10Mbpsの通信速度で何ができる?目的別に詳しく解説

10Mbpsの通信速度で何ができる?目的別に詳しく解説

スマートフォンでインターネットを使うときに、読み込みが遅いと感じたことはありませんか。

インターネットを使うときは、目的別にどれくらいの通信速度が必要かを知っておくべきです。

結論、インターネットの通信速度は10Mbpsあれば十分とされています。

当記事では、インターネットの通信速度における10Mbpsで、実際どれくらいの速度で何ができるのかを詳しく解説していきます。

また、通信速度の測定ツールも紹介しますので、実際に今の通信環境を把握することができます。

インターネットの通信速度10Mbpsの知識を得ることで、必要最低限のインターネット環境や快適なインターネット環境を構築することができます。

通信速度10Mbpsとは?

通信速度10Mbpsとは?

はじめに、通信速度10Mbpsの基礎知識を詳しく解説していきます。

読み方や単位、種類を把握することで、より深く通信速度について理解することができます。また、インターネットを利用するうえで、知っておいて損はないと言えます。

初めて見る単語やアルファベットに戸惑うかもしれませんが、かんたんに分かりやすく解説していきますね。

bpsの読み方や単位の意味は?

まずは、bpsの読み方や意味を把握していきましょう。

bpsとはbit per second(ビット、パー、セコンド)のことで、ビーピーエスと読みます。その意味は、1秒間に転送できるデータ量のこと。

このデータ量が多いほど通信速度が速くなり、少ないほど通信速度が遅いということになります。

たとえば、10Mbpsの場合は、1秒間に10MBのデータを転送できます。

ただ、インターネットの通信には上りと下りというものが存在し、使用目的によっては気にする必要があるのです。

ウェブサイトの閲覧や動画視聴などでインターネットを使うときは、受信速度を示す下りがメインになるので、基本的に通信速度は下りだけみていれば問題ありません。

送信速度を示す上りは、LINEで画像や動画を送信したり、画像をSNSにアップするときなどに影響を受けます。

頻繁に動画を投稿する場合や、データを送信することが多い場合は、上りの通信速度を気にしてみましょう。

データの大きさを表す3つの単位

インターネットで送受信するデータには、大きく3つの単位があります。

  • Kbps(キロビーピーエス)
  • Mbps(メガビーピーエス)
  • Gbps(ギガビーピーエス)

そして、3つの単位の関係は、次のとおりになっています。

  • 1,000bps=1Kbps
  • 1,000Kbps=1Mbps
  • 1,000Mbps=1Gbps

かんたんに説明しますね。

今回ご紹介するM(メガ)は、インターネットのデータ量において真ん中の位置にあり、通信速度の目安となる単位となっています。

その上の単位G(ギガ)になると、データ量の最上級となり、使用目的問わず快適にデータの送受信ができる大きさです。

逆にK(キロ)は、データ量における最低単位となり、YouTubeやオンラインゲームをするには少しストレスを感じてしまうデータ量になってしまいます。

10Mbpsはどれくらいの速度なのか?

10Mbpsはどれくらいの速度なのか?

では、実際に10Mbpsがどれくらいの速度なのかを解説します。

結論、インターネットにおける10Mbpsの通信速度は、ほぼ何でもできる環境にあります。

ただ、使用目的によって10Mbpsでは足りない場合や、10Mbpsも必要ない場合も存在します。

ここからは、10Mbpsの通信環境で実際に何ができて、何ができないのかを紹介しますので、自分に合った通信速度を見極める為に参考にしてください。

10Mbpsの速度でできること

10Mbpsの速度であれば、インターネットを使うほとんどのサービスを快適に楽しむことができます。

10Mbpsの速度でできることは、具体的に以下のとおりです。

  • ウエブサイトの閲覧
  • LINEやメール
  • オンラインゲーム(主にテーブルゲーム)
  • Zoom会議
  • YouTube視聴
  • NetFlix、U-NEXTなどの動画視聴(標準画質)

1つずつ詳しく見ていきましょう。

ウェブサイトの閲覧

ウェブサイトの閲覧をする為に必要な通信速度は500Kbps~1Mbpsとされていて、10Mbpsもあれば快適なネットサーフィンができます。

ただ、通信速度が500Kbps以下になってしまうと、一気に通信速度が遅くなり、ウェブサイトを閲覧するだけでもかなりのストレスを感じてしまうことになるので注意が必要です。

500Kbpsについては以下の記事を参考にしてみてください。

500Kbpsは遅すぎて使えない?どのくらいの速度なのか解説

500Kbpsは遅すぎて使えない?どのくらいの速度なのか解説

2022.2.2

LINEやメール

LINEやメールでのやりとりは、500Kbpsあれば問題なく使用することができます。

さらに、1Mbpsもあれば画像や動画などをストレスなく送信できるレベル。

1Mbpsについても実際に検証した記事もありますので、参考にしてみてください。

1Mbps

1Mbpsは動画も見れる?どのくらいの速度なのか検証してみた

2020.11.22

10Mbpsの通信速度があればまったく気にする必要はないと言えるでしょう。

オンラインゲーム(主にテーブルゲーム)

オンラインゲームに関しては、基本的に10Mbpsあればだいたいのゲームが遊べます。

なかでも、麻雀、トランプ、パズルなどのオンラインゲームは快適な環境で遊べるでしょう。

しかし、動きが激しく瞬発力を必要とするゲームの場合は、通信速度よりもPing値というものが重要となります。

Ping値とは、ボタンを押してゲームに反映されるまでの速度を表したもので、このPing値が低いほど、ゲームを快適に遊ぶことができます。

Ping値は、通信速度と比例してよくなるものではないので注意が必要。通信速度が速いからといって、Ping値が低くなるとは限りません。

Zoom会議

Zoomを使用する際の通信速度は、10Mbps~15Mbpsとなっています。

ただ、Zoomの場合は参加人数や参加者の通信速度にも影響されるため、どれくらいの速度があればよいとは一概に言えません。

あくまでも目安として参考にしてください。

YouTube視聴

YouTubeに関しては、画質によって快適に見られるかどうかが決まります。

10Mbpsの通信速度では、YouTubeの最大画質1,080pでも快適に視聴することが可能。

ちなみに、1Mbpsになってしまうと480pまで画質を落とさないと読み込みが遅く、動画を見ることは困難になってしまいます。

NetflixやU-NEXT、Amazonプライムなどの動画視聴(標準画質)

NetflixやU-NEXT、Amazonプライムなどのサブスクリプション制の動画配信サービスを利用する際の推奨通信速度は、1.5~3Mbps以上となっています。

しかし、この推奨通信速度は、標準画質で視聴することが条件となっていて、高画質(4K)で視聴したい場合は、さらに速い通信環境が必要です。

逆に、低画質でもよいという場合は、1Mbps以下でも十分視聴することが可能になっていますよ。

10Mbpsの速度でできないこと

10Mbpsの速度があれば、基本的にインターネットを快適に利用できますが、なかには快適に通信ができず不都合を感じる場合もあります。

10Mbpsの速度でできないことは以下のとおりです。

  • 動画視聴(高画質4K)
  • オンラインゲーム(FPS、TPS、格闘)
  • 1GBを超えるデータの送受信

それぞれ詳しく解説していきますね。

動画視聴(高画質4k)

残念ながら、高画質(4k)での動画を見ることは難しいです。

読み込みに時間をかけて再生させることは可能ですが、連続で再生させることができません。

もし、高画質(4k)で動画を見たい場合は、30Mbps以上の通信速度が必要になります。

オンラインゲーム(FPS、TPS、格闘)

動きが多いFPSやTPS、格闘などのオンラインゲームを10Mbpsの通信環境で遊ぶ場合、キャラクターの動きにカクつきやラグが発生する可能性が高く、快適に遊ぶことはできません。

たとえば、「フォートナイト」や「荒野行動」のように繊細な動きや瞬発力を要するゲームを快適に遊ぶには、30Mbps以上の通信環境を構築する必要があります。

また、Ping値が50ms以下であれば、さらに快適に遊べるでしょう。

1GBを超えるデータの送受信

大容量のデータを送受信する場合も、10Mbpsではかなり厳しくなってしまいます。

とくに、1GBを超えるデータをダウンロードするとなると15分ほどかかってしまい、かなりのストレスを感じてしまうことになります。

アプリのダウンロード、画像や動画の送受信を頻繁におこなう場合は、10Mbps以上の通信環境を構築することが必要ですね。

通信速度を計算する方法

通信速度を計算する方法

スマートフォンやパソコンの通信速度は、以下のサイトを使用することで簡単に測定することができます。

  • SpeedCheck
  • GoogleSpeedTest
  • FAST.com

測定するサイトによって多少数値に誤差が出ますが、気にするほどではありません。

これらの通信速度測定サイトの使い方についてかんたんに解説していきますね。

SpeedCheck

スピードテストのページで「StartTest」を押すだけで、通信速度を測定することができます。

また、アプリ版もあるので、日常的に使う場合はインストールしておくことをおすすめします。

GoogleSpeedTest

Googleで「Googleスピードテスト」と検索します。

検索結果画面の一番上に、インターネット速度テストという表示が出るのでそのなかの速度テストを実行を押しましょう。

これですぐに、通信速度を測定してくれます。

FAST.com

FAST.comのページに入ると自動的に測定が開始されます。

FAST.comのよいところは、測定後に詳細を表示を押すことで、Ping値や上りの数値を知ることができることです。

FPS、TPS、格闘オンラインゲームをプレイする際は、FAST.comで通信速度を測定するのがおすすめです。

10Mbpsしか出ないときの原因と対処法

10Mbpsしか出ないときの原因と対処法

本来10Mbps以上の通信速度が出るはずなのに、あらゆる原因で10Mbpsより遅くなってしまうことがあります。

その原因を突き止めることができれば、速度が遅い理由が分かり、対処法もスムーズに見つけられるでしょう。

ここからは、通信速度が10Mbpsしかでない、または10Mbps以下になってしまう原因と、対処法について解説します。

速度が出ない原因

まずは、速度が出ない原因をまとめます。

  • 電波を受信しにくい環境にいる
  • 複数の接続している
  • ルーター、端末のスペックが低い
  • 回線の混雑
  • 速度制限を受けている

速度が出ない原因は、意外と単純なものが多いです。

推奨される電波環境で使用していなかったり、そもそもルーターや端末のスペックが低く通信速度に対応していなかったり。

また、回線が混雑している時間帯の使用や、気付かないうちに速度制限がかかっていたなんてこともよくあるのです。

次項では、速度が出ないときの対処法について解説していきます。

速度が出ないときの対処法

速度が出ないときの対処法は、以下のとおりになります。

  • 電源を切って再起動
  • ブラウザキャッシュを削除する
  • 使用していなアプリを閉じる
  • スペックの高い機種に切り替える
  • 速度制限が解除されるのを待つ

まずは、ルーターや端末の状態を見直すのが手っ取り早いです。

電源の入り切りやブラウザキャッシュの削除、使用していないアプリを閉じるなどの対策で通信速度が戻る場合があります。

簡単にできることばかりなので、自分でやれることはとにかく試してみましょう。

それでも速度が改善されない場合は、スペックの高い機種に切り替えたり、光回線を契約したりなど通信環境を見直す必要があるかもしれません。

10Mbpsの速度でできることは意外に多い

10Mbpsの速度でできることは意外に多い

10Mbpsの通信速度でできることは意外に多く、基本的に困ることはありませんが、使用目的によっては通信環境を改善する必要があります。

とくに、以下の場合は注意が必要です。

  • 高解像度(4K)の動画を見る
  • FPS、TPS、格闘オンラインゲームをやる
  • 1GBを超える動画やアプリを頻繁にダウンロードする

一方、ウェブサイトの閲覧、LINE、メールの送受信、YouTube、Zoomなどを使用する分には10Mbpsあれば十分と言えます。

自分に合った通信速度をしっかりと見極め、快適なインターネット環境を整えましょう。

ゲームにも使用できるインターネット環境を探している方はこちらの記事も参考にしてみてください。

ゲーム用のおすすめポケットWiFi 5選!おすすめの選び方も解説

もう迷わない!ゲーム用のおすすめポケットWiFiとその選び方を徹底解説

2022.1.20