Androidなど、携帯電話の機種変更は数年に一度の出来事なので、何をやったらいいかわからなくなりますよね。
結論から言うと、機種変更の際に必要になるのは、データのバックアップとデータ移行です。
この記事ではデータのバックアップの取り方、Android、iPhoneのそれぞれに機種変更する場合のデータ移行の方法について紹介していきます。
あらかじめ機種変更でやるべきことを知ることで、データを引き継ぎ忘れることなく新しい機種を使うことができるでしょう。
目次
1.Android機種変更でアプリやデータを一括移行する方法

Androidの機種変更では、アプリやGoogleアカウントを利用したクラウドなどでデータを一括で移行することができます。
なお、使用している機種やインストールされているAndroidのバージョン、契約している携帯会社によってはクラウドが利用できません。
その場合は、SDカードでデータを移行する必要があるので注意しましょう。
- Google経由でデータを移行
- 携帯会社の移行アプリでデータを自動転送
- アプリでSDカードのデータを移行
それぞれ順番に解説します。
2-1. Google経由でデータを移行
Googleアカウントを利用したクラウドに旧端末で預けたデータを受け取るには、新機種でGoogle アカウントにログインする必要があります。
このとき、必ずバックアップを取ったアカウントでログインするようにしてください。
異なるGoogleアカウントでログインした場合は、データを復元することができません。
2-2.携帯電話会社の移行アプリでデータを自動転送
携帯電話会社を変えずに機種変更する場合は、クラウドやSDカードに保存した旧端末のデータを各社の移行アプリを使って転送することができます。
- ドコモ
ドコモデータコピーを使ってデータ移行が可能です。
現在はクラウドの保存に対応しておらず、SDカードのみの扱いとなっています。
料金プランの一つである「ahamo」を利用している場合は動作保証対象外ですので、注意が必要です。
- ソフトバンク
あんしんバックアップを使ってデータ移行が可能です。
SDカード、クラウドどちらにも対応しています。
発着信履歴、写真、音楽、動画はSDカードのみ対応しているので注意が必要です。
- au
データお預かりを使ってデータ移行が可能です。
SDカード、クラウドどちらにも対応しています。
「auスマートパス」または「auスマートパスプレミアム」会員である場合はデータ預かりの上限は50GBです。
しかし、それらの会員でない場合はサーバーの容量上限が1GBと制限がかかり、インターネット接続サービス(5G NET、LTE NET、IS NETなど)への加入が必要になるので注意しましょう。
※各社ともに、スマートフォンの機種によって預けられる条件が異なりますので、詳細は各サイトで確認してください。
2-3.アプリでSDカードのデータを移行

出典:JSバックアップ | Google Play のアプリ
SDカードでのデータ移行を行う際は、「JSバックアップアプリ」を使うと簡単です。
ここでは、JSバックアップアプリを用いたデータのバックアップ方法と、データ受け取りの方法について紹介します。
- バックアップ
JSバックアプリを用いてデータのバックアップを取る手順は以下の通りです。
- SDカードを挿入
- 「バックアップ&復元」を押す
- 「バックアップする」を押す
- バックアップ画面右上の設定マークを押す
- バックアップ先の画面でSDカードを選択
- 「バックアップスタート」を押す

出典:Androidスマホのデータを安全にバックアップ&復元する方法
- データ受け取り
JSバックアプリを用いてデータのバックアップを取る手順は以下の通りです。
- SDカードを挿入
- 「バックアップ&復元」を押す
- 「復元する」を押す
- 復元画面の右上にある設定を押す
- バックアップ先の画面でSDカードを選択
- 「復元スタート」を押す

出典:Androidスマホのデータを安全にバックアップ&復元する方法
なお、SDカードを利用したデータ移行は、Googleアカウントを利用する場合と比べて少し手間がかかります。
基本的にはGoogleアカウントでのデータ移行がおすすめです。
2. Androidへの機種変更でやること
Androidへの機種変更で事前にやることは、以下の2つです。
- データのバックアップ
- おサイフケータイのデータ移行
それぞれ順番に解説していきます。
なお、データの内容によってバックアップや移行の方法が異なります。
確認漏れがあると機種変更後にLINEや画像、音楽などの重要なデータが消えてしまうので注意が必要です。
機種変更中に消えたデータは復元ができない可能性も強いので、バックアップの方法についてはしっかりと確認することをおすすめします。
1-1.データのバックアップを行う
一度、スマートフォンに入っているデータ類を必要なものだけに整理しましょう。
整理できたら、バックアップを行っていきます。
Googleアカウントでバックアップ
Googleアカウントを使って、自動でバックアップを行えるデータは以下の通りです。
- 写真
- 動画
- Gmail
- 連絡先
- カレンダー
- アプリ(設定やデータを含む)
- 時刻や入力、ディスプレイなどの設定
- 使用している壁紙
- 接続していたWiFiの情報とパスワード
- SMSテキストメッセージ
- 「設定」を押す
- 「システム」を押す
- バックアップと復元にて「Google ドライブへのバックアップ」をON
以上で引き継ぎの準備が完了です。
Googleアカウントでの引き継ぎは手順が簡単なので、安心して取り組めます。
※以上の手順はAndroid9を対象にしたものです。Android OSが最新のものでない場合、一部のデータがバックアップできなくなる可能性があるため、OSの更新を忘れていないか注意しましょう。
Googleアカウントで自動バックアップできないデータ
音楽データやキャリアのメールはGoogleドライブへ自動でバックアップされません。
これらのデータについて、ファイルマネージャーやJSバックアップなどのアプリを使ってクラウド経由でバックアップを取る方法と、SDカードに直接バックアップを取る方法があります。
バックアップを取ったら、SDカード内にデータが移行されているか確認しましょう。
1-2.おサイフケータイを移行
Android端末では、さまざまな種類のおサイフケータイを使うことができ、大変便利です。
しかし、機種変更する際に使用しているおサイフケータイの残高を失ってしまわないように、しっかり移行手続きをしていきましょう。
おサイフケータイの種類は多岐に渡りますが、どのサービスにおいても以下の手順でデータ移行を行えます。
- 乗り換え前の旧端末でおさいふケータイのアプリ(サイト)を起動
- アプリ(サイト)から旧端末内のデータをバックアップ
- 乗り換え後の新端末でおさいふケータイのアプリ(サイト)を起動
- 新端末でアプリ(サイト)を操作し、引き継ぎを行う
なお、今回以下7つの主要なおサイフケータイにおけるデータ移行方法について解説します。
- 楽天Edy
- モバイルSuica
- モバイルPASMO
- iD
- nanaco
- WAON
- QUIC Pay
それぞれ順番に紹介していきます。
楽天Edy
楽天Edyのデータ移行は、楽天Edyのアプリから行います。
<旧端末での操作>

出典:おサイフケータイの機種変更・譲渡時 | 電子マネー 楽天Edy
- 楽天Edyアプリトップ画面のメニューを開く
- 「機種変更の手続き」を押す
- 「預ける」を押す
- 「おサイフケータイに機種変更」を押す
- 楽天にログイン
<新端末での操作>

出典:おサイフケータイの機種変更・譲渡時 | 電子マネー 楽天Edy
- 楽天Edyアプリをインストール
- 「はじめる」を押す
- 楽天にログイン
以上で、楽天Edyのデータ移行が完了します。
モバイルSuica
モバイルSuicaのデータ移行は、モバイルSuicaのアプリから行います。
<旧端末での操作>

出典:モバイルSuica>各種手続き>端末の変更|JR東日本
- モバイルSuicaアプリトップ画面の「会員メニュー」を押す
- 「カードを預ける(機種変更)」を押す
- 「おサイフケータイのアプリ起動」を押す
- 預けるカードを選び、「カードを預ける(機種変更)」を押す
<新端末での操作>

出典:モバイルSuica>各種手続き>端末の変更|JR東日本
- モバイルSuicaアプリをインストール
- 「すでに会員の方はこちら」を押す
- 必要事項を入力し「ログイン」を押す
- 「次へ」を押す
- カードを選択後「受け取る」を押す
- おサイフケータイアプリが起動したら、受け取るカードを選び、「受け取る」を押す
モバイルPASMO
モバイルPASMOのデータ移行は、モバイルPASMOのアプリから行います。
<旧端末での操作>

- モバイルPASMOアプリトップ画面左上「アカウント設定」を押す
- 「機種変更」を押す
- 「機種変更・メインカード設定はこちら」を押す
- おサイフケータイアプリが起動したら、「カードを預ける(機種変更)」を押す
- 「預ける」を押す
- 「受け取る」の表示を確認し終了(受け取らないでください)
<新端末での操作>

- モバイルPASMOアプリをインストール
- マイサービス画面「モバイルPASMO」を押す
- 「受け取る」を押す
iD
iDのデータ移行は、iDのアプリから行います。
<旧端末での操作>

出典:機種変更をしたらどうすればいい?/iDアプリの場合|お客様サポート|電子マネー「iD」
- iDアプリトップ画面の「機種変更」を押す
- パスワードを設定
- 注意事項を読み、「はい」を押す
※アクセスコード、パスワードは必ず控えるようにしてください。
iDの場合、機種変更手続きをしてもカード情報が消えません。古い端末を下取りに出す場合はカード情報の削除をする必要があります。

出典:機種変更をしたらどうすればいい?/iDアプリの場合|お客様サポート|電子マネー「iD」
- iDアプリトップ画面にて「各種問い合わせ/お手続き」を押す
- 「○○カードiDを削除」を押す
- 「削除する」を押す
- 「OK」を押す
<新端末での操作>

出典:機種変更をしたらどうすればいい?/iDアプリの場合|お客様サポート|電子マネー「iD」
- アプリをインストール後、「機種変更前から「iD」をご利用の方」を押す
- 「iD」対応のクレジットカードで登録する」を押す
- 「カード会社を選択してください」を押す
- 登録するカードを選択
- アクセスコード、パスワードを入力し、「登録」を押す
nanaco
nanacoのデータ移行は、nanacoモバイルアプリから行います。
<旧端末での操作>

出典:携帯電話の機種変更のお手続き|電子マネー nanaco 【公式サイト】
- nanacoアプリトップ画面で「機種変更」を押す
- パスワードを入力し、「次へ」を押す
- 「引継番号発行開始」を押す
※表示された引き継ぎ番号は残高を引き継ぐときに必要になりますので、必ず控えるようにしてください。
<新端末での操作>

出典:携帯電話の機種変更のお手続き|電子マネー nanaco 【公式サイト】
- nanacoアプリをインストール
- トップ画面にて「機種変更手続き」を押す
- 「引継番号入力へ」を押す
- 引継番号、パスワードを入力し、「次へ」を押す
- 「機種変更手続き開始」を押す
WAON
WAONのデータ移行は、モバイルWAONアプリから行います。
<旧端末での操作>

出典:モバイルWAONアプリ機種変更方法について | 電子マネー WAON [ワオン] 公式サイト
- WAONアプリトップ画面にて「お客様メニュー」を押す
- 「機種変更手続き」を押す
- 「登録情報を確認する」を押す
- 「機種変更手続き」を押す
- 「機種変更パスワード発行へ」を押す
- 「センターに保管」を押す
- 「パスワードを消去」を押す
※パスワードは消去する前に必ず控えるようにしてください。
<新端末での操作>

出典:モバイルWAONアプリ機種変更方法について | 電子マネー WAON [ワオン] 公式サイト
- WAONアプリアプリをインストール後、トップ画面にて「機種変更反映」を押す
- 必要事項を入力し、「次へ」を押す
QUICPay
QUICPayのデータ移行は、QUICPayポータルサイトからから行います。
<旧端末での操作>

出典:QUICPayモバイルの機種変更・故障のお手続き|QUICPay
- QUICKPayポータルサイトへアクセスし、ご利用の発行会社を選択
- QUICKPay利用開始を押す
- 「[機種変更(お預け)」を押す
- 受け取りパスワードを設定し、「次へ」を押す
- 「お預け処理開始」を押す
※受け取りIDは必ず控えるようにしてください。
<新端末での操作>

出典:QUICPayモバイルの機種変更・故障のお手続き|QUICPay
- QUICKPayのポータルサイトへアクセスし、ご利用の発行会社を選択
- 「QUICKPay利用開始」を押す
- ID/パスワードを入力し、「受け取り開始」を押す
- ご利用発行会社のQUICKPayモバイルサイトトップ画面に遷移し、「機種変更された方はこちら!(お受け取り)」を押す
- ID/パスワードを入力し、「次へ」を押す
- 「お受け取り開始」を押す
3.AndroidからiPhoneへの機種変更でやること

AndroidからiPhoneに機種変更する際にやることは、大きく分けて3つあります。
- データ移行
- 引き継ぎ可能なおサイフケータイの移行
- 引き継ぎ可能なアプリの移行
AndroidからiPhoneへ機種変更する際、一部引き継げないアプリが存在します。
そのようなアプリは、個別に引き継ぎが必要になるなどの対応が発生します。
また、おサイフケータイの場合については、楽天Edy、nanacoモバイル、モバイルWAONは引き継げないため、残高を使い切る必要があります。
あらかじめ確認しておきましょう。
3-1.移行できるデータ
AndroidからiPhoneに移行できるデータは6つあります。
- 連絡先
- メッセージの履歴
- 写真と動画
- Webのブックマーク
- メールのアカウント
- カレンダー
これらのデータは、「Move to iOS」を使って、データを一括で移行することができます。
3-2.移行できないデータ
AndroidからiPhoneにデータ移行作業で移行できないデータは2つあります。
- アプリとそのデータ
- おサイフケータイ
おサイフケータイや各アプリについては移行できるものであっても、データ移行作業とは別に手続きが必要になります。
iPhoneでも使えるアプリに関しては、アプリ内での引き継ぎを行えばデータを引き継げる場合があります。
使用しているアプリがのデータ引き継ぎ方法について、あらかじめ確認しましょう。
Google Playで購入した有料のアプリをApp Storeで無料ダウンロードすることはできません。
引き続き使用したい場合は、買い直して使用してください。
Google関連アプリについてはApp Storeでも取り扱いがあります。
そのため、アプリをインストールして、Googleアカウントにログインすることで引き続き使用することが可能です。
3-3.データのバックアップを行う
Android本体に保存されているテキストデータ、音楽データは移行できないため、Googleドライブに保存してください。
iPhoneでGoogle ドライブをインストールすることで引き続きデータを利用することができます。
写真と動画は「Move to iOS」で移行できますが、万が一の事を考えてGoogleフォトに保存することをおすすめします。
データ移行の際にトラブルが発生したとしても、Googleフォトにデータが残るので安心です。
3-4.おサイフケータイのデータ移行
引き継ぎが可能なおサイフケータイは、モバイルSuica、モバイルPASMO、iDです。
楽天Edy、nanacoモバイル、モバイルWAONはiPhoneで使用できないため引き継ぎできませんので、残高を使い切る必要があります。
ここでは引き継ぎできるモバイルSuica、モバイルPASMO、iDについて引き継ぎ方法を説明します。
モバイルSuica、モバイルPASMO、iDにデータを引き継ぐためには、各おサイフケータイアプリを機種変更前と後、それぞれの端末での操作が必要です。
モバイルSuica
<旧端末での操作>

出典:モバイルSuica>各種手続き>端末の変更|JR東日本
- モバイルSuicaアプリトップ画面の「会員メニュー」を押す
- 「カードを預ける(機種変更)」を押す
- 「おサイフケータイのアプリ起動」を押す
- 預けるカードを選び、「カードを預ける(機種変更)」を押す
<新端末での操作>

出典:モバイルSuica>各種手続き>端末の変更|JR東日本
- モバイルSuicaアプリを起動し、「機種変更」を押す
- 旧端末(モバイルSuicaアプリ)と同じメールアドレスとSuicaパスワードでログイン
- 画面の案内に沿って、機種変更操作を完了
- Walletアプリを起動し、移行したSuicaが表示されていることを確認
モバイルPASMO
<旧端末での操作>

- モバイルPASMOトップ画面左上「アカウント設定」を押す
- 「機種変更」を押す
- 「機種変更・メインカード設定はこちら」を押す
- おサイフケータイアプリが起動したら、「カードを預ける(機種変更)」を押す
- 「預ける」を押す
- 「受け取る」の表示を確認し終了(受け取らないでください)
<新端末での操作>

- モバイルPASMOアプリを起動
- 初期画面の「機種変更・利用していたPASMOが見つからない方」を押す
- 「Androidで利用していた方」の「次へ進む」を押す
- ログイン画面でAndroidのモバイルPASMOに登録していたメールアドレスとPASMOパスワードを入力し、「完了」を押す
- 会員登録内容確認画面で「機種変更する」を押す
- 携帯情報端末機種変更画面で「実行する」を押す
- 「次へ」を押し、利用規約に同意し「完了」を押す
iD
<旧端末での操作>

出典:機種変更をしたらどうすればいい?/iDアプリの場合|お客様サポート|電子マネー「iD」
- iDアプリトップ画面の「機種変更」を押す
- パスワードを設定
- 注意事項を読み、「はい」を押す
※アクセスコード、パスワードは必ず控えるようにしてください。
iDの場合、機種変更手続きをしてもカード情報が消えません。
古い端末を下取りに出す場合はカード情報の削除をする必要があります。

出典:機種変更をしたらどうすればいい?/iDアプリの場合|お客様サポート|電子マネー「iD」
- iDアプリトップ画面にて「各種問い合わせ/お手続き」を押す
- 「○○カードiDを削除」を押す
- 「削除する」を押す
- 「OK」を押す
<新機種での登録>


出典:iPhone (Apple Pay)の場合/カード情報の登録|お客様サポート|電子マネー「iD」
- Walletアプリを起動
- 画面中央にある「カードを追加する」を押す
- Apple Payの説明を確認し「続ける」を押す
- カードの種類で「クレジット/プリペイド」を選択
- カード情報を読み込むため、カメラが起動するので、カードの表面をカメラで読み込む
- 名前、有効期限、セキュリティなどの情報を入力し、「次へ」を押す
- 利用規約を確認し、「同意する」を押す
3-5.アプリでiPhoneにデータを自動移行
AndroidからiPhoneにデータ移行できるアプリにはさまざまな種類があります。
しかし、今回はAppleからリリースされている「iOSに移行」アプリについて解説します。
まず、このアプリを利用する際は新端末、旧端末ともにインターネットに接続する必要があります。
新端末(iPhone)が手元にある状態でiPhoneをセットアップしながら、旧端末(Android)での操作が必要です。
iPhoneで初期設定を開始し、パスコードを作成するところまで設定を終えた状態になったら、以下の手順でデータ移行を行います。

Androidでの操作

出典:[iPhone]Android™ からデータを移行する方法を教えてください。(Move to iOS) | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
- 「iOSに移行」アプリを起動し、「続ける」を押す
- 内容を確認し、「同意する」を押す
- コードを検索で「次へ」を押す
- iPhoneで表示されているコードを入力(iPhone手順3)
- iPhoneに転送したい項目にチェックを入れ、右上の「次へ」を押す
- 「完了」を押す
iPhoneでの操作

出典:[iPhone]Android™ からデータを移行する方法を教えてください。(Move to iOS) | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
- 初期設定でパスコードを設定後、Appとデータ画面で「Androidからデータ移行」を選択
- 「続ける」を押す
- Androidに入力するコードが表示される
- Android側からデータが転送され、転送が完了しましたというメッセージが出れば、データ移行は完了
一括でデータが移行されるので、その他の細かい作業は不要です。
iPhoneの初期設定が終わったらデータが移行されているか確認しましょう。
4.機種変更時のLINEデータ移行は?

機種変更を行う際、LINEのデータ移行は引き継ぎやトーク履歴のバックアップなどが必要で、少し複雑です。
Android同士、またはAndroidからiPhoneへの機種変更それぞれで、引き継げるデータが異なります。
iPhoneへの機種変更の場合、購入済のLINEコイン残高、LINE Outのチャージ済コールクレジットが引き継ぎできないので注意しましょう。
4-1.旧端末:パスワードを登録

- LINEアプリを開き、ホーム画面上の設定を押す
- アカウントを押す
- パスワードが登録されていなければ、登録する
パスワードは新端末でログインする際に必要になります。
設定していない場合は、必ず設定するようにしましょう。
4-2.旧端末:登録済の電話番号とメールアドレスを確認
- LINEアプリを開き、ホーム画面上の設定を押す
- アカウントを押す
- 登録されている電話番号、メールアドレスを確認する
電話番号は新端末でログインする際に必要になります。
あわせてメールアドレスも確認しましょう。
4-3.旧端末:Facebookと連携
- LINEアプリを開き、ホーム画面上の設定を押す
- アカウントを押す
- facebookの連携するを押す
- 案内に従い、Facebookにログインすると連携完了
Facebookを連携しておくと、Facebookのアカウント認証でログインすることもできます。
この機会にFacebookも連携しておくとよいでしょう。
4-4.旧端末:トーク履歴をバックアップ

出典:トーク履歴のバックアップ方法|LINEみんなの使い方ガイド
- ホーム画面から設定を開く
- 設定画面で「トーク」を選択
- 「トーク履歴のバックアップ・復元」を選択
- 「Googleドライブにバックアップする」を選択(事前にGoogleアカウントとの連携が必要です)
4-5.旧端末:アカウント引き継ぎ設定

- ホーム画面左上の設定を開く
- 「アカウント引き継ぎ」を選択
- 「アカウントを引き継ぐ」のボタンを選択
ここまでの操作が完了したら、旧端末でやるべきことは終わりです。
次は新端末での操作を行います。
4-6.新端末:LINEアプリを引き継ぐ方法

- 電話番号を入力し、SMSに届いた認証番号を入力
- 表示された情報が自分のものかを確認
- パスワードを入力
- 友達追加設定画面で設定するものにチェックをする
- トーク履歴のバックアップが正常に行われた場合は、トーク履歴の復元は表示されるので、「トーク履歴の復元」を押す
機種変更に伴うLINEの引き継ぎが完了しました。
5. 機種変更後のAndroid端末はどうする?

機種変更する際に、旧端末をどうするか悩む人もいるのではないでしょうか。
旧端末は、WiFiを使用すれば使用することができるため、サブ端末として利用できることは大きなメリットです。
また、下取りに出せば端末購入代金の負担が軽くなります。
いままで機種変更した際、手元に保管していた旧端末をあまり使用しないままだった人は、下取りプログラムを使うのも良いかもしれません。
5-1.機種変更後もWiFiを利用して使用
機種変更後もWiFiに繋げば、従来通り使用することができます。
例として、動画を視聴する際にサブ端末を利用することで、新端末では他のことができるようになります。
なお、iPhoneに機種変更する際、引き継ぎができなかったアプリは、旧端末で引き続き利用することができます。
5-2.端末を初期化し下取りプログラムを利用
今まで、手元に保管していた旧端末を利用することがあまりなかった人には、端末代金の負担を減らすことができる下取りプログラムの利用がおすすめです。
下取りに出す際には、必ずデータを消去し、初期化しましょう。
下取りプログラムを利用する場合は、キャンペーンを利用すると通常よりもお得に利用できます。
そのため、「おとくケータイ.net」などの下取りプログラムに関するキャンペーンを行っている携帯電話取り扱い店を探して機種変更を行うことがおすすめです。
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6.Androidの機種変更でやることを明確にしよう!
この記事では、Androidで機種変更をする際に必要なことについて紹介しました。
手間がかかるものではありますが、手順を確認しながら行えば、慌てず最後まで機種変更をすることができますよ。
改めて、ここまで紹介した内容についておさらいしましょう。
AndroidからAndroidへの機種変更でやることは3つあります。
- データ移行
- おサイフケータイのデータ移行
- アプリのデータ移行
データ移行はGoogleアカウントを利用すると一括で行うことができます。
一方、おサイフケータイやアプリのデータ移行は別で手続きが必要になるので気をつけましょう。
AndroidからiPhoneへの機種変更でやることは4つあります。
- データのバックアップ
- 「iOSに移行」アプリを使ったデータ移行
- おサイフケータイのデータ移行
- 移行できないおサイフケータイやLINE残高を使い切る
OSが変わることにより、移行できないアプリがありますので機種変更前に確認しましょう。
また、下取りプログラムを利用することで端末購入代の負担が減るなど、よりお得に機種変更することができます。
「おとくケータイ.net」を利用すると、下取りプログラムで得られる特典が豊富です。
機種変更を考えている場合は、ぜひとも利用を検討してください。
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