イーサネットとは?用途別のケーブルの選び方まですべて解説!

イーサネットって何だろう?とお調べですね。

イーサネットは一般的にはLANケーブルのことを意味します。

イーサネットを何も知らずに選んでしまうと、インターネットの回線速度が遅くなることも。

そこでここでは、イーサネットの種類から用途別の選び方まで初心者でもわかるように簡単に解説していきます。

「イーサネットとは何なのか」という疑問を解消し、イーサネットをうまく活用して、インターネット環境を劇的に改善しましょう!

1.イーサネットとは?

イーサネット

イーサネットとは、一般的にLANケーブルのことを指します。

厳密にはパソコンや機器を有線接続する通信規格の一つで、有線接続するためのルールのようなものです。

例えば、パソコンと機器をケーブルで繋ごうとしても、ケーブルの差し込み口の形状がバラバラだと繋ぐのも一苦労ですよね。

実際に有線ケーブルが登場した時、異なるメーカーの機器同士で繋ぐことができませんでした。

そこでケーブルの形状などいろんな約束をひとまとめにしたルールが「イーサネット」です。

イーサネット

このイーサネットが登場して、異なるメーカーの機器同士で繋ぐことが可能になりました。

そしてこのイーサネットというルールを守って作られたケーブルで、最も身近で普及されているのがLANケーブルです。

そのため、イーサネットとは一般的にLANケーブルを指すことが多くなりました。

1-1.LANケーブル以外のイーサネットケーブルの種類

イーサネットはLANケーブルのことを指すことがほとんど、とお伝えしました。

しかし、ごくまれに以下2つのことを指す場合もあります。

それぞれのケーブルについて詳しく紹介していきます。

種類1.光ファイバーケーブル

光ファイバーケーブル

光ファイバーケーブルは、主にマンションなどで利用されているイーサネットケーブルです。

光ファイバーケーブルについて以下にまとめてみました。

ケーブル 光ファイバーケーブル
主な用途 マンション・屋外
特徴 高速通信

光ファイバーケーブルの中は光が通っています。

光は非常に高速で、ノイズに強いという特性を持っているんですね。

しかし、折り曲げに弱く導入コストが非常に高価という手軽に利用できないデメリットを持ちます。

そのため一般家庭ではあまり利用されませんが、マンションのような大規模な環境に適したイーサネットケーブルとなっているんですね。

種類2.同軸ケーブル

同軸ケーブル

同軸ケーブルは、主にテレビなどに使われているイーサネットケーブルです。

同軸ケーブルについて以下にまとめてみました。

ケーブル 同軸ケーブル
主な用途 テレビ
特徴 電波の通り道

アンテナから受信した電波をテレビへ送信するために、受信した電波の通り道となるケーブルとして利用されています。

また、テレビの電波は通常のデジタル放送に加え、BS放送CS放送など様々な周波数の電波が存在しますよね。

同軸ケーブルは高周波の電波にも強く、接続や中継が容易という特徴があります。

高周波の電波に耐える設計上、絡み合いや折り曲げに弱いですが、テレビにはとても最適なイーサネットケーブルとなっているんですね。

1-2.無線版イーサネット「WiFi」

WiFi

イーサネットは有線接続するためのルールと紹介してきましたが、イーサネットの無線版となる存在が「WiFi」です。

WiFiとは無線接続するためのルールで、無線接続が登場した頃は異なるメーカーの機器が無線接続できませんでしたが、WiFiの登場により接続が可能になりました。

WiFiの普及により、無線接続のことをWiFiと呼んだり、無線ルーターのことをWiFiルーターと呼ばれるようになったんですね。

最近では持ち運びができるタイプのポケットWiFiが便利で人気を集めています。

外ではもちろん、家でも安く速く簡単にネットに接続することができるため人気を集めているんですね。

ポケットWiFiの中ではWiMAXという非常におすすめのポケットWiFiが存在するので、興味のある人はこちらの記事をご覧ください。

UQWiMAXロゴ

【2019年最新版】『UQ WiMAX』ポケットWiFiを徹底解説!

2019.10.27

2.LANケーブルの失敗しない選び方

LANケーブルの種類

イーサネットにはいくつか種類があることを紹介してきました。

ここからはイーサネットの中でも最も身近に利用されているLANケーブルについて詳しく見ていきましょう。

LANケーブルにもいくつか種類がありますが、ここでは失敗しないおすすめの選び方をご紹介します!

それぞれの選び方について詳しく紹介していきます。

選び方1.カテゴリー6aを選ぶ

LANケーブルにはカテゴリ−と呼ばれる規格が存在します。

LANケーブルはケーブルの種類によって情報を伝達できる速度が異なるのですが、その上限速度をまとめたのが「カテゴリー」と呼ばれる規格です。

カテゴリーは、カテゴリーを指すCATの後ろの数字が大きくなるほど機能がよくなっていくのがポイント

カテゴリー 通信速度上限 概要
CAT5 100Mbps 古くて遅い規格
CAT5e CAT6 1Gbps 一般的な規格
CAT6a CAT6e 10Gbps 一般利用で最速の規格
CAT7 10Gbps STPケーブル対応規格

LANケーブルを利用していてインターネットの速度が遅い場合、CAT5のケーブルを使っていたということがよくあります。

CAT6Aケーブル

LANケーブルのパッケージにはカテゴリーの表記が必ずありますので、CAT6aと表記されているものを選びましょう。

選び方2.UTPケーブルを選ぶ

UTPケーブルとSTPケーブルと呼ばれる種類の異なるケーブルがあります。

基本的にLANケーブルを購入する時は、UTPケーブルを選ぶようにしましょう。

UTPケーブルとSTPケーブルの違いを以下の表にまとめてみました。

  UTPケーブル STPケーブル
用途 一般家庭や通常利用 サーバー用や工場用
特徴 シールド加工されていない シールド加工されている
メリット 導入が容易 ノイズに強い
デメリット ノイズが多い環境では不向き 導入方法を誤ると逆効果

家電量販店などで販売されているLANケーブルや、ネットワーク機器など購入した際に同梱してあるLANケーブルの大多数がUTPケーブルです。

STPケーブルは、接続する機器がノイズを除去する機能に対応してある必要があります。

一般家庭で利用する無線ルーターやハブ・ゲーム機は、ほとんどSTPケーブルに対応していません。

そのため、一般家庭でSTPケーブルを利用する必要はなく、逆に余計なノイズを発生させてしまう恐れがあるので注意が必要です。

特別な理由がない限り、UTPケーブルを選ぶようにしましょう。

STPcable

CAT7のケーブルはSTPケーブルです。

UTPケーブルはパッケージに表記がないことが多いですが、STPケーブルはパッケージに表記があることが多いため注意して選びましょう。

選び方3.ケーブルの形状を見て選ぶ

LANケーブルにはいろいろな形状のケーブルが存在します。

形状によって用途が異なるので、以下の表に簡単にまとめてみました。

形状 フラット 極細
特徴 薄い 細い
用途 ドア下などの狭い場所 複雑な環境

注意すべき点は、メーカーによって折り曲げに強いケーブルのことをフラットケーブルと呼んだり、他の名称がつけられている点です。

購入の際にはケーブルの名称だけを見るのではなく、自分の目的に応じたケーブルを注意深く選ぶようにしましょう。

フラットケーブル

ケーブルの形状に関しても基本的にパッケージに表記があります。

フラットケーブルの場合はパッケージにも表記がありますし、ケーブルが薄いのも一目瞭然ですね。

3.【用途別】おすすめのイーサネット(LANケーブル)を紹介!

LANケーブル

イーサネット(LANケーブル)を選ぶポイントについてお伝えしました。

選ぶべきポイントはわかったけど、実際にどのLANケーブルがおすすめなのか知りたいという人もいますよね。

最適なネット環境を作り上げるためには、用途によってLANケーブルではなく無線やモバイルWiFiのほうが適切なこともあるんです。

そこで、ここでは用途に応じたおすすめのイーサネットや機器をご紹介します。

利用用途 おすすめ
快適にネットやオンラインゲームをしたい CAT6a(6e)LANケーブル
ドア下や狭い隙間にケーブル通したい フラットLANケーブル
複雑な配線で利用したい 極細LANケーブル

あなたの目的に合ったLANケーブルを見つけましょう!

用途1.快適にネットやオンラインゲームを楽しみたい場合

CAT6A

快適にネットやオンラインゲームを楽しみたい場合はCAT6aかCAT6eのLANケーブルがおすすめです。

CAT7のLANケーブルはSTPケーブルのため、一般家庭で利用すると逆に速度の低下を招く恐れがあります。

CAT6もあれば十分な速度が期待できますが、ゲームの速度やネットの速度に少しでもこだわりたい方はCAT6aかCAT6eがおすすめです。

用途2.ドア下や狭い隙間にLANケーブルを通したい場合

FLAT

ドア下や狭い隙間にLANケーブルを通したい場合はフラットケーブルがおすすめです。

フラットケーブルは通常のLANケーブルと比べて形状がとても薄くなっています。

そのためドア下などの狭い隙間にはフラットケーブルがおすすめです。

購入の際はパッケージに「フラットケーブル」と記載されているものか、見た目でケーブルの形状が薄くなっているものを選ぶようにしましょう。

用途3.複雑な配線で利用したい場合

極細ケーブル

 

複雑な配線で利用したい場合は極細LANケーブルがおすすめです。

極細ケーブルは通常のケーブルと比べて耐久力が高く、取り回しがしやすいケーブルになっています。

複雑な配線で利用される場合は耐久力に特化した極細ケーブルを選ぶようにしましょう。

4.イーサネットコンバータとは?

イーサネットコンバーターを図で解説

イーサネットについて調べていると「イーサネットコンバータ」という文字をよく目にしないでしょうか?

ここではイーサネットコンバータについてご紹介します。

イーサネットコンバータは有線LANを無線化するアダプタです。

無線機能がないパソコンに、イーサネットコンバータを接続すると、無線でWiFiに接続することが可能になります。

他にも無線機能のないテレビなどにも利用することが可能です。

4ー1.イーサネットコンバータと無線子機の違いは?

「イーサネットコンバータと、無線子機の機能が一緒じゃないのか?」と疑問に思われた人もいるのではないでしょうか。

基本的にパソコン以外の機器で使う時はイーサネットコンバータ、パソコンで使う時は無線子機がおすすめです。

それではそんなイーサネットコンバータと無線子機の違いは一体何なのでしょうか。

次の表で違いをまとめてみました。

  イーサネットコンバータ 無線子機
機能 機器に無線機能を加える 機器に無線機能を加える
接続方法 LANケーブル USBケーブル
主な接続機器 PC・ハブ・テレビなど PC

機能は一緒ですが、接続方法や接続する機器に違いがあることに気づきましたか?

どちらを使うべきなのかについてもまとめてみましたので紹介します。

イーサネットコンバータを利用した方がいい場合

イーサネットコンバータを利用したほうがいい場合は、パソコンのUSBポートに余裕がない場合や、パソコン以外の機器に利用する場合です。

イーサネットコンバータは、LANケーブルで接続する機器なので、パソコンからLANケーブルを使うことによりUSBポートを節約して無線環境を作ることができます。

また、テレビやハブなどにもイーサネットコンバータを利用することができるのが便利です。

無線子機を利用した方がいい場合

パソコンで利用し、USBポートに余裕がある場合は無線子機をおすすめです。

イーサネットコンバータと比較すると、無線子機のほうが最新の製品が多く発売されている傾向があります。

パソコン以外の製品の場合だと無線子機を利用するのは難しいですが、パソコンの場合は無線子機がおすすめですね。

4-2.イーサネットコンバータはもう出回っていない

ここまでイーサネットコンバータについて紹介してきました。

ですが、実はイーサネットコンバータは現在あまり出回っていません。

その代わり、イーサネットコンバータとして利用できる無線LAN中継器が存在します。

LANケーブルの差込口がある中継器はイーサネットコンバータとして利用可能です。

まとめ

『イーサネットとは何か』『用途別おすすめLANケーブル』『イーサネットコンバータ』について詳しく説明をしてきました。

イーサネットはあなたのインターネット環境を劇的に改善するものです。

この記事を参考にあなたに合ったイーサネット規格を見つけましょう!

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