毎月のスマートフォンの料金が高いと頭を抱えているauユーザーは多いのではないでしょうか。
MM総研の調査によると、2021年の大手4社(ドコモ、au、SoftBank、楽天)を利用するユーザーの平均月額利用料は5,146円でした。この金額に端末の分割払い分を上乗せすると6,000円オーバーになってしまいます。これは1年間で計算すると、70,000円以上の出費です。
auには、毎月のギガ数に応じて適切なプランが用意されています。自分の利用方法に合ったプランに切り替えれば、月額料金を削減できるかもしれません。
この記事では、auユーザーがどうすればスマートフォン代を安くできるか解説します。この記事を読めば、auのスマートフォン料金の削減方法がわかります。解説している方法を実践すれば、毎月の支出を大きく抑えられるでしょう。
目次
2022年におけるauスマホの最低維持費と料金を安くする裏技

auのスマートフォンは最低いくらで所有できるのか、気になりますよね。
スマートフォンの料金は毎月発生しますので、年間コストで考えると軽視できません。安く抑えられるのであれば、少しでも安くしたい人も多いのではないでしょうか。
ここでは2022年時点でのauのスマートフォンの最低維持費とスマホ料金を安くする方法をご紹介します。最新のau公式情報をわかりやすくまとめましたので、参考にしてみてください。
2022年におけるauスマホの最低維持費
2022年現在のauのスマートフォンの料金プランにおける最低維持費は2,178円(税込)です。2,178円(税込)でauのスマートフォンを維持するには、次の契約内容を選択する必要があります。
- ピタットプラン5G/4Gを契約して1か月間にデータ通信量を1GB以下に抑える
- 割引サービス「家族割プラス」に3名以上で加入する
- 割引サービス「au PAY カード お支払い割」を適用する
最低維持費を実現するためのすべての条件を満たすのは、容易ではありません。とくに、家族割プランは自分だけでは適用が難しい条件です。そのため、自分にとって料金が安くなる最適な方法を模索することをおすすめします。
auスマホ料金を安くする裏技
auのスマートフォンの料金を安くしたい人は、ぜひ以下の3つを意識してみてください。
- 利用方法に合った料金プランを選びなおす
- 条件を満たした割引サービスを利用する
- 不要なオプションが付いていたら解約する
料金プランの選び直しは、ご自身のスマホ利用状況に合わせて最適なプランを選び直す方法です。WiFiの利用頻度が増えて、以前よりデータ容量を使用しなくなった場合などは、見直しを検討するとよいでしょう。
割引サービスの利用は、条件を満たした割引サービスを適用する方法です。なかには、支払い方法を変更するだけで、月額利用料金の割引を受けられるものもあります。
不要なオプションの解約では、使っていないオプションを解約するだけで月額料金が安くなる可能性があります。各ポイントの詳細については、次の見出しから詳しく説明しますので、内容を確認しましょう。
また、auのスマートフォンの料金を安くするには、ほかの会社へ乗り換えるのも有力な手段です。以下の記事ではスマートフォンの料金プランについて解説していますので、気になる人は内容をご確認ください。
auのスマホ料金のプランを紹介

auのスマートフォン料金のプランは、大きく2つです。
- 使い放題MAX 5G/4G
- ピタットプラン 4G /5G
それぞれ詳細を確認し、現在ご自身が加入している料金プランと比較してみましょう。
1.使い放題MAX 5G/4G
使い放題MAX 5G/4Gは、定額でインターネットが使い放題のプランです。データ容量が無制限なので、毎月のギガ消費数を気にする必要がなくなります。
使い放題MAX 5G/4Gの料金は、料金は月額7,238円(税込)となっており、データ利用量が合計3GB以下の月は1,650円(税込)が自動割引されます。
5Gプランと4Gプランの違いは、対応している通信システムです。5Gには「高速かつ大容量」と「低遅延」、「多数同時接続」の特徴があります。5Gでは、4Gの10倍〜100倍の最高10Gbpsの高速大容量通信が実現します。
使い放題MAX 5G/4Gは、auの料金プランの中でも最も料金が高いプランです。データ容量の制限はないとはいえ、本当にデータ容量無制限が必要かどうか、ご自身の月間のデータ利用量を確認してから判断することをおすすめします。
2.ピタットプラン 4G /5G
ピタットプラン 4G /5Gは「使用量に応じて3段階で料金が変動する」料金プランです。毎月の通信量が少ないユーザーや、インターネットはWiFiに接続して利用するユーザーに適しています。
ピタットプラン4G /5Gは、通信量に応じて料金が以下の3段階に設定されています。
- 使用データ量が1GB以下なら3,465円(税込)
- 使用データ量が1GB~4GB以下なら5,115円(税込)
- 使用データ量が4GB~7GB以下なら6,765円(税込)
設定された3段階のデータ量に合わせて、毎月の料金が変動します。毎月のデータ使用量が7GB未満であれば、ピタットプランがおすすめです。
通信量が少ない人には、ピタットプラン 4G /5Gのように通信量に応じて料金が安くなるのはメリットが大きくなります。
auのスマホ料金を割引サービスを紹介

auのスマートフォン料金を安くするためには、現在auが展開している割引サービスを賢く利用することがポイントです。2022年現在では、以下の3つの割引サービスが展開されています。
- 家族割プラス
- auスマートバリュー
- au Payカードお支払い割
なかには割引適用のためにお申込みが必要な割引サービスがあるので、失敗しないようチェックしましょう。適用できる割引サービスがあれば、積極的に活用することをおすすめします。
1.家族割プラス
家族割プラスは、対象プランに加入している同居家族の人数に応じて、毎月の料金が割引される割引サービスです。加入する回線数が2回線もしくは3回線以上で値引き額が変更されます。
同居する家族の通信キャリアがバラバラの場合は、キャリアの統一を考えてみましょう。条件を満たせば、お申し込み翌月利用分から永年割引となります。
家族割プランの詳細は以下のとおりです。
割引内容 |
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適用条件 |
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申込の必要性 | 必要 |
出典:家族割プラス | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
同居する家族2人でauを使えば2人で永年1,100円(税込)の割引を受けられます。
3人なら、割引額は1,500円(税込)です。年単位で考えると大変お得に感じますね。もし同居する家族がauを利用している、または利用を検討している場合は、ぜひ家族割プラスの適用を活用してみてください。
2.auスマートバリュー
auスマートバリューは、auのスマートフォンと自宅のネット回線をセットで利用するとプラン料金が割引される割引サービスです。auが指定するネット回線を利用すれば、料金プランによっては1,100円(税込)が永年割引されます。
料金プランの概要は以下のとおりです。
割引内容 |
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適用条件 |
|
申込の必要性 | 必要 |
出典:auスマートバリュー | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
ピタットプラン 4G /5Gと指定ネット回線のセットの場合は、年間6,600円(税込)の割引になります。使い放題MAX 5G/4Gと指定ネット回線のセットの場合の年間割引額は、なんと13,200円(税込)です。賢く活用して、料金を抑えたいですね。
適用条件の対象になっている回線は、固定回線だけでなく話題のWiMAXも含まれています。利用しているネット回線が指定回線に該当する場合はぜひ割引を適用しましょう。
3.au Payカードお支払い割
au Payカードお支払い割は、auのスマートフォン料金をauが発行するクレジットカード「au PAY カード」で支払うと毎月110円(税込)が割引される割引サービスです。指定の料金プランを契約して、指定の支払い方法を選択するだけで適用条件をクリアできます。
割引内容 |
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適用条件 |
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申込の必要性 | 不要 |
出典:au PAY カードお支払い割 | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
au Payカードは、還元率1%のauユーザー以外にもおすすめできるクレジットカードです。
発行方法は、ご自宅でもかんたんなWEB申込がおすすめです。「au ID」を所有している高校生を除く満18歳以上であれば、お申込みできます。
スマホ料金を安くしたい場合におすすめの格安SIMを紹介

料金プランをいくら見直してもauのプランが高いと感じてしまうのであれば、格安SIMへの乗り換えも検討しましょう。格安SIMは基本的に専用の店舗を持っておらず、独自回線を使用しないため、大手キャリアと比較すると低価格な料金プランが用意されているのが特徴です。
また、WEBで手続きが可能であり、現在利用しているスマートフォン端末のSIMカードを差し替えるだけなため、難しい手続きも必要ありません。
ここで紹介するauからの切り替えがおすすめの格安SIMは以下の3つです。
- 楽天モバイル
- UQ mobile
- ahamo
それぞれ詳細を確認しましょう。
1.楽天モバイル

楽天モバイルは、楽天が展開する格安SIMです。タレントを起用した派手なCMを見た経験はないでしょうか。
楽天モバイルの特徴は料金の安さと無制限のデータ容量です。毎月のデータ容量に条件を設定している企業が多いなか、楽天モバイルは無制限を謳っています。スマートフォンゲームや動画を楽しみたい人におすすめです。
楽天モバイルの料金プランは1プラン制です。プランを選択する必要がありません。
毎月のデータ利用量によって料金が変動します。どれだけデータを利用しても上限は2,980円(税込)です。auのピタットプランと似ている印象ですがauとは異なり、月のデータ容量が1GB以下の場合は基本料金がなんと0円(税込)になります。
楽天モバイルの詳細が気になる人は以下のリンクより詳細をご確認ください。
2.UQ mobile

格安SIMでは多くの企業がありますが、auユーザーにはUQモバイルが一番馴染み深いかもしれません。最近ではテレビCMもたくさん放映しています。
UQ mobileはau回線を使った格安SIMです。つながりやすさを強みの1つとしており、実際に通信品質は、お客さま満足度 No.1を受賞するほど優秀です。
UQ mobileは、auのピタットプランと似ていて、3つのシンプルなプラン構成です。毎月のデータ利用量に合ったプランを選択できます。詳細は以下のとおりです。
くりこしプランS +5G |
くりこしプランM +5G |
くりこしプランL +5G |
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基本月額料金 |
1,628円(税込) |
2,728円(税込) |
3,828円(税込) |
基本データ容量 |
3GB/月 |
15GB/月 |
25GB/月 |
通信方式 |
4G/5G対応 ※5Gは一部エリアでの提供です。 |
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基本データ容量超過時 or 節約モード時 |
最大300Kbps |
最大1Mbps |
最大1Mbps |
基本国内通話料 |
税込22円/30秒※1(SMS通信料税込3.3円/通(70文字以内)) ※機種により最大全角670文字まで送信可能です。ただし、134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。 |
出典:くりこしプラン +5G(S/M/L)(iPhone/スマートフォン/SIM向け)│格安スマホ/格安SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】
UQ mobileの料金プランは、auとは異なり、毎月末にデータが余ったら、翌月に繰り越せます。格安料金で無駄なくデータを利用できる点はメリットです。月間のデータ使用量が月によって異なる人はUQ mobileの利用を検討しましょう。
UQ mobileの詳細は以下のリンクより詳細をご確認ください。
3.ahamo

ahamoはドコモがオンライン専用で提供している料金プランです。
月額2,970円(税込)で20GBまで利用ができ、ドコモの回線を使用しているため、通信速度も安定しています。2022年6月からは1ヶ月100GBのプランも提供されており、毎月の通信量が不安だった人も安心して利用できるようになりました。
注意点としては、ahamoは店頭での手続きができずに、オンラインで契約する必要があることです。また、ほかの格安SIMのようにデータの繰り越しができない点も理解しておきましょう。
ahamoについては以下の記事で詳しく説明していますので、気になる人は詳細をご確認ください。
auのスマホ料金を安くする裏技を知り、お得に利用しよう

auのスマートフォン料金を安くする裏技には料金プランを見直したり、割引サービスを活用するなど複数の方法があります。
また、auのスマートフォン料金がどうしても高いと感じてしまう場合は、格安SIMへの乗り換えも検討してみましょう。いまと同じスマートフォン端末を利用でき、月額の利用料金を減らせる可能性があります。
auのスマートフォン料金の見直しはauオンラインショップの無料の料金プランシミュレーションから確認可能です。自分に合うプランが気になる人は以下のリンクから詳細をご確認ください。
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