお悩みですね。

現在、ほとんどの中学生がスマホを所持していると言っても過言ではない状態です。

しかし、スマホを持たせるとトラブルや勉強が疎かになる可能性はゼロではありません

そこで今回は、トラブルが起きにくいスマホの選び方とスマホトラブルの向き合い方について解説します。

スマホのトラブルを未然に防ぐ環境を作り、中学生に最適なスマホを与えましょう。

1.中学生のスマホ所持率は7割以上!

中学生のスマホ所持率は7割以上!

令和元年度青少年のインターネット利用環境実態調査によると、中学生のスマホ所持率は約75%です。

所持率は都市部になるほど高くなる傾向があるので、都市部の所持率は80%超えだと言われています(モバイル社会研究所 小中学生ICT利用調査 2019より)

ここまで所持率が高いと、スマホを持っていないことによる「輪の中に入れない」「アプリやSNSの話についていけない」ということがあるかもしれません。

確かに、「中学生からスマホを持たせるのは不安」と考える親もいるでしょう。

しかし、スマホを持たせて「スマホとの適切な付き合い方」を伝えた方が、時代の流れにふさわしいです。

中学生が上手にスマホと付き合えるように、スマホ環境を整えることをおすすめします。

そのため、スマホを買い与える前に、中学生に適したスマホ環境作りをすべきです。

次の章で、詳しく確認しましょう。

2.中学生に適したスマホ環境作りに欠かせない3つのステップ

中学生にふさわしいスマホ環境作りに欠かせない3つのステップ

スマホを与えると決めたら、中学生に適したスマホ環境を整えましょう

中学生に適したスマホ環境づくりとして、重要なポイントは以下の2点です。

  1. 無駄な出費を抑える
  2. スマホトラブルを避ける

これらを満たして、中学生に適した環境を作りましょう。

中学生におすすめのスマホ環境を作るステップは、3つです。

それぞれ詳しく見ましょう。

ステップ1.格安SIMにする

中学生用のスマホは、格安SIMにしましょう。

なぜなら、安い価格でスマホを利用できるからです。

一見、家族全員でファミリー割引に入った方がお得に感じるかもしれません。

しかし、実は子どものスマホだけ格安SIMにした方が総額が安くなるのです。

以下の表は、月に3GBまで利用できるという条件で、ドコモとUQモバイルを利用した月額料金です。

  ドコモ UQモバイル
月額料金の目安
(3GB利用)
約3,680円
(ギガライト・ファミ割3回線利用時)
約2,178 円

似たような条件で比較すると、ひと月あたり約1,500円の差がありました。

1年後には、約18,000円の差が出てきます。

このように、中学生のスマホは格安SIMで契約するとお得になります。

しかし、格安SIMで動画鑑賞など大量のデータ通信をするなら注意が必要です。

大量のデータ通信をすると格安SIMは割高になるので、結果的に高くつくので気を付けましょう。

ステップ2.親の管理か自主性に任せるか決める

続いて、スマホの管理をどうするか親子で話し合って決めましょう

どこまで親が介入するのかを、親子で話し合って決めないとトラブルになりかねません。

以下のようなポイントを話し合って決めましょう。

  • フィルタリングサービスをどこまで利用するのか
  • スマホで居場所確認をするか

18歳以下のスマホ利用は、フィルタリングサービスの適用が義務付けられています。

フィルタリングサービスとは、子供にとって有害なサイトやアプリからブロックし健全なサイトのみアクセスできるサービスのことです。

高性能なフィルタリングサービスは、アプリの使用状況やインターネットの閲覧履歴を確認することができます。

しかし、子供の了承を得ずに高性能なフィルタリングサービスを活用するのは控えましょう

高性能なフィルタリングサービスは、子供からすると親に全ての使用状況を把握されることになるので、あまり心地が良いとは言えないからです。

もし適用するのであれば、子供の同意を得てから利用するようにしましょう。

位置情報サービスも同様です。

スマホを選ぶ前に、どのような管理をするのか子供と話し合いましょう。

ステップ3.親が使っているOSに合わせる

スマホは、親が使っているOSに合わせた方が管理しやすいです。

直観的に操作が分かるので、トラブルが起きた時に親が介入することができます。

親のスマホがiOSならiOS、AndroidならAndroidと合わせて機種を選ぶようにしましょう。

ここまで準備できたら、中学生にスマホを買い与えるために機種選びをしていきます。

次の章から、「親が管理する派」と「自主性に任せる派」に分けて、おすすめのスマホ機種を見ていきましょう。

3.管理派におすすめの中学生向けスマホ

トーンモバイル

親がしっかり管理する家庭におすすめのスマホは、トーンモバイルです。

トーンモバイルは、ドコモ回線を利用した格安スマホになります。

東京都などの自治体から「子供に持たせたいスマホ」として推奨されているので、初めてのスマホとして向いていると言えるでしょう。

トーンモバイルの大きな特徴は、3つです。

それぞれ確認しましょう。

特徴1.ペアレンタルコントロール機能の充実

トーンモバイルは、ペアレンタルコントロール機能が充実しています。

ペアレンタルコントロールとは、親がスマホの使用状況を監視して管理することです。

トーンモバイルで使える機能は、以下の5つです。

  1. 有害サイトのブロック(フィルタリング)
  2. アプリごとの利用制限
  3. スマホ本体の利用時間制限
  4. 居場所確認
  5. 行動・利用状況をレポート報告

アプリごとに利用制限をかけられるので、勉強中は学習アプリのみ使える設定が可能です。

また、使用頻度の高いアプリや頻繁に訪れるWebサイト、よく遊びに行くエリアがレポートされるので、子供の興味や行動をチェックできます

子供の興味や好きな場所を知ることによって、会話のキッカケ作りとしても活用できるでしょう。

特徴2.AI機能で自撮り被害防止

AI機能で自撮り被害防止ができます。

自撮り被害とは、騙されて自分の裸を撮影し悪意のある人間へ画像を送信してしまう被害のことです。

AI機能搭載の「TONEカメラ」は、AIが裸や不適切な写真撮影を検知して撮影をブロックします。

そのタイミングで親の端末に通知されるので、自画撮り被害から守れるのです。

特徴3.格安料金

トーンモバイルは、月額約1,950円でデータ通信は使い放題です。

上限を気にせずにLINEやネット接続をすることができます。

しかし、アプリや動画のダウンロードはWiFiかデータ通信チケットの購入が必要です。

低額で細かく子供の管理ができるので、初めてのスマホとしておすすめです。

子供に持たせたいスマホNo1

4.自主管理派におすすめの中学生向けスマホ2選

自主管理派におすすめの中学生向けスマホ2選

自主管理派の家庭は、フィルタリングサービスを無料か低額で利用できる会社のスマホを選びましょう

高額なフィルタリングサービスを使わずに済むので、お得にスマホを使うことができます。

自主管理派におすすめの中学生向けスマホは、以下の2つです。

それぞれ確認しましょう。

自主管理スマホ1.UQモバイル

UQモバイル

UQモバイルは、au回線を利用した格安スマホ会社になります。

「基本的に自主管理に任せるつもり、いざという時はしっかり管理したい」と考えている家庭におすすめです。

無料のフィルタリングサービス以外に、オプションでSNS専用のペアレンタルコントロールサービスがあります。

UQモバイルは、低価格かつ通信速度が安定しているので、安心して子供に持たせることが可能です。

ペアレンタルコントロール機能

UQモバイルは、無料でフィルタリングサービスを使うことができます

子供の成長に合わせて制限範囲を変えることができるので、長く使うことが可能です。

アプリごとの設定はできませんが、利用時間制限機能もあります。

また、子供のSNSトラブルが心配なときは、filii(月額300円)がおすすめです。

SNS上の禁止ワードやSNSの利用状況の分析、SNS上の繋がりの把握ができるので、トラブルを未然に防ぐことができます。

料金目安

UQモバイルの料金は、高速通信3GBプランで約2,178 円です。

安定した速度で通信できるので、調べものや少し重いファイルを開くときでもサクサク使えます。

3GBあれば、短い動画も楽しむことができるので、自主管理派に丁度いいデータ通信量と料金設定と言えるでしょう。

自主管理スマホ2.ワイモバイル

ワイモバイル

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドの格安スマホ会社になります。

「子供の自主管理で親は見守るスタイル」と考えている家庭におすすめです。

無料のフィルタリングサービスがあるので、有料のフィルタリングサービスを使う必要がありません。

低価格かつ通信速度は安定しており、回線が混雑する時間帯でもスムーズに通信可能です。

ペアレンタルコントロール機能

ワイモバイルは無料でフィルタリングサービスを使うことができます

子供の成長に合わせて細かい設定ができるので、長く使えるでしょう。

フィルタリングサービス内の管理機能は、スマホの利用時間管理と位置確認機能が搭載されています。

料金目安

ワイモバイルは、3GBプランで約2,948円です。

しかし、キャンペンーンを利用すると半年間は約2,000円になりデータ容量が4GBに増えるなど、お得になります。

また、国内通話が無料になるので、電話する機会が多い家庭におすすめです。

ここまで、中学生におすすめのスマホについて確認しました。

しかし、中学生にスマホを与えることに不安を覚える親もいるはずです。

そこで、中学生がスマホを持つことで起きやすい問題点について、次の章で確認しましょう。

5.中学生が巻き込まれやすい4つのスマホトラブルと解決策

中学生が巻き込まれやすい4つのスマホトラブルと解決策

ここからは、中学生がスマホを持つことで起きるトラブルを確認しましょう。

あらかじめ想定されるトラブルを確認しておくことで、冷静に対処することができます。

中学生がスマホを持つと出てくる問題点は、以下の4つです。

それぞれ詳しく見ましょう。

問題点1.スマホ依存

頻繁するトラブルが、スマホ依存です。

常に情報が入ってくるので、止めるタイミングを失ってしまいます。

1時間のスマホ時間と約束していても、ズルズルと使うのが習慣になる可能性があるので注意しましょう。

スマホ依存になる前に、強制的に使えない状態にすることも検討すべきです。

スマホ依存を解決するアプリ

細かい設定ができないフィルタリングサービスを使っている人は、Googleファミリーリンクを使ってスマホ依存を解決しましょう。

Googleファミリーリンクは、アプリの管理からスマホ本体のロックまでリモートで管理可能です。

特定のアプリを非表示にすることもできるので、スマホ依存対策として有効でしょう。

問題点2.SNSで見知らぬ人とのトラブル

SNS上で見知らぬ人とのトラブルは、事件に発展しかねません

激しい口論になったり、悪い人間に騙されて犯罪に巻き込まれたりすることがあります。

ネット上の交流は把握しづらいですが、トラブルの火種を早期発見することが大切です。

見知らぬ人とのトラブルを防ぐためのルール

スマホを持つ前に、見知らぬ人とのトラブルを防ぐためのルールを親子で話し合いましょう。

例えばこのようになります。

  • SNSは全体公開にしない
  • 繋がりを持つのは信用できる人だけ

定期的にSNS上での交流について、親から聞いてみることも重要です。

トラブルがあったときには、相談しやすい環境を日頃から作っておきましょう。

問題点3.友人同士でのトラブル

リアルの友人同士でのトラブルは、根深くて深刻です。

トークアプリ「LINE」での仲間外れをきっかけに、いじめ問題に発展することがあります。

実生活に大きな影響を与えるので、なるべく早めに問題解決するように動きましょう

友人同士でのトラブルを防ぐためのルール

スマホを持つ前に、「トラブルがあったら、なんでも話してね」と伝えましょう。

辛くなった時に相談できる環境づくりが大切です。

様子を見てもトラブルが収まらない場合は、早めに先生と問題共有しましょう。

問題点4.家庭内でのコミュニケーション減少

スマホを持つと家庭内でのコミュニケーションが減少することがあります。

なぜなら、興味の全てがスマホに集中してしまい、家族とのコミュニケーションが疎かになるからです。

コミュニケーションが不足すると、反抗期に突入してしまったときに関係維持が大変になるでしょう。

家庭でのコミュニケーションは絶やさないようにすることが重要です。

家庭内でのコミュニケーション不足を防ぐためのルール

事前に、コミュニケーションをとる時間を親子で決めておきましょう。

例えば、このような約束です。

  • 夕食と食後1時間はコミュニケーション時間、その間はスマホに触れない
  • テレビはスマホを触らずに家族と観る

ここまで、想定されるトラブルと解決方法を見てきました。

しかし、中学生の親としては通信費の増加も経済的に大きな負担になり、心配な要素になると思います。

次の章では、中学生に安くスマホを持たせるポイントを確認しましょう。

6.中学生に安くスマホを持たせるための2つのポイント

中学生に安くスマホを持たせるための2つのポイント

スマホでのトラブルも心配ですが、子供の回線が増えることによる通信料の増加も悩みの種です。

しかし、工夫次第で通信費は安く抑えることができます。

中学生に安くスマホを持たせて通信料を極力抑えるなら、ポイントは2つです。

それぞれ詳しく見ましょう。

ポイント1.家族割がある格安SIMを使う

家族割がある格安SIMを家族全員で使いましょう

基本料金が圧倒的に安い格安SIMですが、家族割でさらに安くなります。

通信品質の良いUQモバイルとワイモバイルは家族割があるので、家庭内の通信費を抑えることができます

  UQモバイル ワイモバイル
3人家族の目安
(3GB利用)
4,940円
(2回線目以降の基本料が毎月500円引き)

4,940円
(半年後 7,040円)
(2回線目以降の基本料が毎月500円引き)

ワイモバイルは、国内通話料が無料なので通話が多い家庭はワイモバイルがおすすめです。

通話頻度が低い家庭は、UQモバイルが向いています。

ポイント2.おさがりのスマホを与える

初期費用を抑えるなら、おさがりのスマホを中学生に与えましょう。

家族が使っていたスマホを与えると、機種代がかかりません

また、慣れ親しんだ機種なのでトラブルが起きた時に操作しやすいです。

まだ使えるスマホがあるなら、利用しましょう。

注意!キャリアスマホは使える格安SIMが限られる

おさがりのスマホが3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)なら、格安SIMを使うときに注意が必要です。

というのも、SIMロックを解除しないと、格安SIMを使うことができません

格安SIMは、3大キャリアの回線を借りて提供しています。

そのため、借りている回線以外のキャリア回線を使うことができません。

代表的な格安スマホの回線をまとめました。

  トーンモバイル UQモバイル ワイモバイル LINEモバイル
利用回線 ドコモ回線 au回線

ソフトバンク回線

ドコモ
au
ソフトバンク
から選択可能

ドコモで購入したスマホでソフトバンク回線の格安SIMは使えないので、気を付けましょう。

auで購入したスマホをau回線の格安SIMで使うことは可能です。

まとめ

中学生におすすめのスマホは、管理派にはトーンモバイル、自主管理派にはUQモバイルかワイモバイルがおすすめです。

スマホを持たせる前にしっかりコミュニケーションをとって、ルールを親子で作り上げることが大切です。

子供には子供の社会があります。

子供の意志を尊重しながら、スマホに振り回されないような家庭内のルールを作りましょう。

子供に持たせたいスマホNo1