「USBでWiFiを受信できるの?」
「USBでWiFiを受信できる無線LAN子機ってあるの。。」
このような、WiFi環境のお悩みでお困っていませんか。
ここでは、無線LAN非内蔵型パソコンでWiFi接続をする「USB無線LAN子機」や外出先でネット接続ができる「USBモバイルルーター」についてご紹介します。
「無線LANって何?」「USBモバイルルーター聞いたことない」などWiFiに詳しくない方でも大丈夫。
あなたのWiFi環境にぴったりのUSB、WiFi関連商品の選び方やおすすめをご紹介します。
目次
1.USB WiFiとは?

ここでは、USB WiFiの種類と概要についてご紹介します。
「USB WiFiって何?」と全くわからないという方も安心してください。
この章を読むことで、USB WiFiの種類ごとの概要を把握できますよ。
USBのWiFi関連商品は、大きく分けて以下の3種類あります。
- USB無線LAN子機・アダプタ
- USBモバイルルーター
- USBドングル
まずは、これら3つのUSBWiFi関連商品の概要についてみていきましょう。
概要を理解することで、どのような状況で使用したら良いのか把握できますよ。
1ー1.USB無線LAN子機・アダプタとは?
USB無線LAN子機・アダプタとは、無線LANが内蔵されていないノートパソコンなどに差し込むことにより、無線LAN親機からWiFiを受信して、インターネット接続を可能とする機器のこと。
たとえば、お使いのノートパソコンが無線LANを内蔵していない場合は、そのままではインターネットへのワイヤレス接続ができません。
このような場合には、USB無線LAN子機・アダプタが必需品です。
無線LAN内蔵型かどうかは、ノートパソコンの説明書やメーカー公式ホームページを参考にすることで、判別できますよ。
そのほかにも、無線LAN内蔵型のパソコンを使用しているけれど、ご自宅のWiFi通信速度が遅いなど、WiFi環境を改善する目的でも使用されます。
USB無線LAN子機やアダプタは、お使いのパソコンに無線LANが内蔵されていない場合に使うものと覚えましょう。
1ー2.USBモバイルルーターとは?
USBモバイルルーターとは、外出先でノートパソコンを開げて、インターネット接続したいときに使用する機器のこと。
外出先では、無料WiFiスポットが設置されていない場所が多いですよね。
そんなときに、モバイルルーターがあれば「WiFi」や「LTE(高速携帯通信規格)」を利用して、ワイヤレスでネット接続を楽しめるというわけです。
USBモバイルルーターの機種によって、WiFiのみ対応するモデルやLTEのみ対応するモデルなどに分かれます。
USBモバイルルーターは、モバイルルーターラインナップの1つで、パソコンのUSBポートに差し込んで使用すると覚えましょう。
直接パソコンに差し込んで使用するため、電源が切れる心配がありません。
USBモバイルルーターの特徴やメリット詳細は、後述でご紹介します。
フレッツ光等のインターネット回線から、電波を飛ばしてスマホやタブレットで無線LANで接続する名称。使用するには、WiFi親機が必要です。
LTEとは、「Long Term Evolution」の略。携帯電話回線を利用してインターネット接続を行う名称。
1ー3.USBドングルとは?
USBドングルと聞いて、「何それ?」とわからない方も多いはず。
USBドングルとは、外出先でもLTEを利用してインターネット接続ができる機器のこと。
パソコンのUSBポートに差し込むことで、外出先でもネット接続を可能にします。
「LTEってことはWiFiルートで繋いでネット接続はできないの?」とピンときた方も多いかもしれません。
「そうなんです。」
実は、USBドングルをパソコンに差し込んで使用する際は、LTEにしか対応していません。
つまり、高速WiFi環境でネット接続はできないので、このあたりがUSBモバイルルーターとの違いになります。
1ー4.USB WiFi商品・費用徹底比較!
商品名 | 費用目安 | 特徴 |
---|---|---|
USB無線LAN子機 | 1,000円〜5,000円 | 無線LAN非内蔵型パソコンに対応 |
USBモバイルルーター | 5,000円〜 | LTE・WiFiにそれぞれ対応 |
USBドングル | 10,000円〜 | LTE・アクセスポイントに対応 |
これまでご紹介した「USB無線LAN子機」、「USBモバイルルーター」、「USBドングル」の商品と費用を比較してお届けします。
USB無線LAN子機は、そもそもパソコンに無線LANが内蔵されていない場合に使用する機器ですので、他2つと比較はできません。
外出先でのインターネット接続を目的とする場合は、USBモバイルルーターやUSBドングルから選ぶと良いでしょう。
2.USBでWiFiを受信する!WiFi子機の特徴をご紹介!

ここでは、無線LAN子機が非内蔵型のパソコンのUSBポートに差し込んで使用する「WiFi子機」の特徴についてご紹介します。
この章を読むことで、無線LANが内蔵されていないパソコンで、ワイヤレスインターネット接続を楽しむ方法や、無線LANが内蔵されている場合でも、WiFi環境を改善できる方法を把握できますよ。
お持ちのパソコンが無線LAN非内蔵型で、インターネット接続に困っている方は、ぜひご覧になってください。
2ー1.通信速度が安定する
無線LAN子機を替えだけでNURO光の通信速度が10倍になった。 https://t.co/hrjavnzH81
— 林田卓夫 (@AfIttumiii) November 2, 2016
最新規格「11ac」に対応した無線LAN WiFi子機を利用すると、最大速度のもと通信速度が安定します。
上記のツイートをご覧になると分かる通り、今まで使用していた無線LAN子機が古くなって、新しく買い換えるだけでも通信速度が快適になったという事例もあります。
ただし、無線LAN親機ルーターが古い規格を使用している場合、無線LAN WiFi子機を新しくしても親機の規格が適用されてしまうため注意しましょう。
購入の際は、WiFi関連に詳しい店員さんに聞いておくと間違いないですよ。
無線LANが内蔵されていないパソコンをお持ちの方や、内蔵しているけれど通信速度に不満がある方は、ぜひ検討してみてください。
2ー2.古いPCでも気軽にWiFiを楽しめる
無線LAN 子機
古いノートPCのネットが調子悪かったので買ってみた。最新の通信方式に対応とのことなので購入。
取り敢えずインターネット繋がった⚡️#無線LAN #無線LAN子機https://t.co/l9ETXMwtnw pic.twitter.com/ccmaq4tdvZ— メック (@shaz78925) October 24, 2018
無線LANが内蔵されていない古いパソコンでも、無線LAN WiFi子機をUSBポートに挿入することで、気軽にインターネットが楽しめます。
古いパソコンは、有線LAN通信といって、直接インターネット回線をパソコンに繋いでいた時代に普及しました。
もちろん徐々に、無線LANに対応したWiFiルーターも普及しましたが、その当時まだまだパソコンとルーターとの相互通信が繋がりにくい状況でした。
このような背景がありましたが、現在ではご覧の通り、無線LAN WiFi子機によって、古いパソコンでも無線でのインターネットを楽しめます。
後述にて、無線LAN子機の選び方についても解説しますので、ご覧になってください。
2ー3.お手頃な価格で購入できる
11a無線LAN子機、安いのでも2000円とか。
— はがねさん (@hikarihagane) August 24, 2013
ツイートをご覧のように、無線LAN WiFi子機は、最速の通信速度に対応した「11ac規格」のものでも、2,000円〜購入できるなど非常にお手頃です。
この特徴を活かして、古い無線LAN子機をお使いの方で、WiFi環境をスピーディーにしたい方は、最新規格の商品に買い換えるのも良いでしょう。
もちろん、WiFiルーター親機が古い規格のみに対応している場合は、最新規格の無線LAN子機を導入しても、通信速度は変わらない場合もあります。
ぜひ家電量販店の店員さんなど、詳しい方に相談のもと検討してみてください。
3.【タイプ別】USB WiFi子機・アダプタの選び方

ここでは、タイプ別にUSB WiFi子機やアダプタの選び方についてご紹介します。
USB WiFi子機の選び方は、「通信速度」や「USB WiFiのサイズ」、「どこまで電波が届くか」などいくつかポイントがあります。
それぞれ見ていきましょう!
選び方1.通信速度を求めたいタイプ
規格名 | 市販無線LAN子機の最高速度 | 関連事項 |
---|---|---|
11ac | 833Mbps | 最新規格 通信速度が非常に速い |
11n | 300Mbps | 速度は十分に速い |
11g | 54Mbps | 旧式規格 |
11a | 54Mbps | 旧式規格 |
11b | 11Mbps | 旧式規格 |
お使いのWiFi環境にて通信速度を求めたい方は、上記表をご覧ください。
この中で、通信速度を求めるなら最新規格「11ac」がおすすめ。
価格としても、2,000円前後で購入できるのでとてもリーズナブルです。
さまざま通信規格がありますが、基本的には上位2規格を目安に購入すれば大丈夫です。
さらにほとんどの通信規格で「下位互換性」がありますので、古い規格の親機でも使用可能。
ただこれまでもお伝えしている通り、親機の規格が古い場合には、最新規格の無線LAN子機を購入しても、最大のパフォーマンスが発揮されない場合があります。
一度、家電量販店などで確認のもと、購入する方が良いでしょう。

出典:Amazon
選び方2.コンパクトに持ち運びたいタイプ
嫁が熱を出しまして…
【写真にうつってるUSB無線LAN子機はサイズ比較用です、他意はありません】 pic.twitter.com/YZxawyu7hw— かじまっくチャンネル (@kajimack_ch) March 26, 2017
無線LAN子機といっても、指先ほどのコンパクトサイズからアンテナが長く大きなサイズのものまで非常に豊富。
無線LAN子機をサイズで選ぶ際のポイントですが、「外出時の使用有無」で判断すると良いでしょう。
例えば、外出やバッグからの出し入れが頻繁な場合には、大きなアンテナがあると邪魔になりますし、破損の原因にもなりかねません。
その点、横幅が1〜2cmほどの無線LAN子機なら、アンテナがないため破損する心配もありませんよね。
持ち運びをする予定の方は、ぜひサイズが1〜2cmのコンパクトサイズをおすすめします!
ちなみに、USB無線LAN子機が小さいからといって、セキュリティーや機能が劣るという心配はありませんので安心してください。
このように、バッグからの出し入れや外出時の使用も考慮して、無線LAN子機を選ぶと良いです。

出典:Amazon
選び方3.遠距離でも安定して使いたいタイプ
大型アンテナで安定性を実現。11ac対応USB2.0無線LAN子機がバッファローからhttps://t.co/GHH8x6p7ko pic.twitter.com/M2XYUbfOSp
— エルミタージュ秋葉原編集部 (@hermita_akiba) March 2, 2016
無線LAN親機が別部屋にある場合や、1階と2階などインターネットを使用する環境が異なる場合には、「遠距離でも安定して使えるタイプ」がおすすめ。
たとえば、別部屋にある親機に対して最新規格の無線LAN子機を使用した場合でも、前章で紹介したようなサイズがコンパクトなモデルでは、障害物や壁などにより親機からの電波が届きにくい場合があります。
基本的に無線LAN子機は、同じ規格であれば「アンテナ数」が少ないものほど、速度制限が課されます。
つまり持ち運びには、多少不自由するかもしれませんが、遠距離でも安定してインターネットを使用したい場合には、受信感度が高いアンテナがあり、アンテナ数が多い無線LAN子機がおすすめ。
また安定した通信を可能とするため、通信速度についても「11ac」や「11n」から選び方ましょう。

出典:Amazon
4.USBでWiFiを発信する!USBモバイルルーター・親機のメリット・注意点

続いては、USBモバイルルーター・親機のメリットや注意点についてご紹介します。
さきほどご紹介したUSB無線LAN子機と違い、外出先でも気軽にインターネットを楽しめるのがモバイルルーターの特徴です。
- USBモバイルルーターと通常のモバイルルーターの違いがわからない
- 「USBモバイルルーターって何ができるの?」
これらのお悩みを持っている方は、ぜひご覧ください。
この章をご覧になると、USBモバイルルーターの特徴やメリットを把握できるほか、自分の使い方に合ったモバイルルーター探しができるようになりますよ。
4ー1.USBモバイルルーター・親機のメリット
ここでは、通常のモバイルルーターと比較して、USBモバイルルーターならではという特徴をご紹介します。
外出先でもインターネットに接続したい方や、モバイルルーターをお探しで悩んでいる方は、参考にしてください。
持ち運びがラクラク!
USBモバイルルーターは、通常のモバイルWiFiルーターよりも軽量かつコンパクトな設計です。
そのため、バッグに入れて持ち運ぶ、外出先で気軽に使用するなどの目的には、重宝すること間違いなし。
その一方で、モバイルWiFiルーターよりも、コンパクトなため落下や衝撃による破損リスクは高まりますが、普段使いであれば何も問題はありません。
通信速度が速い!
USBモバイルルーター・親機は、パソコンのUSBポートに直接差し込んで使用します。
端末に直接挿入されることで、モバイルルーターからのデータをすぐにパソコンに反映できます。
つまり、外出先でも快適でスピーディーなインターネット接続を可能に。
通常のモバイルWiFiルーターは、複数機器への同時接続を可能にしますが、モバイルルーターが受け取ったデータをさらにパソコンへ送信するという、時間的なロスが生じます。
その関係で、一時的に通信が遅くなることも。
このような観点から、快適にインターネットを利用したい場合には、USBモバイルルーター・親機がおすすめ。
充電の手間いらず!
USBモバイルルーター・親機は、パソコンのUSBポートに差し込んで給電します。
つまり、常に電力を供給している状態のため、充電等の必要がありません。
電力を常に供給できるという点でも、USBモバイルルーターはおすすめ。
通常のモバイルWiFiルーターは、充電式が多いため電池残量を常に気にする必要があります。
4ー2.USBモバイルルーター・親機の注意点
ここでは、USBモバイルルーターを通常のモバイルWiFiルーターと比較した場合の注意点をご紹介します。
手軽にUSBポートに差し込んで使用できるUSBモバイルルーターですが、気をつけておくべき点もあります。
ぜひご自分の環境に合ったモバイルルーター選びに役立ててください。
1度に1台しか接続できない
USBモバイルルーター・親機は、パソコンのUSBポートに挿入してインターネットに接続する特性があります。
つまり、複数の端末でインターネット接続を行うような使い方はできません。
1度に1台しかインターネットへ接続できないという点で、モバイルWiFiルーターとは異なります。
複数の端末での利用を考えていない方は、ぜひUSBモバイルルーター・親機も検討してみてください。
多くの事業者が新規受付を終了している
じつは多くの事業者がUSBモバイルルーターの新規受付を終了しています。
なぜなら近年は、持ち運べるWiFiとして、モバイルWiFiルーター(ポケットWiFi)が主流となっているからです。
モバイルWiFiルーターは無線通信のため、USBモバイルルーターと違い、複数の端末をインターネット接続することができます。
USBモバイルルーターはコンパクトさが魅力の1つですが、モバイルWiFiルーターもポケットに入るほどのサイズなので手軽に持ち運ぶことができます。
また、モバイルWiFiルーターはUSBケーブルで有線接続することもでき、通信の安定性を求める人にも適しているのです。
そのため、多くの事業者はUSBモバイルルーターの受付を終了し、モバイルWiFiルーターを主力製品としているというわけです。
4ー3.モバイルWiFiルーター(ポケットWiFi)をUSBケーブルで接続する方法
前述のとおり、モバイルWiFiルーター(ポケットWiFi)はUSBケーブルで有線接続することもできます。
モバイルWiFiルーターをUSBケーブルで接続する方法は下記のとおりです。
- モバイルWiFiルーターおよびパソコンの電源を入れておく
- モバイルWiFiルーターのUSBポートにUSBケーブルを差し込む
- USBケーブルのもう一方の端子をパソコンのUSBポートに差し込む
- モバイルWiFiルーターがパソコンに検出されれば完了
初回の接続時にはパソコンでドライバーのインストールが必要になる場合もありますが、基本的には上記の手順で接続可能です。
USBケーブルは充電専用のものだと有線接続ができないので、必ず通信用のUSBケーブルを用意しましょう。
USBケーブルで有線接続することで、通信が安定しやすくなったり通信速度が向上したりするメリットがあります。
なお、USBケーブルの有線接続と無線接続は同時に使用することができるので、パソコンがUSB接続する場合でも、他の通信機器をWiFi接続できる便利さが魅力です。
5.USBモバイルルーター・親機の選び方

ここでは、USBモバイルルーター・親機の選び方についてご紹介します。
USBモバイルルーター・親機を選ぶ際には、下記3点のようにいくつかポイントを整理する必要があります。
- 料金プランで選ぶ
- LTEかWIMAXかで選ぶ
- 通信可能エリアで選ぶ
USBモバイルルーターの予備知識がなく困っている方も、ぜひご覧になってください。
この章を読むことで、自分の環境に合ったUSBモバイルルーターを選べますよ。
5ー1.料金プランで選ぶ
HUAWEI USBモバイルルーター E3372h SIMフリー をオークションで格安GET。
これに楽天モバイルのSIMをぶっこんでLTE経由で自宅PCのネット環境にする。自宅のネット環境なんてこれで十分。Wi-Fiとかに高いカネ払う情弱に教えてあげたい。#楽天モバイル pic.twitter.com/bAYNCjIKV6
— サッカー@ (@gold_expe) October 25, 2017
基本的には、USBモバイルルーターは、通常のモバイルWiFiルーターと料金プランは変わりません。
以下がUSBモバイルルーターとモバイルWiFiルーターの料金目安になります。
USBモバイルルーター・親機
- 事務手数料 3,300円
- 端末代金 10,000円前後
- 月額料金 3,000円前後
モバイルWiFiルーター
- 事務手数料 3,300円
- 端末代金 25,000円前後
- 月額料金 3,000円前後
このように、USBモバイルルーター・親機もモバイルWiFiルーターも料金全体を見るとそこまで料金に差はありません。
端末代金はモバイルWiFiルーターのほうが高く感じますが、キャンペーンなどで無料になるケースが多いので安心してください。
そのため、1台の通信機器にしか使えないUSBモバイルルーターよりも、複数の通信機器と接続できるモバイルWiFiルーターのほうがコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
また、USBモバイルルーター自体の選択肢がほとんどないため、これから購入するなら料金面や通信面などさまざまな比較ができるモバイルWiFiルーターを選ぶほうがおすすめです。
モバイルWiFiルーターを購入する際には、月間通信量が無制限のものを選ぶとよいです。
無制限で使えるおすすめのモバイルWiFiルーターを知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
5ー2.LTEかWIMAXかで選ぶ
[プレスリリース]キャリアアグリゲーション対応の法人向けUSBスティック「SoftBank 403ZT」、4月30日発売(ソフトバンクモバイル)http://t.co/p2wpRpbIid #SoftBank pic.twitter.com/kuN5IRSKYf
— SoftBank Group Corp. (@SoftBank_Group) April 22, 2015
USBモバイルルーター・親機には、大きく分けて「LTEタイプ」と「WIMAXタイプ」の2種類が存在します。
LTEタイプは、主にスマホに代表される携帯電話の通信規格を利用したもので、周波数が低いため、障害物を回り込む特性があります。
その一方でWIMAXタイプは、UQコミュニケーションズ株式会社が提供するサービスの名称で、高い周波数を利用するため、高速通信が利用できます。
これら2種類の特徴の違いをみていきましょう。
LTEタイプの特徴
- 携帯電話回線を利用するためサービスエリアが広い
- 2GHz以下の周波数を利用するため山間部や屋内問わず繋がりやすい
- 容量制限があるため大量通信には向かない
WIMAXタイプの特徴
- 2.5GHz以上の高周波数を利用するため大量通信も可能
- 障害物に弱く山間部などは繋がりにくい
- 容量制限がないギガ放題を利用できる
USBモバイルルーターでLTEタイプとWIMAXタイプのどちらを選ぶかは、「大量通信の有無」や「電波が繋がりやすいか」で選ぶと良いでしょう。
たとえば、大量通信に関していえばLTEタイプだと月7GBまでという上限を設けている場合が多く、この上限以上の通信を行うと、速度制限がかかります。
その一方で、WIMAXタイプであれば上限なしの「ギガ放題プラン」などが用意されており、データ容量を気にせずにインターネットを楽しめます。
また、電波が繋がりやすいという観点から見ると基地局が各地にあるLTEタイプの方が、断然有利です。
WIMAXタイプは、高周波数を利用するため、お住まいの地域によって繋がりにくい場所が存在しますので、購入する際は対応エリアについて確認しましょう。
このように、ご自身の状況に合わせてUSBモバイルルーター・親機の種類を検討してみてください。
5ー3.通信可能エリアで選ぶ
[WiMAXエリア情報]本日(12/4)WiMAX 2+エリア拡充情報を更新しました! https://t.co/mv2MEtKfH2
— WiMAX2+キャンペーン情報 (@WiMAX20) December 4, 2018
前章でもご紹介した通り、USBモバイルルーターの「LTEタイプ」か「WIMAXタイプ」かで、通信可能エリアが異なります。
都心部など比較的高い周波数の電波が届く地域の方は、「WIMAXタイプ」がおすすめですし、高い周波数が届かない山間部や地方にお住まいの方は「LTEタイプ」がおすすめ。
まずは、お住まいの地域の通信可能エリアを各USBモバイルルーターの公式ホームページ等で確認しましょう。
6.【おまけ】意外と便利なUSBドングルとは?

「USBドングルなんて聞いたことがない」という方も多いと思いますが、安心してください。
この章では、USBモバイルルーター・親機とは異なる特性を持つ「USBドングル」についてご紹介します。
「USBドングル」とは、一言でいうと「無線LANアクセスポイント」にもなり、「LTE通信でネットにも接続できる」1台2役の優れもの。
USBドングルを使用すれば、出張時のネット接続も、自宅での無線LANアクセスポイントとしても、移動中の車内をWiFi環境にすることも可能です。
ぜひUSBドングルについて理解をふかめましょう。
6ー1.USBドングルのメリット
ここでは、USBドングルのメリットをご紹介します。
USBドングルは、「無線LANアクセスポイント」としての使い方と「LTE通信でネットを楽しめる」2つの使い方を楽しめます。
では、より詳細をみていきましょう。
家の中でも車中でも外出先でも利用可能
USBドングルは、パソコンのUSBポートに挿入してLTE通信を行えます。
ここまでは、通常のLTE対応のUSBモバイルルーターと変わらないですが、車中でもシガーソケットなどを利用して無線 LANのアクセスポイントして利用することも可能。
これにより、移動中の車中でタブレットやスマホ、ゲームなどを楽しめますよ。
状況や場所を問わずに、インターネットと繋がれるなによりの魅力です。
アクセスポイントになるため複数端末で利用できる
USBドングルの最大の特徴として、複数端末でインターネット接続ができる点にあります。
これは、USBドングルがアクセスポイントにもなるからで、コンセントに繋ぐだけで最大8台の端末でインターネット共有ができます。
パソコンやタブレット、ゲーム機などでWiFi環境に繋がるため、多くの人と楽しめます。
アクセスポイントにもなる点で、USBモバイルルーターとは違ったメリットがあります。
LTE対応なのでWiFiの通信エリアに左右されない
USBドングルは、LTE対応のためWIMAXのようにWiFiの通信エリアに左右されず使用できます。
もちろん、LTE対応ということは、大容量の通信を行う人にとっては月の容量制限を超えてしまうためおすすめできませんが、ヘビーユーザーでなければ通信エリアを限定せずおすすめ。
出張先でも、車の中でも自由にWiFiを楽しめますよ。
6ー2.USBドングルの注意点
ここでは、USBドングルを使用する上での注意点について、解説していきます。
USBドングルとUSBモバイルルーターどちらが良いのかお悩みの方でも、この章を読みことでより自分に合った選択肢を選べるようになります。
USBドングルは通信容量に制限あり
USBドングルは、LTE通信を利用するため月額の容量制限が課せられます。
基本的にモバイルWiFiルーターは、高い周波数を利用するため、大容量の通信に対応できますが、USBドングルの場合は対応できないため、ヘビーユーザーの場合はおすすめできません。
月7GB以上の利用を想定している人は、USBドングルでなくUSBモバイルルーターか、モバイルWiFiルーターを検討すると良いでしょう。
本体価格は割高
USBドングルは、LTEでのインターネット接続や、自宅でのワイヤレスポイントの設置など複数の機能が便利な分、価格としては10,000円以上と割高です。
たとえば、同じ価格帯であれば「WIMAX」や「LTE」にてインターネットに接続できるUSBモバイルルーターを購入できてしまいます。
USBモバイルルーターと比較して、USBドングルの機能が似ているため、WiFiアクセスポイントに困っているなどのUSBドングルにしかできない機能をお求めの方は、検討してみてください。
まとめ
「USB WiFi」と検索すると、「USB無線LAN子機」や「USBモバイルルーター」、さらに「USBドングル」が検索にヒットするため、自分が何を求めているか分からなくなりますよね。
それぞれメリットと注意点があるので、しっかりと理解を深めたうえで購入しましょう。
とくに、USBモバイルルーターは多くの事業者が新規受付を終了しますし、USBドングルは通信容量に制限があるうえ本体が高いという点に注意が必要です。
そのため、USBモバイルルーターを検討していた人や、月間通信量が無制限で導入コストが低いのものを選びたいという人は、モバイルWiFiルーター(ポケットWiFi)を購入してUSBケーブルで接続するとよいです。
モバイルWiFiルーターをUSBケーブルで有線接続すると、USBモバイルルーターのように使うことができるだけでなく、複数の通信機器をWiFi接続することも可能です。
数多くあるモバイルWiFiルーターのなかでも、月間通信量が無制限かつ高速通信が可能なGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

特徴 | WiMAX業界最安級の料金設定 |
---|---|
初期費用 | 3,300円 |
月額料金 | 1,474円~4,444円 |
契約期間 | 2年 |
データ量 | 無制限 |
まず何をしたいのかを明確にして、ご自身に最適なUSB WiFiの商品を選択してくださいね。
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