新生活を始めるにあたり、自宅に固定電話があるほうが便利かもしれないと思う人もいますよね。しかし、携帯電話と違い、固定電話の契約は初めてで何から手を付けたらよいか迷ってしまいませんか。
この記事では、固定電話の契約方法や月々の料金といった基本情報を解説します。固定電話の契約はそれほど難しいものではないので、理解することでスムーズに契約を進めることができるでしょう。
目次
固定電話を個人で契約するときに選べる3つのサービス

固定電話を個人で契約する場合に、選べる電話回線サービスが3つあります。サービス内容をよく知らずに契約してしまうと損をしたり、変更手続きが面倒だったりするのではじめに電話回線サービスの基本情報を知っておきましょう。
以下は個人で固定電話を契約する際に選べる電話回線サービスです。
- ISDN回線
- アナログ回線
- ひかり電話
それぞれ詳細を確認しましょう。
ISDN回線
電話とFAXを別々の番号で利用したい場合は、NTT加入電話(アナログ回線)だと2回線分の契約が必要です。
ISDN回線は1回線の契約で2回線分利用することができる電話回線で、契約時の手間が少なくなります。また、停電時にも利用できるので安心です。
ただし、電話番号を2つ取得する場合は、ISDN回線の基本料金とは別に月額330円プラスされます。
アナログ回線
アナログ回線は一番シンプルなサービスで、1契約で1回線利用できる電話回線です。FAXを使用せず電話のみを利用したい場合は、アナログ回線をおすすめします。
ひかり電話
ひかり電話とは、インターネット回線を利用した電話回線です。ひかり電話を利用するには「光インターネット」の契約が必要となります。月額基本料が他の電話回線よりも安く利用できるほか、通信速度の速いインターネットも快適に利用可能です。
また、安心で便利なオプションサービスも豊富で「ナンバーディスプレイ」や「迷惑電話お断りサービス」など用途によってオプションサービスを追加できます。
固定電話を契約してから設置するまでの方法

固定電話を設置しようと思っても初めて契約する場合は、利用開始までにどのような手順や方法があるかわからないですよね。電話開通までは問い合わせから最短2日で完了します。
以下は契約から利用開始までの一連の流れです。
- 契約の問い合わせ
- 契約プランを決める
- 契約、申し込みをする
- 新規設置工事をする
それぞれ詳細を確認しましょう。
契約の問い合わせ
電話回線会社や代理店に電話やメールで問い合わせをします。24時間受付をしている事業者もあるため、お気軽に相談してみましょう。
契約プランを決める
利用用途によってオペレーターが自分に合う契約プランを提案してくれます。電話のみ利用したいのか、FAXなどの利用を検討しているのかなど、ヒアリングした上で最適なものを提案してくれるでしょう。
契約、申し込みをする
申し込みをして、複数の候補のなかから電話番号を選びます。ここまでの一連の流れを電話加入権ドットコムなら、24時間いつでも電話でスムーズにおこなうことができます。時間のないかたでもお仕事終わりの夕方以降や休日に相談できるのでおすすめです。
詳細は以下よりご確認ください。
新規設置工事をする
工事当日は立会いが必要となり、設置工事は9時〜17時の時間帯で建物の環境によって異なりますが、30分から60分ほどで完了するようです。設置工事が完了次第、電話が利用できます。
固定電話の契約には審査がある
固定電話は申し込めばすぐに利用できるわけではありません。NTTの回線を利用して固定電話を設置する場合設置する場合は、電話加入権が必要となります。
ひかり電話は電話加入権が不要ですが、そのほかのサービスを利用する人は以下の内容をご確認ください。
電話加入権とは?
電話加入権とは、NTTの加入電話回線を契約するための権利のことで、NTTに支払う「施設設置負担金」ともいいます。
NTTは戦後、アナログ回線の普及に必要な電線や電柱などを整備するための資金として、施設設置負担金を支払った人が電話を引く権利を与えていたそうです。
現在ではNTTの電話回線を経由しないサービスやひかり電話が登場し、電話加入権が不要な電話回線もあります。しかし、災害時などはNTT電話基地局が無事であれば連絡がとれるので、支払いをしておけばもしものときに安心です。
契約に必要な書類
固定電話の契約には身分証明書の提示が必要となり、契約にあたって審査があります。
個人名義で契約する場合は以下の確認書類のうち1つの提出が必要です。
- 日本発行の運転免許証
- 日本発行のパスポート
- 外国人登録証明書
- 船員手帳
- 海技免状
- 電気工事士免状
上記の書類がない人は、以下のなかから2つの書類の提出が必要となります。
- 保険証
- 障害者手帳
- 介護保険被保険者証
- 国民年金手帳
- 国民年金証書
- 印鑑登録証明書
- 戸籍謄(抄)本
- 住民票
上記のなかには申請などが必要なく、手元にある書類もあるので、準備しやすい書類を用意しましょう。
固定電話の契約時にかかる費用と月々の料金は?
固定電話の契約時にどのくらい費用がかかるのか気になりますよね。選択するサービスや契約する電話回線会社のキャンペーンによって異なりますが、代表的な料金を紹介します。
また、月額使用料を知ることで月々の家計のシミュレーションもしやすくなるでしょう。
以下は固定電話設置時にかかる初期費用です。
種別 | 加入電話 | ライトプラン | ひかり電話 |
---|---|---|---|
契約料 | 880円 | 880円 | 880円 (フレッツ光) |
施設設置負担金 | 39,600円 | 無料 | 無料 |
工事費 | 無料 | 2,200円 | 戸建て:19.800円 集合住宅:16,500円 + ひかり電話交換機等工事費用:3,300円 加入電話の休止工事費:1,100円 |
電話回線会社や代理店によって、工事費が安くなるキャンペーンをおこなっている場合があります。初期費用が安くなくても、月々の使用料が抑えられるプランもあります。
以下は主な電話回線サービスの月額使用料です。
回線種別 | 3級局 | 2級局 | 1級局 |
加入電話(プッシュ回線用) | 2,750円 | 2,640円 | 2,640円 |
ライトプラン(プッシュ回線用) | 3,025円 | 2,915円 | 2,915円 |
ひかり電話(基本プラン) | 550円 | ||
アナログ回線 | 2,585円 | 2,475円 | 2,255円 |
ISDN回線 | 3,718円 |
上記の基本料にプラス通話料がかかります。固定電話を利用して通話をする頻度によってプランを選んでもよいでしょう。
また、固定電話宛の通話料金は3分で8円~、携帯電話宛でも17円~と、携帯で通話するより安く済みます。契約するプランや電話回線会社によって料金が異なりますので、申し込みときに確認することをおすすめします。
固定電話の料金については、電話加入権ドットコムで申し込めば、初期工事費と電話加入権が無料になる可能性があります。
また、最短即日で電話番号を取得でき、基本料金も550円~と低料金のプランも選べて魅力的です。早く電話を開通させたい人や費用を安く済ませたい人は、一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
固定電話の契約は用途にあわせて選ぼう!
固定電話に契約し、実際に設置するまでの方法は難しいものではありません。本記事で紹介した内容をもとに固定電話の契約を進めましょう。
また、固定電話を設置する場合は電話加入権ドットコムがおすすめです。最短即日で電話番号が取得でき、基本料金も安いので気になる人は以下のリンクより詳細をご確認ください。