ドコモの電波が繋がらず困った経験はありませんか。電波が繋がらないときには、使用している環境やスマートフォンの設定を見直してみると解決する場合があります。
この記事では、ドコモの電波が繋がりづらくなる原因や対処法について解説します。電波が繋がらないときでも原因や対処法を知っていれば、焦らず冷静に対応できるでしょう。
目次
ドコモの電波が繋がらない6つの原因

ドコモのスマートフォンでインターネットを使っているときに急に電波が悪くなり困ったことはありませんか。電波が悪いときはシステム障害のほか、スマートフォン自体の設定に問題があるかもしれません。
以下はドコモの電波が悪いときに考えられる原因です。
- 通信環境が悪い場所にいる
- システム障害が起きている
- 通信速度が制限されている
- モバイルデータ通信がオフになっている
- 機内モードになっている
- APN設定に問題がある
それぞれの詳細を確認してみましょう。
通信環境が悪い場所にいる
ドコモの電波が繋がらない原因としては、通信環境が悪い場所にいる可能性があります。
室内の場合は、窓の有無や大きさによって室内での電波の強さに違いがでることがあるようです。
そのほかにも、半地下のような屋外や屋内の基地局両方からの電波が届きにくい場所では電波が弱くなり、電波が繋がりづらくなります。
また、以下のような場所にいる際にも繋がりにくいことがあります。
- 車や電車のなか
- ビルの地下や地下鉄の駅構内
- 高層階や樹木などで囲まれている環境
- スマートフォンの利用率が高い場所や時間帯
屋外に比べると、室内や電車の中は電波を遮る要素が多くあることがわかりますね。高層階や地下も電波が届きづらくなるため、地上に出るなど場所を変えることで改善する可能性があります。
システム障害が起きている
システム障害が起こると、復旧するまでの間はモバイルデータ通信でのインターネット接続ができなくなります。システム障害が起こる原因は主に、アクセス集中やサイバー攻撃、ハードウェア障害などです。
システム障害が起こっている場合は、WiFi環境があればスマートフォンが使えるので、自宅や近くのカフェのWiFiを利用して、ドコモのサポートページで情報を確認しましょう。
通信速度が制限されている
契約プランによって異なりますが、高速でデータ通信が使えるのは〇GBまでと制限が決まっているプランもあります。上限を超えてしまうと通信速度が大幅に低下し、スムーズにネットを利用できなくなるため電波が悪いと感じることがあります。
電波が悪いと感じることが頻繁にあるようであれば、契約プランやドコモのマイページでデータ通信残量を確認してみましょう。
また、通信速度の制限が気になる人はahamoへの乗り換えもおすすめです。
気になる人は以下のリンクより詳細をご確認ください。
モバイルデータ通信がオフになっている
スマートフォン本体の設定でモバイルデータ通信がオフになっている場合があります。
ドコモの電波が繋がらない場合は、お使いスマートフォンによって異なりますが、iPhoneの場合は「設定」の「モバイル通信」から「モバイルデータ通信」がオンになっているか確認してみましょう。
また、使用するアプリによってモバイルデータ通信を利用しない設定になっていることもあります。特定のアプリが使えない場合は、アプリの設定を確認することもおすすめです。
機内モードになっている
機内モードとは、スマートフォンの設定にある無線通信をオフにする設定のことです。機内モードに設定されていると、モバイルデータ通信やWiFi、Bluetoothの接続がオフになります。
誤操作で機内モードがオンになっていることもあるので、急に通信が途切れたときは確認するとよいでしょう。
APN設定に問題がある
ドコモは設定の必要がないので考えづらいですが、APN設定に問題があることも考えられます。APN設定とはアクセスポイントネームの略で、スマートフォンにインターネットの接続先を認識させる重要なサーバー接続設定のことです。
モバイルネットワークのアクセスポイント名に不備があると電波が繋がらないので、1つの原因として知っておきましょう。
ドコモの4Gが繋がらないときの4つの対処法
ドコモで通話はできるのに4Gが繋がらないことがあります。主にドコモで通信障害が起こった後に「4Gに繋がらない」といった声がネットで複数ありました。
以下はドコモの通信障害復旧後も4Gに繋がらない場合の対処法です。
- スマートフォン本体を再起動する
- モバイルデータ通信をオンにする
- 機内モードをオフにする
- APNを再設定する
それぞれ詳細を確認しましょう。
スマートフォン本体を再起動する
手っ取り早い方法としては、一度スマートフォンの電源を落とし再起動することです。スマートフォンは長時間使い続けると、システムやアプリの動作が不安定になります再起動すると、システムやアプリ、メモリの状態がリセットされて電波が改善されることがあります。
電波が悪くなったときや、アプリが上手く起動しないときは試してみてくださいね。
モバイルデータ通信をオンにする
スマートフォンのモバイルデータ通信を一度オフにしてから、再度オンに設定すると通信状況が改善することがあります。この理由は、通信をオフにすると繋がっていた通信環境を一度リセットできるからです。
また、スマートフォンの設定で通話のオプションから「音声通話とデータ」の項目の「4G」を一度4G以外の回線に変更し、再度4Gに戻すことも試してみましょう。一度別の回線にしてから4Gに戻すことで、モバイル通信ネットワークの再検索がおこなわれ、4Gネットワークを掴めた場合は4G接続で復帰する場合もあります。
機内モードをオフにする
設定から機内モードを一度オフにして、再度オンに戻すと通信がスムーズに回復することもあります。機内モードをオンにして通信接続を一度切断し、オフにして再接続することで「接続状況のリセット」をしてくれるのです。
APNを再設定する
スマートフォンにインターネットの接続先を認識させるAPN設定ですが、初期設定で不備があるとインターネットに接続することができません。
ドコモでスマートフォンの契約をした場合はあらかじめ設定されているため、ほとんど不備はないと思いますが、他社から切り替えて自分で設定する場合は注意しましょう。ドコモの「APN設定について」を確認するとスムーズに設定できます。
対処法を試しても繋がらない場合はどうする?

ここまで紹介した対処法や環境の見直しをしても電波が悪い場合はドコモのサポートを利用しましょう。
ドコモのスマートフォンで故障やトラブルの際に、チャット形式で回答してくれるおたすけロボットは24時間いつでも利用できます。電波が繋がらない、通信速度が遅いといった内容にも返答があるため、ドコモショップに行けないときやコールセンターに繋がらないときは利用してみるといいでしょう。
また、電波を改善してほしい場所があるなどの要望は「電波のお困りごと窓口」からメールで問い合わせることもおすすめします。
ドコモの電波が繋がらないときには使用する場所や設定を確認してみよう

ドコモの電波が繋がらない原因は、使用する場所やスマートフォン本体の設定により通信が途切れている可能性があると考えられます。
今回紹介した対処法を試してみても改善されない場合は、システム障害やスマートフォンの故障が考えられるため、お近くのドコモ店舗やWiFi環境でドコモに問い合わせるなどして原因究明することをおすすめします。
この記事を読んで、ドコモの電波が繋がらない時でも焦らず適切に対処して、快適なスマートフォンライフを楽しんでいただけたら幸いです。