「楽天モバイルのSIMを解約したいけど、どうすればいいんだろう…」
「楽天モバイルのオプションを解約したいけど、どうすればいいんだろう…」
このように楽天モバイルの解約はわかりにくい!!と思われていませんか?
この記事では、SIMの解約方法、オプションの解約方法などについて初めて解約する人でも、サクッと理解できるようにわかりやすく解説します。
さらに、多くの人が見落としがちな楽天モバイルから他社へ乗り換えるときのポイントである、通信速度についても紹介。
ここだけは知っておかないと、乗り換えた先でも思うように使えず、さらに乗り換えないといけなくなることも。
時間がない人でも「5.楽天モバイルから乗り換えるときにおさえておくべきポイント」は必ず見てください。
私もこのポイントを押さえたうえで格安SIMを選んで利用しているので、料金や速度面で不満に思うこともなく快適にスマホが使えています。
実際に知らずに格安SIMを選んでいたら、一番安い格安SIMを選んで後悔していたはず、、、
みなさんもこの記事を読んで、損をすることなく楽天モバイルを解約しましょう!
目次
1.まず確認しておいて!楽天モバイルの解約金について

楽天モバイルの解約方法を確認する前に、解約金についてきちんと理解しておきましょう。
楽天モバイルでは契約時の最低利用期間によって、解約金が発生するかどうか、また解約金の金額が決まります。
最低利用期間は開通月を1カ月目として、12カ月か、24カ月か、36カ月かと、自分が加入したプランが何かによって違うので、まずは自分が何プランに加入しているのかをはっきりさせてください。
契約内容は、「メンバーズステーション」から確認することができます。
プランがわかったら、自分が該当する解約内容を確認していきましょう。
通話SIMとデータSIMで解約金の内容が変わってきますので、2つに分けてここからは説明していきます。
それぞれ見ていきましょう。
1-1.通話SIM
通話SIMを契約している場合は、「スーパーホーダイ」に加入しているかどうか、また加入した時期によって異なってきます。
以下3パターンに分けて説明していくので、該当するものだけ見るようにしてください。
それぞれ説明していきます。
スーパーホーダイに【2018年6月14日20:00以降】に申し込んだ
スーパーホーダイに【2018年6月14日20:00以降】に申し込んだ人の最低利用期間は、12カ月、24カ月、36カ月のどれかです。
楽天モバイルの契約するときに自分で決めているはずなので、わからない人は確認しておくようにしましょう。
最低利用期間は人によって異なるものの、それ未満で解約する場合の解約金の金額はどれも変わりません。

最低利用期間を超えていれば、解約金を払う必要はいずれもありません。
スーパーホーダイに【2017年9月1日~2018年6月14日19:59】に申し込んだ
スーパーホーダイに【2017年9月1日~2018年6月14日19:59】に申し込んだ人の最低利用期間も、12カ月、24カ月、36カ月のどれかです。
楽天モバイルの契約するときに自分で決めているはずなので、わからない人は確認しておくようにしましょう。
最低利用期間をどれにしたかで、解約金の金額も変わってきます。

最低利用期間を超えていれば、解約金を払う必要はいずれもありません。
スーパーホーダイ以外のプランやキャンペーンで申し込んだ
スーパーホーダイ以外のプランやキャンペーンで申し込んだ場合は、それぞれ最低利用期間、解約金の金額も異なってきます。
以下にまとめてみましたので、確認してみてくださいね。

最低利用期間を超えていれば、解約金を払う必要はいずれもありません。
1-2.データSIMを解約する場合
データSIMを契約している場合は、基本的には最低利用期間が設定されておらず、いつ解約しても解約金がかかることはありません。
ただし、キャンペーンや特典での契約では最低利用期間・解約違約金(解約手数料)が設定されているので注意が必要です。
以下にまとめてみましたので、確認してみてください。

最低利用期間を超えていれば、解約金を払う必要はいずれもありません。
2.楽天モバイルを解約する方法

楽天モバイルの解約金についてお伝えし、理解していただけたと思います。
ここからは楽天モバイルの解約方法を見ていきましょう。
楽天モバイルでは「メンバーズステーション」でのみ解約・乗り換えの手続きができ、カスタマーセンター(電話)や店舗での解約はできません。
050データSIM(SMSあり)、データSIM(SMSなし)、通話SIMの3種類があると思いますが、いずれも解約方法は一緒です。
楽天モバイル自体の解約方法と楽天モバイルのオプションのみの解約方法の2つに分けて説明していきます。
それぞれ詳しく説明していきます。
※楽天モバイルを解約して他社へ乗り換えたい場合は、解約方法が異なるので、「3.楽天モバイルを解約し、他社へ乗り換える方法」をご覧ください。
2-1.楽天モバイルを解約する
楽天モバイルを解約する方法は次の2STEPです。
- 解約日を決める
- メンバーステーションで解約手続きを行う
順番に見ていきましょう。
STEP1.解約日を決める
当月16日~翌月15日までの間に解約手続きを行うと、翌月末解約となります。
例えば、2月末で解約したい場合、1月16日~2月15日に解約しましょう。
そのためまずは解約月を逆算し、解約のタイミングを決めることをおすすめします。
STEP2.メンバーズステーションで解約手続きを行う
今回は、通話SIMを解約する場合を例にしていきます。
まず、楽天モバイルの公式サイトの「メンバーズステーション」にログインします。
楽天モバイル SIMアプリをお持ちの方はそちらからでも可能です。

ログイン後、会員メニューより、「楽天モバイル解約申請」を選びます。

楽天モバイルの解約には、SIM番号が必要になります。
SIMカードの台紙、もしくは、SIMカード本体に書かれているので確認しておいてください。

注意事項や契約解除料について全て確認したら、「契約解除料について確認し同意いたしました。」をタップしてチェックマークをつけてください。
その後に「解約手続きに進む」をタップ。

「ご解約手続きの前に」と解約を引きとめるような内容が出てきますが、スクロールしてください。
「解約、MNPのお手続き方法を見る」という項目があるので、そこをタップ。

通話SIMを解約する場合のところにある、「楽天モバイル解約申請画面に進む」をタップ。

楽天モバイルの解約のアンケートに答える必要があるので、全て答えてください。

全て答えたら、「この内容で解約申請する」という項目があるのでタップ。

以上で解約手続きは完了です。
2-2.楽天モバイルのオプションのみ解約する
オプションも「メンバーズステーション」でのみ解約ができ、カスタマーセンター(電話)や店舗での解約はできません。
解約は次の2STEPです。
- 解約日を決める
- メンバーステーションで解約手続きを行う
それではそれぞれ詳しく説明します。
STEP1.解約日を決める
通話SIM、データSIMの解約と異なり、当月26日~翌月25日までの間に解約手続きを行うと、翌月末解約となります。
例えば、2月末で解約したい場合、1月26日~2月25日にオプション解約手続きをしましょう。
そのため、解約月を逆算し、解約のタイミングを決めることをおすすめします。
STEP2.メンバーズステーションで解約手続きを行う
まず、楽天モバイルの公式サイトの「メンバーズステーション」にログインします。
楽天モバイル SIMアプリをお持ちの方はそちらからでも可能です。
ログイン後、会員メニューより「オプションサービスの申し込み」を選び、続いて「オプション解約申請」を選びます。
あとは、案内にしたがって進めば、解約手続きは完了です。
3.楽天モバイルを解約し、他社へ乗り換える方法

楽天モバイルを解約し、他社に乗り換えるためには、MNP予約番号というものを発行する必要があります。
MNPとは、Mobile Number Portabilityの略で、電話番号を変えずに携帯電話のキャリアを変更するために必要な手続きのことです。
電話番号を変えてしまうと、今までのように電話を利用することができなくなり不便ですよね。
携帯キャリアを変えるなら、MNP予約番号発行の手続きは必ずするようにしてください。
楽天モバイルからMNPを使って、別のキャリアに移動する手続きの流れは次の3STEPです。
- 解約手続き日を決める
- MNP予約番号を入手する
- 乗り換え先のキャリアでプランを申し込む
順番に見ていきましょう。
STEP1.MNP予約番号を入手する日を決める
乗り換え先のキャリアで手続きを行う1週間前に、MNP予約番号を申込みましょう。
なぜなら、MNP予約番号申込から入手まで、2~3日かかってしまいます。
そのため、キャリア変更を決めたら、余裕をもってその一週間前に発行手続きをしましょう。
STEP2.MNP予約番号を入手する
楽天モバイルの公式サイトの「メンバーズステーション」にログインします。
楽天モバイル SIMアプリをお持ちの方はそちらからでも可能です。
ログイン後、会員メニューより「登録情報の設定変更」を選び、続いて「MNP予約番号発行・確認」を選びます。
あとは、案内にしたがって進めば、手続きは完了です。
STEP3.乗り換え先のキャリアでプランを申し込む
乗り換え先に取得したMNP予約番号を伝えましょう。
実店舗に行けば、申し込んだその日から使用できるため、スマホが使えないような空白期間をつくらずにすみます。
なるべく早く使用したいという人は、実店舗まで行くようにしましょう。
乗り換え先への手続きが完了した時点で、楽天モバイルの解約手続きは自動的に完了します。
3-1.MNP入手時の注意点
ここでは、MNP予約番号を入手するときの3つの注意点をお伝えします。
- MNP予約番号の有効期限が15日しかない
- 解約月の基本料金は日割り計算されない
- MNP転出手数料・解除料がかかる
それでは、それぞれ説明します。
注意点1.MNP予約番号の有効期限が15日間しかない
MNP予約番号の有効期限は、15日間しかありません。
15日を過ぎてしまうと、発行したMNP予約番号は無効となります。
ただし、無効となってしまっても、予約番号は何度でも再発行は可能です。
ですが、MNP予約番号の発行には2~3日かかるため、乗り換え先で手続きをする一週間前にMNP予約番号の申し込みをすることをおすすめします。
注意点2.解約月の基本料金は日割り計算されない
月途中でMNP転出で解約しても、月額基本料金は日割りされません。
さらに、MNPでの解約をした場合は、他社のMNP手続きが完了するまで、解約とみなされません。
そのため、解約手続きが月を越えないよう、当月末の1週間前には余裕をもって完了しましょう。
注意点3.MNP転出手数料・解除料がかかる
MNPを申し込む場合、手数料として3,000円(税抜)かかります。
ただし、予約番号の発行・再発行ではお金はかからないのでご安心してください。
MNP転出手数料は、他社の手続きが完了した時点で請求されます。
また、解除する場合は解除料が発生する場合があるため、注意しましょう。
4.ここは気をつけて!楽天モバイルを解約するときの注意点

楽天モバイルを解約の方法をお伝えしましたが、解約するときに注意してほしいことがあります。
それは、楽天モバイルを解約したら、SIMカードの返却を必ずするということです。
SIMカードの返却を忘れてしまうと、返却をしないと、損害金(再発行代)として3,000円が請求される可能性も。
返却期限は解約後1カ月なので、忘れないように早めに返却するようにしましょう。
4-1.SIMカードの返却方法
SIMカードを封筒に入れて送りましょう。
返却する時に、SIMカード以外に同封するものはありません。
そのため、SIMカードのみを封筒に入れた封筒に82円の切手を貼り、以下の返却先に普通郵便で発送すれば、完了です。
■返却先
〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
「楽天モバイル SIM返却係」宛
SIMカードは小さくてなくしやすいので、早めに送ることをおすすめします。
5.楽天モバイルから乗り換えるときのポイント

楽天モバイルから他社への乗り換えを考えるときに、必ず押さえておいてほしいポイントは、「料金だけではなく速度も考慮して選ぶ」ということです。
多くの人は、格安SIMを選ぶときに料金部分を比較して、一番安いものを選んでしまうがち、、、
Twitter上で、格安SIMを使っている人の口コミを調査していると、速度の部分で不満を持つ声をよく見かけました。
格安SIM使ってるんですけど😡今日の昼休み特にひどく繋がらない😡😡😡ドコモのときの速度制限より繋がらない😡😡😡激おこ😡😡😡
— たぬき (@tanuki_94) 2019年9月25日
大手キャリアから格安SIMに乗り換えたて1年くらい経つけどやっぱり速度遅すぎる。
これだったらキャリアに戻して、どこでも動画見れる環境作った方が最終的にお金回収できる気がしてきた— kuro (@kuro1618) 2019年9月23日
格安sim安いけど、やっぱり速度が劣るから大手に出戻るかなあ…オタ活に支障がある😭
— くぉにょん (@hamtora_17) 2019年9月20日
格安SIM各社の料金プランはそれほど大きく変わるものではなく、月数百円~1,000円以下のことがほとんどです。
しかし通信速度に関していえば、選ぶ格安SIMによって大きく異なってきます。
せっかく乗り換えたのに、思うように使えないとならないように、料金だけでなく、速度の部分も考慮して格安SIMを選ぶようにしましょう!!
5-1.速度を求めるなら格安SIMではなくサブブランドがおすすめ
料金も安く、通信速度もある程度速いものを利用したいという人には、格安SIMではなく大手キャリアの「サブブランド」を利用するのがおすすめです。
格安SIMは、回線を大手キャリアから借りているのに対し、サブブランドは、大手キャリアが直接運営しています。
なので、格安SIMのように速度が遅くなることはあまりなく、大手キャリアと同じぐらい快適に通信を行うことが可能です。
格安SIMの中で言うと
おすすめは「UQモバイル」か
「Ymobile」です。それ以外のmvnoは3大キャリアに
インフラを借りています。だから契約者数が増えると速度が
ガクンと落ちちゃうんですよね。
(お昼とか夕方)— かぶとら@ツイッターで学ぶ株投資術 (@nekonoshijimi) 2019年8月25日
安いです!
価格に惹かれ
乗り換えた
銭を失う
格安スマホ(格安SIMを契約するのであればUQmobileやYmobileのようなキャリアのサブブランドを強くおすすめします。ネットを使わない人は普通の格安SIMでいいです。)
— みるむ (@milm_ac) 2019年8月3日
また、全国各地に実店舗を構えているので、大手キャリアの時と同じように困ったことがあればすぐにサポートしてもらえる利点も。
速度が速いままで料金を下げたいという人は、サブブランドを検討するといいでしょう。
※サブブランドを展開しているのは、auとSoftbankの2社のみで、docomoにはサブブランドはありません。
6.楽天モバイルからの乗り換え先おすすめ3選

楽天モバイルから他社へ乗り換えるときに必ず押さえてほしいポイントをお伝えしました。
料金だけではなく、速度も考慮したうえで、おすすめの乗り換え先を2つお伝えします。
それぞれ見ていきましょう。
おすすめ1.ソフトバンクのサブブランド「Y!モバイル」

Y!モバイルはソフトバンクのサブブランドで、格安SIMよりも速度はかなり速く、安定して通信を行うことが可能です。
おすすめする他の理由としては以下の点が挙げられます。
- 月額2,680円から利用でき、10分間のかけ放題をつけることができる
- 契約期間の縛りなどもない
- 最大6カ月間月額料金が700円安くなる新規割キャンペーン
Y!モバイルのデメリットで言うと、データ容量の繰り越しができない点が挙げられます。
データ容量が余っても翌月に繰り越すことができないので、なるべく自分にピッタリ合うプランを選ぶことが大切です。
2019年10月1日からは2年間の縛りがなくなったので、いつでも解約することができます。
解約金がかからないので、まずはお試しで使ってみるのがおすすめですよ。
おすすめ2.auのサブブランド「UQモバイル」

UQモバイルはauのサブブランドで、Y!モバイルと同じように速度も速く、安定しているので、快適に使うことができます。
おすすめする他の理由としては以下の点が挙げられます。
- 月額2,680円から利用でき、10分間のかけ放題をつけることができる
- 契約期間の縛りなどもない
- 節約モードだとSNSや音楽ストリーミング利用時のデータ消費量ゼロ
Y!モバイルとの違いで言えば、UQモバイルはデータ容量の繰り越しができること。
また節約モードを使用すれば、SNSや音楽ストリーミングサービス利用時のデータ消費量をゼロにすることも可能です。
SNSや音楽ストリーミングサービスを利用する人で、通信制限になるべくかかりたくないという人は、UQモバイルをおすすめします。
こちらも契約期間の縛りはないので、まず使ってみることをおすすめします。
まとめ
この記事は、楽天モバイルの解約方法についてまとめました。
楽天モバイルではメンバーステーションからの解約が必須で、電話や店舗での解約はすることができません。
またSIMカードの返却も必ず必要ですので、注意するようにしましょう。
楽天モバイルからの乗り換えなら、大手キャリアのサブブランドである「Y!モバイル」か「UQモバイル」がおすすめです。
ぜひ参考に、より自分にあった格安SIMサービスを利用するようにしましょう。
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